Node.jsとMongooseを使ってMongoDBからデータを操作する

2024-06-28

Mongooseを使ってMongoDBドキュメントからキーを削除する方法

このチュートリアルでは、Mongooseを使ってMongoDBドキュメントからキーを削除する方法を説明します。2つの方法を紹介します。

  1. $unset オペレーターを使う
  2. ドット表記を使う

前提知識

このチュートリアルを理解するには、以下の知識が必要です。

  • MongoDBの基本的な概念
  • Mongooseの使い方
  • JavaScriptの基本的な構文

$unset オペレーターは、ドキュメントからフィールドを削除するために使用されます。このオペレーターは、findOneAndUpdate() メソッドと一緒に使用します。

const mongoose = require('mongoose');

// データベースに接続
mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/test');

// スキーマを定義
const userSchema = new mongoose.Schema({
  name: String,
  email: String,
  age: Number
});

// モデルを作成
const User = mongoose.model('User', userSchema);

// ドキュメントを検索
User.findOne({ name: 'Taro' }, (err, user) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  // `age` フィールドを削除
  user.unset('age');

  // ドキュメントを更新
  user.save((err) => {
    if (err) {
      console.error(err);
      return;
    }

    console.log('キーが削除されました');
  });
});

上記のコードは、name が "Taro" であるドキュメントから age フィールドを削除します。

ドット表記を使って、ドキュメントからフィールドを削除することもできます。

const mongoose = require('mongoose');

// データベースに接続
mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/test');

// スキーマを定義
const userSchema = new mongoose.Schema({
  name: String,
  email: String,
  age: Number
});

// モデルを作成
const User = mongoose.model('User', userSchema);

// ドキュメントを検索
User.findOne({ name: 'Taro' }, (err, user) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  // `age` フィールドを削除
  delete user.age;

  // ドキュメントを更新
  user.save((err) => {
    if (err) {
      console.error(err);
      return;
    }

    console.log('キーが削除されました');
  });
});
  • $unset オペレーターは、複数のフィールドを削除する場合に便利です。
  • ドット表記は、単一のフィールドを削除する場合に簡潔です。

注意事項

  • フィールドを削除すると、そのフィールドのデータは失われます。
  • 削除する前に、フィールドのデータをバックアップしておくことをお勧めします。



Mongooseを使ってMongoDBドキュメントからキーを削除するサンプルコード

const mongoose = require('mongoose');

// データベースに接続
mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/test');

// スキーマを定義
const userSchema = new mongoose.Schema({
  name: String,
  email: String,
  age: Number
});

// モデルを作成
const User = mongoose.model('User', userSchema);

// ドキュメントを検索
User.findOne({ name: 'Taro' }, (err, user) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  if (!user) {
    console.error('ドキュメントが見つかりませんでした');
    return;
  }

  // `age`フィールドを削除
  user.age = undefined; // または user.unset('age');

  // ドキュメントを更新
  user.save((err) => {
    if (err) {
      console.error(err);
      return;
    }

    console.log('キーが削除されました');
  });
});

このコードは以下の処理を実行します。

  1. mongooseモジュールをインポートします。
  2. mongodb://localhost:27017/testデータベースに接続します。
  3. usersコレクションを表すスキーマを定義します。
  4. Userモデルを作成します。
  5. nameが"Taro"であるドキュメントを検索します。
  6. ドキュメントが見つかった場合、ageフィールドを削除します。
  7. ドキュメントを更新します。
  8. キーが削除されたことをコンソールにログ出力します。

補足

  • このコードは、Node.jsとMongooseがインストールされていることを前提としています。
  • コードを実行する前に、MongoDBサーバーが起動していることを確認してください。
  • サンプルコードはあくまでも一例であり、状況に合わせて変更する必要があります。



Mongooseを使ってMongoDBドキュメントからキーを削除するその他の方法

updateOne()メソッドは、ドキュメントを更新するために使用されます。このメソッドを使って、特定のフィールドを削除することもできます。

const mongoose = require('mongoose');

// データベースに接続
mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/test');

// スキーマを定義
const userSchema = new mongoose.Schema({
  name: String,
  email: String,
  age: Number
});

// モデルを作成
const User = mongoose.model('User', userSchema);

// ドキュメントを更新
User.updateOne({ name: 'Taro' }, { $unset: { age: 1 } }, (err) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  console.log('キーが削除されました');
});

findOneAndUpdate()メソッドと$pullオペレーターを使う

$pullオペレーターは、配列から要素を削除するために使用されます。findOneAndUpdate()メソッドと一緒に使用して、ドキュメント内の配列から特定の要素を削除することができます。

const mongoose = require('mongoose');

// データベースに接続
mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/test');

// スキーマを定義
const userSchema = new mongoose.Schema({
  name: String,
  email: String,
  hobbies: [String]
});

// モデルを作成
const User = mongoose.model('User', userSchema);

// ドキュメントを更新
User.findOneAndUpdate({ name: 'Taro' }, { $pull: { hobbies: '読書' } }, (err) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  console.log('キーが削除されました');
});

ネイティブのMongoDBドライバーを使う

Mongooseは、MongoDBとのやり取りを簡略化するためのオブジェクトレイヤーを提供します。しかし、ネイティブのMongoDBドライバーを使用することもできます。ネイティブのドライバーを使用すると、より多くの柔軟性と制御が可能になりますが、コードも複雑になります。

const { MongoClient } = require('mongodb');

// データベースに接続
const client = new MongoClient('mongodb://localhost:27017/test');
client.connect((err) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  const db = client.db();
  const collection = db.collection('users');

  // ドキュメントを更新
  collection.updateOne({ name: 'Taro' }, { $unset: { age: 1 } }, (err) => {
    if (err) {
      console.error(err);
      return;
    }

    console.log('キーが削除されました');

    // クライアントを閉じる
    client.close();
  });
});
  • シンプルでわかりやすい方法: $unset オペレーターと findOneAndUpdate() メソッドを使う
  • 柔軟性と制御が必要な場合: ネイティブのMongoDBドライバーを使う

    mongodb node.js mongoose


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