HTMLで画像ファイルのみを受け取る<input type="file">の設定方法

2024-08-25

HTMLでファイルのアップロードを可能にする要素として、<input type="file">を使用します。この要素では、さまざまなファイル形式を受け取ることができますが、特定のファイル形式(例えば、画像ファイル)のみを受け取るように制限することもできます。

accept属性の使用

最も簡単な方法は、<input type="file">要素にaccept属性を追加することです。この属性は、受け入れられるファイルのMIMEタイプを指定します。画像ファイルの一般的なMIMEタイプは、以下のように定義されています。

  • WEBP
    image/webp
  • GIF
    image/gif
  • PNG
    image/png

これらのMIMEタイプをaccept属性の値として指定することで、画像ファイルのみを受け入れることができます。


<input type="file" accept="image/jpeg, image/png, image/gif, image/webp">

この例では、JPEG、PNG、GIF、およびWEBP形式の画像ファイルのみが受け入れられます。

JavaScriptによるクライアントサイド検証

より厳密な検証が必要な場合は、JavaScriptを使用してクライアントサイドでファイルのMIMEタイプをチェックすることができます。HTML5のFileReader APIを使用して、ファイルのMIMEタイプを取得し、それが画像ファイルであるかどうかを確認します。

function validateImage(event) {
  const file = event.target.files[0];
  const reader = new FileReader();

  reader.onload = function() {
    const type = reader.result.split(',')[0].split(':')[1];
    if (type.startsWith('image/')) {
      // 画像ファイルです
    } else {
      // 画像ファイルではありません
    }
  };

  reader.readAsDataURL(file);
}

このコードでは、ファイルを選択すると、validateImage関数が呼び出されます。FileReaderを使用してファイルを読み込み、MIMEタイプをチェックします。MIMEタイプがimage/で始まる場合は、画像ファイルであると判断します。

注意

  • 異なるブラウザでの互換性やセキュリティの考慮が必要な場合があります。
  • クライアントサイドの検証はセキュリティの観点から十分ではありません。サーバーサイドでもファイルの検証を行う必要があります。



<input type="file" accept="image/jpeg, image/png, image/gif, image/webp">
function validateImage(event) {
  const file = event.target.files[0];
  const reader = new FileReader();

  reader.onload = function() {
    const type = reader.result.split(',')[0].split(':')[1];
    if (type.startsWith('image/')) {
      // 画像ファイルです
    } else {
      // 画像ファイルではありません
    }
  };

  reader.readAsDataURL(file);
}



<input type="file" accept="image/jpeg, image/png, image/gif, image/webp">
function validateImage(event) {
  const file = event.target.files[0];
  const reader = new FileReader();

  reader.onload = function() {
    const type = reader.result.split(',')[0].split(':')[1];
    if (type.startsWith('image/')) {
      // 画像ファイルです
    } else {
      // 画像ファイルではありません
    }
  };

  reader.readAsDataURL(file);
}

サーバーサイド検証

クライアントサイドの検証はセキュリティの観点から十分ではありません。サーバーサイドでもファイルの検証を行う必要があります。サーバーサイドのプログラミング言語(例えば、PHP、Python、Node.js)を使用して、アップロードされたファイルのMIMEタイプやファイルサイズを検証することができます。

例(PHPの場合)

if (isset($_FILES['image']['tmp_name'])) {
  $allowedMimeTypes = ['image/jpeg', 'image/png', 'image/gif', 'image/webp'];
  $fileMimeType = mime_content_type($_FILES['image']['tmp_name']);

  if (in_array($fileMimeType, $allowedMimeTypes)) {
    // 画像ファイルです
  } else {
    // 画像ファイルではありません
  }
}

このコードでは、アップロードされたファイルのMIMEタイプをmime_content_type関数を使用して取得し、許可されたMIMEタイプの配列と比較します。

カスタム検証


html image input



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