開発環境と本番環境で異なるNode.jsバージョンを指定する方法

2024-04-02

package.jsonで必要なNode.jsバージョンを指定する方法

必要なNode.jsバージョンを指定することで、以下のメリットがあります。

  • 開発者・利用者が、互換性のあるNode.jsバージョンで実行できることを確認できる
  • 古いバージョンのNode.jsで発生する、互換性問題を防ぐことができる

必要なNode.jsバージョンを指定する方法

必要なNode.jsバージョンは、package.jsonファイルのenginesフィールドで指定します。enginesフィールドは、オブジェクト形式で記述します。

{
  "name": "my-package",
  "version": "1.0.0",
  "engines": {
    "node": ">=14.0.0"
  }
}

上記の例では、Node.js 14.0.0以上が必要であることを指定しています。

バージョン指定には、以下の記号を使用できます。

  • >=: 指定されたバージョン以上
  • ^: 指定されたメジャーバージョン.マイナーバージョン.0以上

例:

  • >=14.0.0: Node.js 14.0.0以上

複数のバージョンを指定する場合は、カンマで区切ります。

{
  "name": "my-package",
  "version": "1.0.0",
  "engines": {
    "node": ">=14.0.0, <=16.0.0"
  }
}

package.jsonファイルのenginesフィールドを使用することで、必要なNode.jsバージョンを簡単に指定できます。互換性問題を防ぎ、開発者・利用者に快適な開発環境を提供するために、必要なNode.jsバージョンを明記することを強く推奨します。

補足

  • npm installコマンドを実行する際に、--engine-strictオプションを指定すると、enginesフィールドで指定されたバージョン以外のNode.jsでインストールしようとすると警告が表示されます。
  • enginesフィールドは、開発環境と本番環境で異なるバージョンを指定することができます。



{
  "name": "my-package",
  "version": "1.0.0",
  "description": "This is a sample package.",
  "main": "index.js",
  "scripts": {
    "start": "node index.js"
  },
  "keywords": ["node", "sample"],
  "author": "Bard",
  "license": "MIT",
  "dependencies": {
    "express": "^4.17.1"
  },
  "devDependencies": {
    "mocha": "^8.4.0"
  },
  "engines": {
    "node": ">=14.0.0, <=16.0.0"
  }
}

上記の例では、以下の情報を記述しています。

  • パッケージ名: my-package
  • バージョン: 1.0.0
  • 説明: This is a sample package.
  • メインファイル: index.js
  • スクリプト:
  • キーワード: node, sample
  • 作者: Bard
  • ライセンス: MIT
  • 依存関係:
  • 開発用依存関係:
    • mocha: ^8.4.0
  • 必要なNode.jsバージョン: >=14.0.0, <=16.0.0

このサンプルコードを参考に、必要なNode.jsバージョンをpackage.jsonファイルに指定してください。

補足

  • 上記のサンプルコードは、基本的な情報を記述しています。必要に応じて、他の情報を追加することができます。
  • 依存関係や開発用依存関係は、プロジェクトに必要なライブラリを記述します。
  • スクリプトは、npm runコマンドを使用して実行することができます。



必要なNode.jsバージョンを指定する他の方法

.nvmrcファイル

.nvmrcファイルは、プロジェクトディレクトリに作成するテキストファイルです。このファイルには、必要なNode.jsバージョンのみを記述します。

14.0.0

nvmコマンドを使用する場合は、.nvmrcファイルの内容に基づいて、プロジェクトディレクトリで使用するNode.jsバージョンを自動的に切り替えることができます。

.node-versionファイル

14.0.0

環境変数

NODE_VERSION環境変数を設定することで、必要なNode.jsバージョンを指定することができます。

export NODE_VERSION=14.0.0

Node.jsコマンドを実行する前に、NODE_VERSION環境変数を設定する必要があります。

package.jsonファイルのenginesフィールド以外にも、.nvmrcファイル、.node-versionファイル、NODE_VERSION環境変数を使用して、必要なNode.jsバージョンを指定することができます。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、プロジェクトの要件に合わせて最適な方法を選択してください。


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