Vue.js でエスケープされていない HTML を表示するその他の方法

2024-07-27

Vue.js でエスケープされていない HTML を表示する方法

エスケープされていない HTML を表示する 2 つの主要な方法があります。

  1. v-html ディレクティブを使用する

v-html ディレクティブを使用すると、HTML 文字列をエスケープせずにレンダリングできます。これは、次のようになります。

<div v-html="htmlContent"></div>

ここで、htmlContent は、表示する HTML を含む変数です。

例:

<template>
  <div v-html="userContent"></div>
</template>

<script>
export default {
  data() {
    return {
      userContent: '<p>This is unescaped HTML.</p>'
    }
  }
}
</script>

この例では、userContent 変数には <p>This is unescaped HTML.</p> という HTML 文字列が含まれています。 v-html ディレクティブにより、この文字列がエスケープされずにレンダリングされます。

  1. v-pre ディレクティブと組み合わせて Mustache 記法を使用する

v-pre ディレクティブを使用すると、その範囲内の Mustache 記法がエスケープされなくなります。これは、次のようになります。

<pre>{{ htmlContent }}</pre>
<template>
  <pre>{{ userContent }}</pre>
</template>

<script>
export default {
  data() {
    return {
      userContent: '<p>This is unescaped HTML.</p>'
    }
  }
}
</script>

注意事項

エスケープされていない HTML を表示する場合は、常に注意が必要です。悪意のあるユーザーが、アプリケーションに XSS 攻撃を仕掛けるために、この機能を悪用する可能性があることに注意してください。

エスケープされていない HTML を表示する必要がある場合は、次の点に注意してください。

  • ユーザー入力は常にエスケープする
  • 信頼できるソースからの HTML のみを使用する
  • 出力をサニタイズする



<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>Display Unescaped HTML in Vue.js</title>
</head>
<body>
  <div id="app">
    <h2>v-html ディレクティブ</h2>
    <div v-html="htmlContent"></div>

    <h2>v-pre ディレクティブと Mustache 記法</h2>
    <pre>{{ userContent }}</pre>
  </div>

  <script src="https://vuejs.org/guide/introduction.html"></script>
  <script>
    new Vue({
      el: '#app',
      data: {
        htmlContent: '<p>This is unescaped HTML rendered using v-html directive.</p>',
        userContent: '<p>This is unescaped HTML rendered using v-pre directive and Mustache syntax.</p>'
      }
    })
  </script>
</body>
</html>

説明

このコードは、次のことを行います。

  1. htmlContentuserContent という 2 つの変数を定義します。これらの変数は、それぞれ表示する HTML を含みます。
  2. v-html ディレクティブを使用して、htmlContent 変数の内容をレンダリングします。このディレクティブにより、HTML がエスケープされずにレンダリングされます。
  3. v-pre ディレクティブと Mustache 記法を使用して、userContent 変数の内容をレンダリングします。 v-pre ディレクティブにより、Mustache 式がエスケープされずにレンダリングされます。

このコードを実行すると、次の出力が表示されます。

<p>This is unescaped HTML rendered using v-html directive.</p>
<p>This is unescaped HTML rendered using v-pre directive and Mustache syntax.</p>

以下のコードは、v-html ディレクティブを使用して、動的に生成された HTML を表示する方法を示しています。

<template>
  <div>
    <button @click="generateHtml">Generate HTML</button>
    <div v-html="htmlContent"></div>
  </div>
</template>

<script>
export default {
  data() {
    return {
      htmlContent: '',
      userContent: 'This is some user content'
    }
  },
  methods: {
    generateHtml() {
      this.htmlContent = `<p>This is HTML generated dynamically: ${this.userContent}</p>`
    }
  }
}
</script>

このコードを実行すると、ボタンをクリックすると、次の出力が表示されます。

<p>This is HTML generated dynamically: This is some user content</p>



次のように、innerHTML プロパティを使用して要素のコンテンツを設定できます。

<div ref="myElement"></div>

<script>
export default {
  mounted() {
    this.$refs.myElement.innerHTML = '<p>This is unescaped HTML.</p>';
  }
}
</script>

この例では、myElement という ID を持つ要素を参照し、その innerHTML プロパティにエスケープされていない HTML 文字列を設定しています。

textContent プロパティを使用する

次のように、textContent プロパティを使用して要素のテキストコンテンツを設定できます。

<div ref="myElement"></div>

<script>
export default {
  mounted() {
    this.$refs.myElement.textContent = '<p>This is unescaped HTML.</p>';
  }
}
</script>

この例では、myElement という ID を持つ要素を参照し、その textContent プロパティにエスケープされていない HTML 文字列を設定しています。ただし、textContent プロパティは HTML タグをレンダリングしないことに注意してください。

dangerouslyInnerHTML ディレクティブを使用する (Vue 3 のみ)

Vue 3 では、dangerouslyInnerHTML ディレクティブを使用して、エスケープされていない HTML を安全にレンダリングできます。これは、次のようになります。

<div v-dangerously-inner-html="htmlContent"></div>
<template>
  <div v-dangerously-inner-html="userContent"></div>
</template>

<script>
export default {
  data() {
    return {
      userContent: '<p>This is unescaped HTML.</p>'
    }
  }
}
</script>

javascript html vue.js



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