npm install証明書エラー解決

2024-09-19

npm installエラー - unable to get local issuer certificate

日本語訳

npm installを実行するときに発生するエラー、「unable to get local issuer certificate」について説明します。このエラーは、Node.jsのプロジェクトでnpmパッケージをインストールする際、SSL証明書に関する問題が発生していることを示しています。

原因

  • ネットワーク接続の問題
    ネットワーク接続が不安定だったり、ファイアウォールがSSL通信をブロックしている場合にも、このエラーが発生することがあります。
  • SSL証明書が信頼されていない
    使用しているコンピュータのSSL証明書ストアに、インストールしようとしているパッケージの発行元証明書が含まれていない場合、このエラーが発生します。

解決方法

  1. SSL証明書を更新
    • Windows
      • 必要に応じて、新しい証明書をインストールします。
    • macOS
      • キーチェーンアクセス アプリケーションを開き、システムのルート証明機関を確認します。
  2. ネットワーク接続を確認
    • ネットワーク接続が安定していることを確認します。
    • ファイアウォールやプロキシの設定を確認し、SSL通信が許可されていることを確認します。
  3. npmの設定を確認
    • npmの設定ファイル(npmrc)を確認し、SSL関連の設定が正しく設定されていることを確認します。
    • 例えば、strict-ssl=falseを設定することで、SSL証明書の検証をスキップすることができます。ただし、セキュリティリスクがあるため、慎重に使用してください。



npm install <パッケージ名>

上記のコマンドを実行すると、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。

npm ERR! network request failed at http://registry.npmjs.org/<パッケージ名>
npm ERR! reason: unable to get local issuer certificate

SSL証明書を更新

npmの設定を確認

# npmrcファイルに以下を追加
strict-ssl=false

npmのキャッシュをクリア

  • npmのキャッシュをクリアすることで、古い証明書の情報が削除されます。
npm cache clean --force

プロキシ設定を確認

  • プロキシの設定を指定するには、npm config set proxy <プロキシURL>コマンドを使用します。
  • プロキシを使用している場合は、プロキシの設定が正しいことを確認します。
npm config set proxy http://<プロキシサーバー>:<ポート>



HTTPプロトコルを使用する

  • ただし、HTTPプロトコルはセキュリティリスクがあるため、慎重に使用してください。
  • npmはデフォルトでHTTPSプロトコルを使用しますが、HTTPプロトコルを使用することでSSL証明書の問題を回避することができます。
npm config set registry http://registry.npmjs.org/

npmのミラーリポジトリを使用する

  • いくつかのミラーリポジトリが提供されています。例えば、Vercelのミラーリポジトリを使用することができます。
  • npmのミラーリポジトリを使用することで、ネットワーク接続の問題やSSL証明書の問題を回避することができます。
npm config set registry https://registry.npmjs.vercel.app/

yarnを使用する

  • yarnをインストールし、yarnを使用してパッケージをインストールします。
  • yarnはnpmの代替パッケージマネージャーであり、SSL証明書の問題を回避することができます。
npm install -g yarn
yarn install <パッケージ名>

pnpmを使用する

npm install -g pnpm
pnpm install <パッケージ名>

node.js ssl npm



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