Angular2 ngSwitchでenumを使う方法

2024-10-10

TypeScriptでAngular2のngSwitchステートメントでenum値を使用する方法

TypeScriptにおけるenumは、関連する定数のセットを定義するための便利な方法です。Angular2ngSwitchディレクティブは、条件に基づいてテンプレートの異なる部分をレンダリングするのに役立ちます。このガイドでは、TypeScriptのenum値をAngular2のngSwitchステートメントで使用する方法について説明します。

enumの定義

まず、enumを定義します。

enum MyEnum {
  Option1,
  Option2,
  Option3
}

Angularコンポーネントでの使用

Angularコンポーネントのテンプレート内で、ngSwitchディレクティブを使用してenum値を評価します。

<div [ngSwitch]="selectedOption">
  <template *ngSwitchCase="MyEnum.Option1">Option 1</template>
  <template *ngSwitchCase="MyEnum.Option2">Option 2</template>
  <template *ngSwitchCase="MyEnum.Option3">Option 3</template>
  <template *ngSwitchDefault>Default Option</template>
</div>

コンポーネントのクラスでenum値を管理

コンポーネントのクラスで、enum値を管理する変数を定義します。

import { Component } from '@angular/core';
import { MyEnum } from './my-enum';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html'
})
export class MyComponent {
  selectedOption: MyEnum = MyEnum.Option1;
}

ngSwitchCaseの評価

ngSwitchCaseディレクティブは、[ngSwitch]バインディングで指定された値と一致する場合は、そのテンプレートをレンダリングします。

  • selectedOptionがenumの値と一致しない場合、*ngSwitchDefaultテンプレートがレンダリングされます。
  • selectedOptionMyEnum.Option3の場合、3番目のテンプレートがレンダリングされます。

enum値の変更

コンポーネントのクラスで、selectedOption変数の値を変更することで、ngSwitchステートメントの評価結果を変更できます。

this.selectedOption = MyEnum.Option2;

これにより、ngSwitchステートメントの評価結果が更新され、適切なテンプレートがレンダリングされます。

注意

  • ngSwitchCaseディレクティブは、厳密な比較を行います。そのため、enum値が数値に割り当てられている場合でも、直接数値と比較する必要があります。
  • enum値は、TypeScriptのコンパイル時に数値に割り当てられます。そのため、直接比較する場合は数値を使用することもできますが、enum値を使用する方が読みやすくなります。



enum Color {
  Red,
  Green,
  Blue
}
<div [ngSwitch]="selectedColor">
  <template *ngSwitchCase="Color.Red"></template>
  <template *ngSwitchCase="Color.Green"></template>
  <template *ngSwitchCase="Color.Blue"></template>
  <template *ngSwitchDefault>デフォルト</template>
</div>

コンポーネントのクラス

import { Component } from '@angular/core';
import { Color } from './color.enum';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html'
})
export class MyComponent {
  selectedColor: Color = Color.Red;
}

コードの解説

  • コンポーネントのクラス
    selectedColor変数を定義し、初期値としてColor.Redを設定しています。
  • テンプレート
    ngSwitchディレクティブを使用して、selectedColor変数の値に基づいてテンプレートを切り替えています。各ngSwitchCaseは、selectedColorが対応するenum値と一致した場合にレンダリングされます。
  • enumの定義
    Colorという名前のenumを定義し、Red, Green, Blueの3つの定数を定義しています。

実行結果

このコードを実行すると、初期状態では「赤」が表示されます。selectedColor変数の値を変更することで、表示されるテキストを切り替えることができます。

Angular2 ngSwitchでenumを使う方法

Angular2ngSwitchディレクティブは、条件に基づいてテンプレートの異なる部分をレンダリングするのに役立ちます。enumは、関連する定数のセットを定義するための便利な方法です。


<div [ngSwitch]="selectedColor">
  <template *ngSwitchCase="Color.Red"></template>
  <template *ngSwitchCase="Color.Green"></template>
  <template *ngSwitchCase="Color.Blue"></template>
  <template *ngSwitchDefault>デフォルト</template>
</div>



