その他の方法:`@Input()`デコレータ、`ng-class`ディレクティブ、`ng-style`ディレクティブ、テンプレートリテラル
Angularでデータ属性を書く方法
バインディング構文
最も一般的な方法は、バインディング構文を使用することです。
<div [attr.data-id]="item.id"></div>
この例では、item.id
の値が data-id
属性にバインドされます。
ng-attr ディレクティブ
ng-attr
ディレクティブを使用して、動的に属性を設定することもできます。
<div ng-attr.data-id="{{item.id}}"></div>
setAttribute() メソッド
コンポーネントクラスのコードから setAttribute()
メソッドを使用して、属性を設定することもできます。
export class MyComponent {
itemId = 1;
constructor() {
const element = document.getElementById('my-element');
element.setAttribute('data-id', this.itemId);
}
}
Renderer2 サービス
Renderer2
サービスを使用して、属性を設定することもできます。
export class MyComponent {
itemId = 1;
constructor(private renderer: Renderer2) {
const element = this.renderer.selectRootElement('#my-element');
this.renderer.setAttribute(element, 'data-id', this.itemId);
}
}
この例では、Renderer2
サービスを使用して、data-id
属性が itemId
の値に設定されます。
どの方法を使用するべきか
使用する方法は、要件によって異なります。
- データ属性がコンポーネントのテンプレート内で静的に設定されている場合は、バインディング構文を使用するのが最も簡単です。
- データ属性が動的に設定される場合は、
ng-attr
ディレクティブまたはRenderer2
サービスを使用する必要があります。 - コンポーネントクラスのコードから属性を設定する必要がある場合は、
setAttribute()
メソッドを使用できます。
- データ属性名は、
data-
から始まる必要があります。 - データ属性値は、文字列である必要があります。
- データ属性は、HTML 標準で定義されているものを使用する必要があります。
<div class="container">
<h1>商品情報</h1>
<ul>
<li *ngFor="let item of items">
<div [attr.data-id]="item.id">
<h2>{{item.name}}</h2>
<p>{{item.description}}</p>
</div>
</li>
</ul>
</div>
このコードは、items
配列の各アイテムに対して li
要素を生成します。data-id
属性は、アイテムの id
プロパティにバインドされます。
<div class="container">
<h1>商品情報</h1>
<ul>
<li *ngFor="let item of items">
<div ng-attr.data-id="{{item.id}}">
<h2>{{item.name}}</h2>
<p>{{item.description}}</p>
</div>
</li>
</ul>
</div>
このコードは、ng-attr
ディレクティブを使用して、data-id
属性を動的に設定します。
import { Component, OnInit } from '@angular/core';
@Component({
selector: 'my-app',
templateUrl: './app.component.html',
styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent implements OnInit {
itemId = 1;
constructor() { }
ngOnInit() {
const element = document.getElementById('my-element');
element.setAttribute('data-id', this.itemId);
}
}
このコードは、setAttribute()
メソッドを使用して、data-id
属性を設定します。
import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { Renderer2 } from '@angular/core';
@Component({
selector: 'my-app',
templateUrl: './app.component.html',
styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent implements OnInit {
itemId = 1;
constructor(private renderer: Renderer2) { }
ngOnInit() {
const element = this.renderer.selectRootElement('#my-element');
this.renderer.setAttribute(element, 'data-id', this.itemId);
}
}
このコードは、Renderer2
サービスを使用して、data-id
属性を設定します。
各方法の出力結果
各方法は、以下の出力を生成します。
<div data-id="1">
<h2>商品1</h2>
<p>商品の説明1</p>
</div>
<div data-id="2">
<h2>商品2</h2>
<p>商品の説明2</p>
</div>
@Input() デコレータ
@Input()
デコレータを使用して、コンポーネントの親コンポーネントからデータ属性を設定することができます。
@Component({
selector: 'my-child',
templateUrl: './child.component.html',
styleUrls: ['./child.component.css']
})
export class ChildComponent {
@Input() dataId: number;
}
<my-child [data-id]="itemId"></my-child>
この例では、ChildComponent
コンポーネントは dataId
というプロパティを持ち、@Input()
デコレータで装飾されています。親コンポーネントは、data-id
属性を使用して dataId
プロパティを設定することができます。
ng-class
ディレクティブを使用して、条件付きでデータ属性を設定することができます。
<div [ng-class]="{'data-active': isActive}">
<h2>商品情報</h2>
</div>
この例では、isActive
プロパティが true
の場合、data-active
属性が div
要素に追加されます。
<div [ng-style]="{'data-width': item.width}">
<h2>商品情報</h2>
</div>
この例では、item.width
プロパティの値に基づいて、data-width
属性が div
要素に設定されます。
テンプレートリテラル
テンプレートリテラルを使用して、動的にデータ属性を設定することができます。
<div data-id="{{itemId}}"></div>
angular angular2-template