please explain in Japanese the "How do I get the collection of Model State Errors in ASP.NET MVC?" related to programming in "html", "asp.net-mvc", "validation".
ASP.NET MVC では、フォーム送信されたデータは ModelState というコレクションに格納されます。この ModelState には、送信された値だけでなく、バリデーション (validation) 処理によって発生したエラー情報も含まれます。
バリデーション とは、送信されたデータが正しい形式かどうかをチェックする処理です。例えば、必須項目が入力されていない、数値しか入力できない項目に文字列が入力された、などといったエラーを検出します。
ModelState エラー コレクションの取得方法
ModelState エラー コレクションを取得するには、コントローラーのアクションメソッド内で以下のプロパティを使用します。
public ActionResult MyAction(MyModel model)
{
if (!ModelState.IsValid)
{
// エラーが発生した場合の処理
// エラー内容の取得
foreach (var error in ModelState.Values)
{
foreach (var errorMessage in error.Errors)
{
// errorMessage.ErrorMessage にはエラーメッセージが入っています
Console.WriteLine(errorMessage.ErrorMessage); // デバッグ用
}
}
}
// ... (正常処理)
}
解説
errorMessage.ErrorMessage
プロパティには、具体的なエラーメッセージが格納されています。- 各項目のエラー コレクションは
ModelErrorCollection
型で、Errors
プロパティを使用して、個々のエラー情報にアクセスできます。 - エラーが発生した場合 (
!ModelState.IsValid
) は、ModelState.Values
プロパティを使用して、各項目のエラー コレクションにアクセスできます。 ModelState.IsValid
プロパティは、すべての項目のバリデーションが成功した場合にtrue
を返します。
エラーメッセージの表示方法
取得したエラーメッセージは、ビューで表示することができます。例えば、以下のように Razor シンタックスを使用して表示できます。
@if (!Model.IsValid)
{
<ul>
@foreach (var error in ModelState.Values)
{
@foreach (var errorMessage in error.Errors)
{
<li>@errorMessage.ErrorMessage</li>
}
}
</ul>
}
このコードでは、エラーがある場合に、ul
タグと li
タグを使用してエラーメッセージをリスト表示します。
public ActionResult MyAction(MyModel model)
{
if (!ModelState.IsValid) // バリデーションエラーがあれば処理へ
{
// エラー内容を取得
foreach (var error in ModelState.Values)
{
foreach (var errorMessage in error.Errors)
{
// エラーメッセージ (errorMessage.ErrorMessage) を利用可能
Console.WriteLine(errorMessage.ErrorMessage); // デバッグ用
// エラー内容に応じた処理を記述 (例: エラーメッセージをユーザーに表示)
}
}
}
// ... (正常処理)
}
解説
MyAction
メソッドは、MyModel
クラスのmodel
オブジェクトを受け取ります。!ModelState.IsValid
で、バリデーションエラーがあるかどうかをチェックします。- エラーがある場合 (
!ModelState.IsValid
) は、以下の処理を行います。ModelState.Values
プロパティで、各項目のエラー コレクションを取得します。- この部分では、デバッグ用に
Console.WriteLine
でメッセージを出力しています。実際のアプリケーションでは、取得したエラーメッセージをユーザーにわかりやすく表示する処理を追加します。
ビュー側 (Razor)
@if (!Model.IsValid) // バリデーションエラーがあれば表示
{
<ul class="error-list"> @foreach (var error in ModelState.Values)
{
@foreach (var errorMessage in error.Errors)
{
<li>@errorMessage.ErrorMessage</li>
}
}
</ul>
}
- クラス名 "error-list" などを指定することで、CSS でエラーメッセージの見た目をカスタマイズできます。
@errorMessage.ErrorMessage
で、取得したエラーメッセージを各li
タグ内に表示します。
ポイント
- ビュー側では、エラーメッセージをユーザーにわかりやすく表示します。CSS を使って見栄えを調整することもできます。
- コントローラー側では、取得したエラーメッセージを元に適切な処理を行います (例: デバッグ出力、ユーザーへのエラー表示)。
ModelState.TryAddModelError(string key, string errorMessage)
特定の項目にエラーメッセージを追加したい場合に便利です。
// コントローラー側
if (/* 検証条件 */)
{
ModelState.TryAddModelError("Name", "名前は必須入力です");
}
ModelState["key"].Errors
特定の項目のエラー コレクションに直接アクセスできます。
// コントローラー側
if (ModelState["Email"].Errors.Any())
{
// メールアドレスにエラーがある場合の処理
}
ViewData["ErrorMessages"] = ModelState.Values.SelectMany(v => v.Errors).Select(e => e.ErrorMessage);
// コントローラー側
ViewData["ErrorMessages"] = ModelState.Values.SelectMany(v => v.Errors).Select(e => e.ErrorMessage);
// ビュー側
@if (ViewData.ContainsKey("ErrorMessages"))
{
<ul>
@foreach (var errorMessage in ViewData["ErrorMessages"] as IEnumerable<string>)
{
<li>@errorMessage</li>
}
</ul>
}
注意点
- カスタムエラーメッセージやエラーロジックが必要な場合は、自分でロジックを組み立てるか、ライブラリを利用することも検討できます。
- 上記の代替手法は、特殊な場合やカスタマイズが必要な場合にのみ使用しましょう。基本的には、最初に紹介した
ModelState.IsValid
とModelState.Values
を使った方法がシンプルでよく使われます。
html asp.net-mvc validation