Reactで自動補完がオフにならない問題について

2024-10-14

問題
Reactのフォーム要素でautocomplete="off"を設定しても、Google Chromeなどのブラウザでは自動補完が機能してしまうことがあります。

原因
ブラウザのデフォルトの挙動や、Reactの内部実装による影響で、autocomplete="off"が適切に適用されないことがあります。

解決方法
以下のような方法を試してみてください。

  1. 直接input要素に設定

    <input type="text" autocomplete="off" />
    
  2. useRefフックを使って直接操作

    import { useRef } from 'react';
    
    function MyComponent() {
      const inputRef = useRef(null);
    
      const handleFocus = () => {
        inputRef.current.autocomplete = 'off';
      };
    
      return (
        <input type="text" ref={inputRef} onFocus={handleFocus} />
      );
    }
    
  3. カスタムコンポーネントを作成

    function AutocompleteOffInput({ ...props }) {
      return (
        <input {...props} autocomplete="off" />
      );
    }
    

注意事項

  • 複雑なフォームや特定のブラウザで問題が続く場合は、より詳細な調査が必要になることがあります。
  • ブラウザやバージョンの違いによって、これらの方法の効果が異なる場合があります。

追加情報

  • Reactの公式ドキュメントやコミュニティフォーラムで、この問題に関する情報や他の解決方法が提供されている場合があります。



<input type="text" autocomplete="off" />

直接input要素にautocomplete="off"を設定することで、ブラウザのデフォルトの自動補完を無効化します。

import { useRef } from 'react';

function MyComponent() {
  const inputRef = useRef(null);

  const handleFocus = () => {
    inputRef.current.autocomplete = 'off';
  };

  return (
    <input type="text" ref={inputRef} onFocus={handleFocus} />
  );
}

useRefフックを使用してinput要素への参照を取得し、フォーカスイベントが発生したときにautocomplete属性を直接設定します。

function AutocompleteOffInput({ ...props }) {
  return (
    <input {...props} autocomplete="off" />
  );
}

カスタムコンポーネントを作成し、その中でautocomplete="off"を設定することで、再利用可能な自動補完を無効化する要素を提供します。

ブラウザの設定を確認




autoCompleteプロパティの使用

React 17以降では、autoCompleteプロパティを使用して自動補完の挙動を制御できます。

<input type="text" autoComplete="off" />

onFocusイベントの利用

フォーカスイベントが発生したときに、JavaScriptを使用してautocomplete属性を設定することができます。

import { useState } from 'react';

function MyComponent() {
  const [autocompleteOff, setAutocompleteOff] = useState(false);

  const handleFocus = () => {
    setAutocompleteOff(true);
  };

  return (
    <input type="text" autocomplete={autocompleteOff ? 'off' : ''} onFocus={handleFocus} />
  );
}

CSSのautocomplete属性

CSSのautocomplete属性を使用して、ブラウザの自動補完を制御することもできます。

input {
  autocomplete: off;
}

より柔軟な制御が必要な場合は、カスタム入力コンポーネントを作成し、その中でautocomplete属性や他のプロパティを管理できます。


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