オブジェクトリテラルを使用する

enum値の代わりに、オブジェクトリテラルを使用することもできます。

const colorOptions = {
  Red: '赤',
  Green: '緑',
  Blue: '青'
};

<div [ngSwitch]="selectedColor">
  <template *ngSwitchCase="colorOptions.Red">{{ colorOptions.Red }}</template>
  <template *ngSwitchCase="colorOptions.Green">{{ colorOptions.Green }}</template>
  <template *ngSwitchCase="colorOptions.Blue">{{ colorOptions.Blue }}</template>
  <template *ngSwitchDefault>デフォルト</template>
</div>

配列を使用する

const colorOptions = ['赤', '緑', '青'];

<div [ngSwitch]="selectedColor">
  <template *ngSwitchCase="colorOptions[0]">{{ colorOptions[0] }}</template>
  <template *ngSwitchCase="colorOptions[1]">{{ colorOptions[1] }}</template>
  <template *ngSwitchCase="colorOptions[2]">{{ colorOptions[2] }}</template>
  <template *ngSwitchDefault>デフォルト</template>
</div>

ngIfディレクティブを使用する

ngIfディレクティブを使用して、条件に基づいてテンプレートをレンダリングすることもできます。

<div *ngIf="selectedColor === '赤'">赤</div>
<div *ngIf="selectedColor === '緑'"></div>
<div *ngIf="selectedColor === '青'"></div>
<div *ngIf="selectedColor !== '赤' && selectedColor !== '緑' && selectedColor !== '青'">デフォルト</div>

ngTemplateOutletディレクティブを使用する

ngTemplateOutletディレクティブを使用して、テンプレートを動的にレンダリングすることもできます。

<ng-template #redTemplate>赤</ng-template>
<ng-template #greenTemplate></ng-template>
<ng-template #blueTemplate></ng-template>

<ng-template [ngTemplateOutlet]="selectedColor === '赤' ? redTemplate : selectedColor === '緑' ? greenTemplate : selectedColor === '青' ? blueTemplate : defaultTemplate"></ng-template>

Angular Materialのmat-selectを使用する

Angular Materialのmat-selectコンポーネントを使用して、enum値をドロップダウンリストから選択することもできます。

<mat-select [(ngModel)]="selectedColor">
  <mat-option *ngFor="let color of colorOptions" [value]="color">{{ color }}</mat-option>
</mat-select>
<div [ngSwitch]="selectedColor">
  <template *ngSwitchCase="colorOptions.Red">{{ colorOptions.Red }}</template>
  <template *ngSwitchCase="colorOptions.Green">{{ colorOptions.Green }}</template>
  <template *ngSwitchCase="colorOptions.Blue">{{ colorOptions.Blue }}</template>
  <template *ngSwitchDefault>デフォルト</template>
</div>
<div [ngSwitch]="selectedColor">
  <template *ngSwitchCase="colorOptions[0]">{{ colorOptions[0] }}</template>
  <template *ngSwitchCase="colorOptions[1]">{{ colorOptions[1] }}</template>
  <template *ngSwitchCase="colorOptions[2]">{{ colorOptions[2] }}</template>
  <template *ngSwitchDefault>デフォルト</template>
</div>
<div *ngIf="selectedColor === '赤'"></div>
<div *ngIf="selectedColor === '緑'"></div>
<div *ngIf="selectedColor === '青'"></div>
<div *ngIf="selectedColor !== '赤' && selectedColor !== '緑' && selectedColor !== '青'">デフォルト</div>
<ng-template #redTemplate></ng-template>
<ng-template #greenTemplate></ng-template>
<ng-template #blueTemplate></ng-template>

<ng-template [ngTemplateOutlet]="selectedColor === '赤' ? redTemplate : selectedColor === '緑' ? greenTemplate : selectedColor === '青' ? blueTemplate : defaultTemplate"></ng-template>
<mat-select [(ngModel)]="selectedColor">
  <mat-option *ngFor="let color of colorOptions" [value]="color">{{ color }}</mat-option>
</mat-select>

typescript angular



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