Node.jsでHTTPプロキシを使う

2024-10-01

Node.jsでHTTPプロキシを使う方法

HTTPプロキシは、ネットワーク上のクライアントとサーバーの間で中継を行うサーバーです。これを使用することで、ネットワークトラフィックを制御したり、セキュリティを強化したりすることができます。

Node.jsのhttp.Clientモジュールを使用してHTTPプロキシを使用するには、次の手順に従います。

httpモジュールをインポートする

const http = require('http');

プロキシサーバーの情報を指定する

const proxyOptions = {
  host: 'your_proxy_host', // プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス
  port: 'your_proxy_port', // プロキシサーバーのポート番号
  method: 'GET', // 要求メソッド(GET、POSTなど)
  path: 'http://target_host:target_port/path', // 実際のターゲットサーバーのURL
};

http.requestを使用してプロキシサーバーにリクエストを送信する

const req = http.request(proxyOptions, (res) => {
  // レスポンスを受け取ったときの処理
  res.on('data', (chunk) => {
    console.log(chunk.toString());
  });
});

req.on('error', (err) => {
  console.error(err);
});

req.end();

説明

  • レスポンスを受け取ったときの処理をres.on('data')で、エラーが発生したときの処理をreq.on('error')で定義します。
  • proxyOptionsオブジェクトには、プロキシサーバーのホスト名、ポート番号、要求メソッド、およびターゲットサーバーのURLを指定します。

注意

  • 実際の使用環境に合わせて、エラー処理やタイムアウト処理を適切に実装してください。
  • プロキシサーバーの設定によっては、認証が必要な場合があります。その場合は、proxyOptionsオブジェクトに認証情報を追加する必要があります。



const http = require('http');
const proxyOptions = {
  host: 'your_proxy_host', // プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス
  port: 'your_proxy_port', // プロキシサーバーのポート番号
  method: 'GET', // 要求メソッド(GET、POSTなど)
  path: 'http://target_host:target_port/path', // 実際のターゲットサーバーのURL
};
const req = http.request(proxyOptions, (res) => {
  // レスポンスを受け取ったときの処理
  res.on('data', (chunk) => {
    console.log(chunk.toString());
  });
});

req.on('error', (err) => {
  console.error(err);
});

req.end();

例: Googleの検索結果をプロキシ経由で取得する

const proxyOptions = {
  host: 'your_proxy_host',
  port: 'your_proxy_port',
  method: 'GET',
  path: 'http://www.google.com/search?q=node.js'
};

const req = http.request(proxyOptions, (res) => {
  res.on('data', (chunk) => {
    console.log(chunk.toString());
  });
});

req.on('error', (err) => {
  console.error(err);
});

req.end();



httpsモジュールは、HTTPSプロトコルを使用するためのモジュールです。HTTPプロキシを使用する場合も、httpsモジュールを使用することができます。

const https = require('https');

const proxyOptions = {
  // ...
};

const req = https.request(proxyOptions, (res) => {
  // ...
});

req.on('error', (err) => {
  // ...
});

req.end();

tunnelモジュールを使用する

tunnelモジュールは、HTTPプロキシやSOCKSプロキシをサポートするモジュールです。

const tunnel = require('tunnel');

const agent = tunnel.http({
  proxy: {
    host: 'your_proxy_host',
    port: 'your_proxy_port'
  }
});

const req = http.request({
  agent,
  // ...
}, (res) => {
  // ...
});

req.on('error', (err) => {
  // ...
});

req.end();

axiosライブラリを使用する

axiosは、HTTPクライアントライブラリです。プロキシの設定は、proxyオプションを使用します。

const axios = require('axios');

const instance = axios.create({
  proxy: {
    host: 'your_proxy_host',
    port: 'your_proxy_port'
  }
});

instance.get('http://target_host:target_port/path')
  .then((response) => {
    // ...
  })
  .catch((error) => {
    // ...
  });

requestライブラリを使用する

const request = require('request');

request({
  proxy: 'http://your_proxy_host:your_proxy_port',
  url: 'http://target_host:target_port/path'
}, (error, response, body) => {
  if (error) {
    // ...
  } else {
    // ...
  }
});

http proxy node.js



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