インタラクティブなSVGも実現!HTMLとJavaScriptでSVGファイルを使いこなす

2024-04-02

HTMLでSVGファイルを表示するには、<img>, <object>, <embed> の3つのタグが使用できます。それぞれのタグには異なる特徴があり、目的に応じて使い分ける必要があります。

比較表

タグ特長利点欠点使用例
<img>最もシンプルで軽量簡単な画像表示に最適インタラクティブ機能やスクリプトが使えない静的なアイコン、ロゴなど
<object>高度な機能インタラクティブなSVGや、他の形式への代替手段を提供複雑なコードが必要アニメーション、グラフなど
<embed><object> より軽量古いブラウザでSVGを表示非推奨で、一部のブラウザでは動作しない古いブラウザでのみ必要

詳細解説

<img> タグ

  • 画像としてSVGファイルを簡単に表示
  • 軽量でシンプルなコード
  • インタラクティブ機能やスクリプトが使えない
  • 古いブラウザで一部機能しない

<img src="image.svg" alt="My SVG image">

<object> タグ

  • インタラクティブなSVGや、他の形式への代替手段を提供
  • 幅広い機能
  • 複雑なコードが必要
<object data="image.svg" type="image/svg+xml">
  <img src="image.png" alt="My SVG image">
</object>

<embed> タグ

  • 古いブラウザでSVGを表示
  • 非推奨で、一部のブラウザでは動作しない
<embed src="image.svg" type="image/svg+xml">
  • 静的な画像: <img> タグ
  • インタラクティブなSVG: <object> タグ
  • 古いブラウザでのみ必要: <embed> タグ



<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>SVG画像</title>
</head>
<body>
  <img src="image.svg" alt="My SVG image">
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>インタラクティブなSVG</title>
</head>
<body>
  <object data="image.svg" type="image/svg+xml">
    <img src="image.png" alt="My SVG image">
  </object>
</body>
</html>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>古いブラウザ用SVG</title>
</head>
<body>
  <embed src="image.svg" type="image/svg+xml">
</body>
</html>

補足

  • 上記のコードはあくまでサンプルです。必要に応じて変更してください。
  • SVGファイルの名前とパスは適宜変更してください。
  • <object> タグと <embed> タグは、IE 8 以前のブラウザではサポートされていない可能性があります。



SVGファイルを表示するその他の方法

JavaScriptを使ってSVGファイルを動的にロードしたり、操作したりすることができます。

const svg = document.createElement('object');
svg.setAttribute('data', 'image.svg');
svg.setAttribute('type', 'image/svg+xml');
document.body.appendChild(svg);

サーバーサイドでレンダリングする

サーバーサイドでSVGファイルをレンダリングし、PNGなどの画像形式に変換してブラウザに送信することができます。

SVG専用のライブラリを使う

Snap.svgなどのSVG専用のライブラリを使うと、より高度な操作が可能になります。

  • Snap.svg: https://snap.svg/
  • インタラクティブな操作: JavaScript
  • サーバーサイドレンダリング: 高速化や負荷軽減が必要な場合
  • 高度な操作: SVG専用ライブラリ

注意事項

  • JavaScriptを使う場合は、ブラウザの互換性を考慮する必要があります。
  • サーバーサイドレンダリングは、サーバー側の負荷が増加する可能性があります。
  • SVG専用ライブラリは、学習コストがかかります。
  • SVGファイルは、テキストエディタで編集することができます。
  • SVGファイルは、圧縮してファイルサイズを小さくすることができます。

html svg vector-graphics


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