Submitボタン不要!JavaScriptでEnterキー送信を実現
Enterキーでフォームを送信する(Submitボタンなし)
方法
- フォーム要素に
onsubmit
イベント属性を追加します。この属性には、Enterキー押下時に実行されるJavaScript関数を指定します。
<form onsubmit="submitForm(event)">
...
</form>
-
submitForm
関数を作成します。この関数では、以下の処理を行います。- イベントオブジェクトを受け取り、
preventDefault
メソッドを使用して、デフォルトの送信処理をキャンセルします。 - フォームデータを取得し、送信処理を実行します。
- イベントオブジェクトを受け取り、
function submitForm(event) {
// デフォルトの送信処理をキャンセル
event.preventDefault();
// フォームデータを取得
const formData = new FormData(event.target);
// 送信処理を実行
// ...
}
<form onsubmit="submitForm(event)">
<input type="text" name="name" placeholder="名前">
<input type="text" name="email" placeholder="メールアドレス">
<button type="button" onclick="submitForm()">送信</button>
</form>
<script>
function submitForm(event) {
// デフォルトの送信処理をキャンセル
event.preventDefault();
// フォームデータを取得
const formData = new FormData(event.target);
// 送信処理を実行
console.log(formData.get('name'));
console.log(formData.get('email'));
}
</script>
注意点
- Enterキーで送信する機能は、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。
- フォーム内に複数のテキスト入力欄がある場合、どの入力欄でEnterキーを押しても送信されるようにする必要があります。
- Enterキーで送信する機能と、Submitボタンによる送信機能を併用する場合は、それぞれの処理を区別する必要があります。
上記以外にも、JavaScriptライブラリを使用して、Enterキーで送信する機能を実装することができます。
これらのライブラリを使用すると、より簡単に、より複雑なEnterキー送信機能を実装することができます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Enterキーで送信するフォーム</title>
</head>
<body>
<form onsubmit="submitForm(event)">
<input type="text" name="name" placeholder="名前">
<input type="text" name="email" placeholder="メールアドレス">
<button type="button" onclick="submitForm()">送信</button>
</form>
<script>
function submitForm(event) {
// デフォルトの送信処理をキャンセル
event.preventDefault();
// フォームデータを取得
const formData = new FormData(event.target);
// 送信処理を実行
console.log(formData.get('name'));
console.log(formData.get('email'));
}
</script>
</body>
</html>
- ユーザーがフォームに入力し、Enterキーを押すと、
submitForm
関数が呼び出されます。 submitForm
関数は、デフォルトの送信処理をキャンセルし、フォームデータを取得します。- フォームデータは、
console.log
で出力されます。
実行方法
- 上記のコードをHTMLファイルとして保存します。
- ブラウザでファイルを開きます。
- フォームに入力し、Enterキーを押します。
- コンソールを確認すると、入力した内容が出力されていることを確認できます。
改良点
- 送信処理をよりリアルにするため、Ajaxを使用して、サーバーにデータを送信することができます。
- 入力内容のバリデーション機能を追加することができます。
- エラーメッセージを表示する機能を追加することができます。
Enterキーでフォームを送信する他の方法
JavaScriptの onkeypress イベント
<input type="text" name="name" onkeypress="if (event.keyCode == 13) submitForm()">
コード解説
onkeypress
イベントは、キーが押された時に発生します。event.keyCode
プロパティは、押されたキーのコードを取得します。- Enterキーのコードは
13
です。 if
文を使用して、Enterキーが押されたかどうかを判定します。- Enterキーが押された場合は、
submitForm
関数を呼び出します。
HTMLの type="submit" 属性
テキスト入力欄に type="submit"
属性を追加することで、Enterキーで送信できるようになります。
<input type="submit" value="送信">
type="submit"
属性を持つテキスト入力欄は、Submitボタンのように動作します。- Enterキーを押すと、フォームが送信されます。
JavaScriptの form.submit()
メソッドを使用して、プログラム的にフォームを送信することができます。
<button type="button" onclick="submitForm()">送信</button>
function submitForm() {
document.getElementById("myForm").submit();
}
document.getElementById("myForm")
は、フォーム要素を取得します。submit()
メソッドは、フォームを送信します。
- シンプルなフォームの場合は、
onkeypress
イベントを使うのが簡単です。 - 複数のテキスト入力欄がある場合は、
type="submit"
属性を使うのが便利です。 - より複雑な処理を行う場合は、
form.submit()
メソッドを使うことができます。
Enterキーでフォームを送信するには、いくつかの方法があります。それぞれの方法の特徴を理解して、状況に合った方法を選びましょう。
html forms submit