index.html ファイルに `` タグを追加する

2024-04-02

Angular 2 でブラウザ更新時に 404 エラーが発生する原因と解決策

原因

  1. ルーティング設定の問題:

Angular アプリケーションでは、URL とコンポーネント間のマッピングをルーティング設定で行います。設定に誤りがあると、ブラウザ更新時に 404 エラーが発生する可能性があります。

  1. Web サーバーの設定:

Web サーバーの設定が適切でない場合も、404 エラーが発生する可能性があります。例えば、Apache や Nginx などの Web サーバーで、index.html ファイルへのアクセス設定が正しく設定されていない場合、404 エラーが発生します。

  1. キャッシュの問題:

ブラウザのキャッシュに古いファイルが残っている場合、ブラウザ更新時に 404 エラーが発生する可能性があります。

解決策

ルーティング設定ファイル (app-routing.module.ts) を確認し、誤りがないことを確認します。設定内容が正しい場合は、ng serve コマンドを使ってアプリケーションを再起動し、エラーが解消されるか確認します。

Web サーバーの設定ファイル (Apache の場合は httpd.conf 、Nginx の場合は nginx.conf ) を確認し、index.html ファイルへのアクセス設定が正しく設定されていることを確認します。設定内容が正しい場合は、Web サーバーを再起動し、エラーが解消されるか確認します。

  1. ブラウザのキャッシュをクリア:

ブラウザのキャッシュをクリアし、再度アプリケーションをアクセスします。

その他の解決策

上記の解決策で問題が解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • アプリケーションをビルドしてデプロイ:

ng build コマンドを使ってアプリケーションをビルドし、Web サーバーにデプロイします。デプロイ後にブラウザ更新しても 404 エラーが発生しない場合は、開発環境特有の問題である可能性があります。

  • 別のブラウザで確認:

使用しているブラウザ以外のブラウザでアプリケーションをアクセスし、404 エラーが発生するかどうか確認します。

  • 開発者ツールを使用:

ブラウザの開発者ツールを使用して、404 エラーが発生している原因を調査します。開発者ツールには、ネットワークリクエストやエラーメッセージなどの情報が表示されます。

注意事項

  • 上記の解決策は一般的なものであり、すべての状況に適用できるわけではありません。
  • 問題解決のためには、アプリケーションのコードや設定ファイルなどを詳しく確認する必要があります。
  • 問題解決に困難を感じている場合は、専門家に相談することをおすすめします。



app.component.html

<h1>Hello World</h1>
<a routerLink="/about">About</a>
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'my-app',
  templateUrl: './app.component.html',
})
export class AppComponent { }

app-routing.module.ts

import { NgModule } from '@angular/core';
import { Routes, RouterModule } from '@angular/router';

const routes: Routes = [
  { path: '', component: AppComponent },
  { path: 'about', component: AboutComponent },
];

@NgModule({
  imports: [RouterModule.forRoot(routes)],
  exports: [RouterModule]
})
export class AppRoutingModule { }
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'about-component',
  templateUrl: './about.component.html',
})
export class AboutComponent { }

このコードを実行すると、localhost:4200 にアクセスすると "Hello World" という文字が表示されます。しかし、ブラウザのアドレスバーで URL を /about に変更して Enter キーを押すと、404 エラーが発生します。

この問題は、AboutComponent がまだルーティング設定に登録されていないことが原因です。問題を解決するには、app-routing.module.ts ファイルの routes 配列に AboutComponent を追加します。

const routes: Routes = [
  { path: '', component: AppComponent },
  { path: 'about', component: AboutComponent },
];

この修正を適用してアプリケーションを再起動すると、ブラウザ更新時に 404 エラーが発生しなくなります。




Angular 2 でブラウザ更新時に 404 エラーが発生する問題を解決する他の方法

hashLocationStrategy を使用する

Angular 2 では、デフォルトで PathLocationStrategy が使用されます。これは、URL のハッシュ部分にパス情報をエンコードします。ブラウザ更新時にハッシュ部分が変更されないため、404 エラーが発生する可能性があります。

この問題を解決するには、HashLocationStrategy を使用することができます。HashLocationStrategy は、URL のハッシュ部分ではなく、クエリパラメータにパス情報をエンコードします。

HashLocationStrategy を使用するには、以下の手順を行います。

  1. app.module.ts ファイルに HashLocationStrategy をインポートします。
import { HashLocationStrategy, LocationStrategy } from '@angular/common';
  1. AppModule クラスの providers 配列に HashLocationStrategy を追加します。
@NgModule({
  imports: [
    BrowserModule,
    AppRoutingModule
  ],
  declarations: [
    AppComponent
  ],
  providers: [
    { provide: LocationStrategy, useClass: HashLocationStrategy }
  ],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }
  1. アプリケーションを再起動します。

index.html ファイルに <base> タグを追加することで、ブラウザが相対 URL を解決するための基点を指定することができます。

<base> タグを追加するには、以下の手順を行います。

  1. index.html ファイルを開きます。
  2. <head> タグ内に以下のコードを追加します。
<base href="/">

server.js ファイルは、Angular 2 アプリケーションを開発サーバーで実行するために使用されます。このファイルに修正を加えることで、404 エラーを回避できる可能性があります。

server.js ファイルを修正するには、以下の手順を行います。

  1. server.js ファイルを開きます。
  2. 以下のコードを見つけます。
app.use(express.static(__dirname + '/dist'));
  1. 上記のコードを以下のコードに置き換えます。
app.use(express.static(__dirname + '/dist'));

app.get('*', function(req, res) {
  res.sendFile(__dirname + '/dist/index.html');
});

Nginx を使用する

Nginx は、Web サーバーおよびリバースプロキシとして使用できるソフトウェアです。Nginx を使用することで、404 エラーを回避できる可能性があります。

  1. Nginx をインストールします。
  2. Nginx 設定ファイルを作成します。
  3. 設定ファイルに以下の内容を追加します。
server {
  listen 80;
  server_name localhost;

  location / {
    root /path/to/dist;
    try_files $uri $uri/ /index.html;
  }
}

Apache を使用する

  1. Apache 設定ファイルを開きます。
<VirtualHost *:80>
  DocumentRoot /path/to/dist

  <Directory /path/to/dist>
    Options Indexes FollowSymLinks
    AllowOverride All
  </Directory>

  ErrorDocument 404 /index.html
</VirtualHost>

注意点


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