JavaScriptで入力追跡する
JavaScriptで入力中にonChangeイベントをトリガーする
JavaScriptでは、input
要素の値が変更されるたびにイベントをトリガーすることができます。通常、onchange
イベントを使用しますが、リアルタイムの入力追跡には、oninput
イベントがより適しています。
HTMLコード
<input type="text" id="myInput">
JavaScriptコード
const myInput = document.getElementById('myInput');
myInput.addEventListener('input', function(event) {
console.log('入力値:', event.target.value);
// ここで入力値に基づく処理を実行
});
解説
- inputイベント
input
要素の値が変更されたときにトリガーされます。- リアルタイムの入力追跡に最適で、キーストロークごとにイベントが発生します。
- addEventListenerメソッド
input
要素にイベントリスナーを追加します。'input'
というイベントタイプを指定し、イベントが発生したときに実行される関数を渡します。
- イベントオブジェクト
event
オブジェクトは、イベントの詳細を含む情報を提供します。event.target.value
プロパティを使用して、入力要素の現在の値を取得できます。
例
myInput.addEventListener('input', function(event) {
const inputValue = event.target.value;
if (inputValue.length >= 5) {
// 入力値が5文字以上になったら処理を実行
console.log('入力値が5文字以上になりました');
}
});
onkeyup
やonkeydown
イベントも使用できますが、input
イベントの方がより汎用性があり、ブラウザ間の互換性が高いです。onchange
イベントは、入力要素のフォーカスが失われたときにのみトリガーされます。リアルタイムの入力追跡には適していません。
JavaScriptで入力追跡する
例1: oninput
イベントを使用
const myInput = document.getElementById('myInput');
myInput.addEventListener('input', function(event) {
console.log('入力値:', event.target.value);
// ここで入力値に基づく処理を実行
});
解説
- イベントが発生すると、コールバック関数内で
event.target.value
プロパティを使用して入力値を取得できます。 addEventListener
メソッドを使用して、input
要素にイベントリスナーを追加します。oninput
イベントは、入力要素の値が変更されるたびにトリガーされます。
const myInput = document.getElementById('myInput');
myInput.addEventListener('keyup', function(event) {
console.log('入力値:', event.target.value);
// ここで入力値に基づく処理を実行
});
onkeyup
イベントは、キーが離されたときにトリガーされます。
const myInput = document.getElementById('myInput');
myInput.addEventListener('keydown', function(event) {
console.log('入力値:', event.target.value);
// ここで入力値に基づく処理を実行
});
注意
onkeyup
やonkeydown
イベントは、特定のキーが押されたときにのみイベントが発生します。oninput
イベントは、onkeyup
やonkeydown
イベントよりもリアルタイム性が高く、キーストロークごとにイベントが発生します。
onkeydown
とonkeyup
の両方のイベントを組み合わせたような挙動を示します。- キーが押されたときにトリガーされます。
onpasteイベント
- クリップボードからテキストが貼り付けられた場合の処理に便利です。
- テキストが貼り付けられたときにトリガーされます。
oncutイベント
oncopyイベント
onselectイベント
- テキストの選択状態に基づいて処理を実行する際に便利です。
onfocusとonblurイベント
- これらのイベントを使用して、入力要素のフォーカス状態に基づいて処理を実行することができます。
onblur
イベントは、入力要素がフォーカスを失ったときにトリガーされます。
onpropertychangeイベント (IE専用)
- 他のブラウザでは使用できません。
- 入力要素のプロパティが変更されたときにトリガーされます。
- Internet Explorerのみでサポートされるイベントです。
MutationObserver API
- より柔軟な監視が可能ですが、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。
- 入力要素の値が変更された場合にも検出することができます。
- DOMツリーの変更を監視するためのAPIです。
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