Angular 2 フォームのクリーンアップ:送信後のリセットをマスターする
Angular 2 でフォームを送信後にリセットする方法
formGroup.reset() メソッドを使用する
これは、フォームを手動でリセットする最も簡単な方法です。formGroup.reset()
メソッドを呼び出すだけで、フォーム内のすべての値がデフォルト値にリセットされます。
onSubmit() {
// フォームを送信する処理
// フォームをリセットする
this.formGroup.reset();
}
FormBuilder を使用する
FormBuilder
を使用してフォームを作成すると、reset()
メソッドが提供されます。このメソッドは formGroup.reset()
と同じように動作します。
constructor(private fb: FormBuilder) {
this.formGroup = this.fb.group({
// フォームのコントロールを定義
});
}
onSubmit() {
// フォームを送信する処理
// フォームをリセットする
this.formGroup.reset();
}
ngSubmit イベントハンドラーを使用する
ngSubmit
イベントハンドラーを使用して、フォームが送信されたときに実行するコードを記述できます。このハンドラー内で、formGroup.reset()
メソッドを呼び出してフォームをリセットできます。
<form (ngSubmit)="onSubmit()">
<button type="submit">送信</button>
</form>
onSubmit() {
// フォームを送信する処理
// フォームをリセットする
this.formGroup.reset();
}
ReactiveFormsModule の resetForm() メソッドを使用する
ReactiveFormsModule
を使用している場合は、resetForm()
メソッドを使用してフォームをリセットできます。このメソッドは、formGroup
インスタンスとオプションの値オブジェクトを渡します。
onSubmit() {
// フォームを送信する処理
// フォームをリセットする
this.formGroup.reset({
name: '',
email: '',
// その他のフォームコントロール
});
}
どの方法を選択すべきか?
どの方法を選択するかは、状況によって異なります。
- シンプルでわかりやすい方法が必要な場合は、
formGroup.reset()
メソッドを使用するのがおすすめです。 - フォームをよりきめ細かく制御する必要がある場合は、
FormBuilder
またはReactiveFormsModule
のresetForm()
メソッドを使用するのがおすすめです。
- フォームをリセットする前に、フォームが無効かどうかを確認する必要がある場合があります。これを行うには、
formGroup.invalid
プロパティを使用できます。 - 特定のフォームコントロールのみをリセットしたい場合は、そのコントロールの
setValue()
メソッドを使用できます。
<form [formGroup]="myForm" (ngSubmit)="onSubmit()">
<input type="text" formControlName="name" placeholder="名前">
<input type="email" formControlName="email" placeholder="メールアドレス">
<button type="submit">送信</button>
</form>
コンポーネントクラス (app.component.ts
)
import { Component } from '@angular/core';
import { FormBuilder, FormGroup, Validators } from '@angular/forms';
@Component({
selector: 'app-root',
templateUrl: './app.component.html',
styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent {
myForm: FormGroup;
constructor(private fb: FormBuilder) {
this.createForm();
}
createForm() {
this.myForm = this.fb.group({
name: ['', Validators.required],
email: ['', [Validators.required, Validators.email]],
});
}
onSubmit() {
console.log('フォームが送信されました!');
// フォームをリセットする
this.myForm.reset();
}
}
このコードの説明
app.component.html
テンプレートで、formGroup
ディレクティブを使用してフォームにバインドするmyForm
という変数を定義します。ngSubmit
イベントバインディングを使用して、onSubmit()
メソッドをform
要素の送信イベントにバインドします。app.component.ts
コンポーネントクラスで、FormBuilder
を使用してmyForm
フォームグループを作成します。createForm()
メソッドは、name
とemail
という 2 つのフォームコントロールを持つFormGroup
を作成します。onSubmit()
メソッドは、フォームが送信されたときにコンソールにログメッセージを出力し、formGroup.reset()
メソッドを呼び出してフォームをリセットします。
この例をどのように拡張できますか?
- この例を拡張して、送信前にフォームが無効かどうかを確認するロジックを追加できます。
resetForm()
メソッドを使用して、フォームを特定の値にリセットできます。
patchValue()
メソッドを使用して、フォーム内の特定のコントロールのみをリセットできます。これは、フォーム全体をリセットする必要がない場合に役立ちます。
onSubmit() {
// フォームを送信する処理
// 特定のコントロールのみをリセットする
this.formGroup.patchValue({
name: '',
email: '',
});
}
フォームコントロールの setValue() メソッドを使用する
setValue()
メソッドを使用して、フォームコントロールの値を個別に設定できます。これは、フォーム内の単一のコントロールのみをリセットする必要がある場合に役立ちます。
onSubmit() {
// フォームを送信する処理
// 特定のコントロールのみをリセットする
this.formGroup.get('name').setValue('');
this.formGroup.get('email').setValue('');
}
RxJS を使用する
RxJS を使用して、フォーム送信イベントを監視し、フォームをリセットするコードを実行できます。
import { Observable, fromEvent } from 'rxjs';
onSubmit() {
// フォームを送信する処理
// フォーム送信イベントを監視する
const submitEvent = fromEvent(this.formGroup.nativeElement, 'submit');
// フォーム送信イベントを購読し、フォームをリセットする
submitEvent.subscribe(() => {
this.formGroup.reset();
});
}
- 特定のコントロールのみをリセットする必要がある場合は、
patchValue()
メソッドまたはsetValue()
メソッドを使用するのがおすすめです。 - フォーム送信イベントを監視して、フォームをリセットする必要がある場合は、RxJS を使用するのがおすすめです。
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