HTMLボタンの基礎知識から応用例まで徹底解説! vs の違いも

2024-04-02

HTMLにおけるボタン要素: <button> vs <input type="button">

HTMLでボタンを作成する場合、主に2つの方法があります。

  1. <button> タグを使う
  2. <input type="button"> タグを使う

どちらのタグもボタンとして機能しますが、それぞれ微妙な違いがあり、適切な場面での使い分けが重要です。

詳細

項目<button><input type="button">
終了タグ必要不要
デフォルト動作フォーム送信なし
子要素可能不可
スタイル柔軟制限的
アクセシビリティ向上やや劣る
対応ブラウザ最新のブラウザすべてほぼすべてのブラウザ

使い分け

  • フォーム送信用のボタン: <input type="submit"> または <button type="submit"> を使用する
  • その他のアクションボタン: <button> または <input type="button"> を使用する
  • ボタンに画像やアイコンを含める: <button> を使用する
  • 複雑なスタイルのカスタマイズが必要: <button> を使用する
  • 古いブラウザとの互換性を最優先: <input type="button"> を使用する

補足

  • <button> タグはHTML5で導入された新しい要素です。
  • <input type="button"> タグはHTML4からの古い要素です。
  • どちらのタグもJavaScriptで操作することができます。

一般的には、<button> タグの方が機能性や柔軟性が高いため、新しいプロジェクトでは <button> タグの使用が推奨されます。




<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>Button Example</title>
</head>
<body>
  <button type="button" onclick="alert('ボタンがクリックされました')">ボタン</button>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <title>Button Example</title>
</head>
<body>
  <input type="button" value="ボタン" onclick="alert('ボタンがクリックされました')">
</body>
</html>

説明

  • 上記のコードは、それぞれ <button> タグと <input type="button"> タグを使用してボタンを作成しています。
  • ボタンをクリックすると、JavaScriptの alert() 関数によってメッセージが表示されます。
  • <button> タグと <input type="button"> タグは、属性やスタイルを使用して外観や動作をカスタマイズすることができます。
  • 上記のコードはあくまで例であり、実際の用途に合わせて様々なカスタマイズを行うことができます。
  • ボタンの機能やスタイルをより詳細に制御したい場合は、JavaScriptやCSSを使用することをお勧めします。



HTMLボタン作成のその他の方法

これは最も一般的で推奨される方法です。<button> タグは、フォーム送信、JavaScriptによるアクション実行、単純なクリックイベントなど、さまざまな目的に使用できます。

<button type="button">ボタン</button>

<input type="button"> タグは、HTML4からの古い方法です。機能的には <button> タグとほぼ同じですが、いくつかの点で劣ります。

<input type="button" value="ボタン">

<a> タグは本来、ハイパーリンクを作成するために使用されますが、JavaScriptを使用してボタンとして機能させることもできます。ただし、この方法はあまり一般的ではなく、アクセシビリティにも問題があるため、推奨されません。

<a href="#" onclick="alert('ボタンがクリックされました')">ボタン</a>

画像を使用してボタンを作成することもできます。画像をクリックすると、JavaScriptでアクションを実行できます。この方法は、視覚的に魅力的なボタンを作成したい場合に有効です。

<img src="button.png" onclick="alert('ボタンがクリックされました')">

CSSとJavaScriptを組み合わせて独自ボタンを作成する

高度なカスタマイズが必要な場合は、CSSとJavaScriptを組み合わせて独自ボタンを作成することができます。この方法は、より多くの制御と柔軟性をもたらしますが、複雑さも増します。

<div id="myButton">ボタン</div>

<style>
  #myButton {
    display: block;
    width: 100px;
    height: 40px;
    background-color: blue;
    color: white;
    text-align: center;
    cursor: pointer;
  }

  #myButton:hover {
    background-color: darkblue;
  }
</style>

<script>
  document.getElementById('myButton').onclick = function() {
    alert('ボタンがクリックされました');
  };
</script>

HTMLボタンを作成するには、さまざまな方法があります。それぞれの方法には長所と短所があるため、要件に応じて適切な方法を選択する必要があります。


html button compatibility


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