Angular2 チュートリアル(Heroes Tour)で発生する「モジュール 'angular2-in-memory-web-api' が見つかりません」エラーの解決方法

2024-07-27

Angular2 チュートリアル(Heroes Tour)におけるエラー「モジュール 'angular2-in-memory-web-api' が見つかりません」の解決方法

このエラーは、Angular2 チュートリアル「Heroes Tour」において、angular2-in-memory-web-api モジュールをインポートしようとすると発生します。このモジュールは、開発中に実際のサーバーを使用せずに、模擬的な API を提供するために使用されます。

解決方法

このエラーを解決するには、以下の2つの方法があります。

方法1:angular2-in-memory-web-api モジュールのインストール

  1. ターミナルで以下のコマンドを実行して、angular2-in-memory-web-api モジュールをインストールします。
npm install angular2-in-memory-web-api
  1. インストールが完了したら、以下のコマンドを実行して、アプリケーションを再起動します。
ng serve

方法2:InMemoryDataService サービスを自作する

  1. app/in-memory-data-service.ts という新しいファイルを作成します。
  2. 以下のコードを in-memory-data-service.ts ファイルに貼り付けます。
import { Injectable } from '@angular/core';

import { Hero } from './hero';

@Injectable({
  providedIn: 'root'
})
export class InMemoryDataService {

  createDb(): {heroes: Hero[]} {
    const heroes = [
      { id: 11, name: 'Mr. Nice' },
      { id: 12, name: 'Narco' },
      { id: 13, name: 'Bombasto' },
      { id: 14, name: 'Celeritas' },
      { id: 15, name: 'Magneta' },
      { id: 16, name: 'RubberMan' },
      { id: 17, name: 'Dynama' },
      { id: 18, name: 'Dr. IQ' },
      { id: 19, name: 'Magma' },
      { id: 20, name: 'Tornado' }
    ];
    return { heroes };
  }

}
  1. app.module.ts ファイルを開き、以下のコードを追加します。
import { HttpClientModule } from '@angular/common/http';
import { InMemoryDataService } from './in-memory-data-service';

// ...

providers: [
  // ...
  { provide: HTTP_INTERCEPTORS, useClass: AuthInterceptor, multi: true },
  { provide: InMemoryDataService, useClass: InMemoryDataService }
],
  1. 以下のコマンドを実行して、アプリケーションを再起動します。
ng serve
  • 方法2は、より複雑ですが、より柔軟なモック API を作成することができます。
  • 方法1は、より簡単ですが、angular2-in-memory-web-api モジュールに依存することになります。
  • 上記の解決方法で問題が解決しない場合は、以下の情報を追加で提供してください。
    • 使用している IDE
    • 使用しているオペレーティングシステム
    • エラーメッセージの詳細



import { Injectable } from '@angular/core';

import { Hero } from './hero';

@Injectable({
  providedIn: 'root'
})
export class InMemoryDataService {

  createDb(): {heroes: Hero[]} {
    const heroes = [
      { id: 11, name: 'Mr. Nice' },
      { id: 12, name: 'Narco' },
      { id: 13, name: 'Bombasto' },
      { id: 14, name: 'Celeritas' },
      { id: 15, name: 'Magneta' },
      { id: 16, name: 'RubberMan' },
      { id: 17, name: 'Dynama' },
      { id: 18, name: 'Dr. IQ' },
      { id: 19, name: 'Magma' },
      { id: 20, name: 'Tornado' }
    ];
    return { heroes };
  }

}

app.module.ts

import { HttpClientModule } from '@angular/common/http';
import { InMemoryDataService } from './in-memory-data-service';

// ...

providers: [
  // ...
  { provide: HTTP_INTERCEPTORS, useClass: AuthInterceptor, multi: true },
  { provide: InMemoryDataService, useClass: InMemoryDataService }
],

使用方法

  1. app/in-memory-data-service.ts ファイルに上記のコードを貼り付けます。
{ provide: InMemoryDataService, useClass: InMemoryDataService }
ng serve

このコードにより、angular2-in-memory-web-api モジュールに依存することなく、模擬的な API を作成することができます。

  • Hero インターフェースは、以下のプロパティを持つ必要があります。
    • id:英雄の ID
    • name:英雄の名前
  • heroes プロパティは、Hero インターフェースの配列である必要があります。
  • createDb() メソッドは、模擬的な API データを返すオブジェクトを返す必要があります。



他の方法

方法3:ng serve コマンドに --proxy-config オプションを使用する

  1. 以下のコマンドを実行して、proxy-config.json という新しいファイルを作成します。
ng config proxy-config proxy-config.json
  1. proxy-config.json ファイルを開き、以下のコードを貼り付けます。
{
  "/api": {
    "target": "http://localhost:3000",
    "secure": false,
    "changeOrigin": true,
    "logLevel": "debug"
  }
}
ng serve --proxy-config=proxy-config.json

方法4:ng build コマンドに --aot オプションを使用する

ng build --aot
ng build --output-path=dist/my-app
serve dist/my-app
  • 方法5は、ビルドされたアプリケーションを別のディレクトリに配置する場合に便利です。
  • 方法4は、AOT コンパイルを使用すると、パフォーマンスが向上する場合があります。
  • 方法3は、本番環境用のプロキシサーバーを設定する場合に便利です。

angular import angular-tour-of-heroes



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