Angular 2 コンポーネント間データ共有

2024-10-04

Angular 2でコンポーネント間でオブジェクトを渡す方法

Angular 2では、コンポーネント間でデータを共有するさまざまな方法があります。以下は、そのうちのいくつかです。

**@Input()**デコレーター

  • 子コンポーネントの入力プロパティにデータをバインドします。
  • 親コンポーネントで、子コンポーネントのセレクターを使用して子コンポーネントをテンプレートに埋め込みます。
  • 親コンポーネントから子コンポーネントへデータを渡す最も一般的な方法です。
// parent.component.ts
<child-component [data]="myData"></child-component>

// child.component.ts
@Input() data: any;
  • 親コンポーネントで、子コンポーネントのイベントをサブスクライブし、イベントハンドラーでデータを処理します。
  • 子コンポーネントで、イベントを発行するメソッドを定義し、@Output()デコレーターで装飾します。
  • 子コンポーネントから親コンポーネントへイベントを発行し、データを渡します。
// child.component.ts
@Output() dataChanged = new EventEmitter<any>();

emitData() {
  this.dataChanged.emit(this.data);
}

// parent.component.ts
<child-component (dataChanged)="onDataChanged($event)"></child-component>

onDataChanged(data: any) {
  // Handle the data
}

サービス

  • 各コンポーネントでサービスをインジェクションし、データを共有します。
  • 共有したいデータを保持するサービスを作成します。
  • 複数のコンポーネント間でデータを共有する場合に便利です。
// data-sharing.service.ts
@Injectable()
export class DataSharingService {
  data: any;
}

// component1.component.ts
constructor(private dataSharingService: DataSharingService) {}

// component2.component.ts
constructor(private dataSharingService: DataSharingService) {}

Subject

  • Subjectをサービス内で作成し、コンポーネントからサブスクライブしてデータを受け取ります。
  • RxJSのSubjectを使用して、複数のコンポーネント間で非同期にデータをストリームします。
// data-sharing.service.ts
import { Subject } from 'rxjs';

@Injectable()
export class DataSharingService {
  private dataSubject = new Subject<any>();
  data$ = this.dataSubject.asObservable();

  setData(data: any) {
    this.dataSubject.next(data);
  }
}



// parent.component.ts
<child-component [data]="myData"></child-component>

// child.component.ts
@Input() data: any;
// child.component.ts
@Output() dataChanged = new EventEmitter<any>();

emitData() {
  this.dataChanged.emit(this.data);
}

// parent.component.ts
<child-component (dataChanged)="onDataChanged($event)"></child-component>

onDataChanged(data: any) {
  // Handle the data
}

複数のコンポーネント間で

// data-sharing.service.ts
@Injectable()
export class DataSharingService {
  data: any;
}

// component1.component.ts
constructor(private dataSharingService: DataSharingService) {}

// component2.component.ts
constructor(private dataSharingService: DataSharingService) {}
// data-sharing.service.ts
import { Subject } from 'rxjs';

@Injectable()
export class DataSharingService {
  private dataSubject = new Subject<any>();
  data$ = this.dataSubject.asObservable();

  setData(data: any) {
    this.dataSubject.next(data);
  }
}



ViewChildren

  • 子コンポーネントのインスタンスを使用して、直接データを操作します。
  • 親コンポーネントで、@ViewChildrenデコレーターを使用して子コンポーネントの参照を取得します。
// parent.component.ts
@ViewChildren(ChildComponent) childComponents: QueryList<ChildComponent>;

ngOnInit() {
  this.childComponents.forEach(child => {
    child.data = this.myData;
  });
}

ContentChildren

  • 親コンポーネントから子コンポーネントへ、親コンポーネントのコンテンツプロジェクション内の子コンポーネントにアクセスします。
// parent.component.ts
<ng-content></ng-content>

@ContentChildren(ChildComponent) childComponents: QueryList<ChildComponent>;

ngOnInit() {
  this.childComponents.forEach(child => {
    child.data = this.myData;
  });
}

State Management Libraries

  • コンポーネントは状態ストアにアクセスし、データを共有します。
  • Redux、NgRx、またはAkitaなどのライブラリを使用して、アプリケーションの状態を中央集約的に管理します。
  • 複数のコンポーネント間でグローバルな状態を管理するライブラリを使用します。

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