Node.jsのバージョン管理: nvmによるアップグレードガイド
Node.jsをnvmを使って適切にアップグレードする方法
nvmをインストールしていない場合は、公式ドキュメントに従ってインストールしてください。
https://www.freecodecamp.org/news/node-version-manager-nvm-install-guide/
現在のNode.jsバージョンを確認するには、以下のコマンドを実行します。
node -v
アップグレードしたいNode.jsバージョンの確認
nvmには、LTS (Long Term Support) バージョンとCurrentバージョンがあります。LTSバージョンは長期サポートされ、安定性が高いのが特徴です。Currentバージョンは最新機能が搭載されていますが、安定性が低い場合があります。
アップグレードしたいNode.jsバージョンの候補は以下の通りです。
Node.jsのアップグレード
以下のコマンドを実行して、Node.jsをアップグレードします。
nvm install <バージョン番号>
例:Node.js 18.12.1 LTSをインストールする場合
nvm install 18.12.1
アップグレード後の確認
以下のコマンドを実行して、アップグレード後のNode.jsバージョンを確認します。
node -v
デフォルトバージョンの設定
アップグレードしたNode.jsバージョンをデフォルトバージョンとして設定するには、以下のコマンドを実行します。
nvm alias default <バージョン番号>
nvm alias default 18.12.1
注意事項
- アップグレード前に、重要なプロジェクトのバックアップを取ることをおすすめします。
- アップグレードによって、互換性のないパッケージがインストールされている場合、エラーが発生する可能性があります。
- 問題が発生した場合は、nvmの公式ドキュメントを参照してください。
補足
- nvmには、
nvm ls
コマンドでインストールされているNode.jsバージョン一覧を表示したり、nvm uninstall <バージョン番号>
コマンドで不要なバージョンをアンインストールしたりする機能もあります。 - Node.jsのバージョン管理には、npxやnaveなど、nvm以外にもいくつかのツールがあります。
Node.js 16.14.2 LTSをインストールしてデフォルトバージョンとして設定する
nvm install 16.14.2
nvm alias default 16.14.2
Node.js 18.12.1 LTSをインストールして、my-projectプロジェクトで使用する
nvm install 18.12.1
cd my-project
nvm use 18.12.1
現在のNode.jsバージョンとデフォルトバージョンを確認する
node -v
nvm current
nvmのバージョンを確認する
nvm --version
nvmをアンインストールする
nvm uninstall
補足
- 上記のコードは、サンプルです。実際の環境に合わせて変更してください。
- nvmの詳細については、公式ドキュメントを参照してください。
Node.jsをアップグレードする他の方法
公式インストーラー
Node.jsの公式ウェブサイトからインストーラーをダウンロードして実行することで、Node.jsをアップグレードすることができます。
https://nodejs.org/en/download/
メリット:
- 手順が簡単
- nvmのように複数のバージョンを管理できない
- 古いバージョンをアンインストールできない
パッケージマネージャー
多くのLinuxディストリビューションでは、aptやyumなどのパッケージマネージャーを使用してNode.jsをインストールすることができます。
- システムパッケージと統合されている
- 最新バージョンが提供されていない場合がある
ソースコードからインストール
Node.jsのソースコードからインストールすることもできます。
- 自分の環境に合わせてカスタマイズできる
- 手順が複雑
- 時間と労力が必要
どの方法を選ぶべきかは、以下の factors によって異なります。
- 使用している環境
- 必要とするNode.jsバージョン
- 技術レベル
以下は、それぞれの方法の推奨事項です。
- 初心者: 公式インストーラー
- 中級者: nvm
- 上級者: ソースコードからインストール
node.js npm nvm