Angular数値パイプ詳解

2024-10-14

Angular 2における数値パイプのパラメータについて

Angular 2において、数値をフォーマットするためのパイプとして、DecimalPipeがあります。このパイプは、数値を指定された形式にフォーマットします。

パラメータ

DecimalPipeは次のパラメータを受け取ります:

  1. 数値
    フォーマットする数値です。
  2. 最小整数桁数 (optional)
    数値の整数部分の最小桁数です。デフォルトは 0 です。
  3. ロケール (optional)
    数値のフォーマットに使用するロケールです。デフォルトはブラウザのロケールです。

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-decimal-pipe',
  template: `
    <p>Original number: {{ originalNumber }}</p>
    <p>Formatted number with minimum 2 integer digits: {{ originalNumber | number:'2.0-2' }}</p>
    <p>Formatted number with maximum 2 integer digits: {{ originalNumber | number:'2.0-0' }}</p>
    <p>Formatted number with minimum 2 decimal digits: {{ originalNumber | number:'0.2-2' }}</p>
    <p>Formatted number with maximum 2 decimal digits: {{ originalNumber | number:'0.2-0' }}</p>
    <p>Formatted number with French locale: {{ originalNumber | number:'1.2-2':'fr' }}</p>
  `,
})
export class DecimalPipeComponent {
  originalNumber = 123.456;
}

この例では、DecimalPipeを使用して数値をさまざまな形式にフォーマットしています。たとえば、number:'2.0-2'は、数値の整数部分を最小2桁、小数部分を最小2桁にフォーマットします。




Angular 2における数値パイプの例

Angular 2数値パイプは、数値を指定された形式にフォーマットする機能を提供します。以下に、数値パイプの具体的な使用例を解説します。

基本的な使用法

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-decimal-pipe',
  template: `
    <p>Original number: {{ originalNumber }}</p>
    <p>Formatted number: {{ originalNumber | number:'1.2-2' }}</p>
  `,
})
export class DecimalPipeComponent {
  originalNumber = 123.456;
}

この例では、number:'1.2-2'というパイプのフォーマットを使用しています。これは、数値を1桁の整数部分と2桁の小数部分でフォーマットすることを意味します。

さまざまなフォーマット

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-decimal-pipe',
  template: `
    <p>Original number: {{ originalNumber }}</p>
    <p>Formatted number with minimum 2 integer digits: {{ originalNumber | number:'2.0-2' }}</p>
    <p>Formatted number with maximum 2 integer digits: {{ originalNumber | number:'2.0-0' }}</p>
    <p>Formatted number with minimum 2 decimal digits: {{ originalNumber | number:'0.2-2' }}</p>
    <p>Formatted number with maximum 2 decimal digits: {{ originalNumber | number:'0.2-0' }}</p>
    <p>Formatted number with French locale: {{ originalNumber | number:'1.2-2':'fr' }}</p>
  `,
})
export class DecimalPipeComponent {
  originalNumber = 123.456;
}

ロケールの指定

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-decimal-pipe',
  template: `
    <p>Original number: {{ originalNumber }}</p>
    <p>Formatted number with French locale: {{ originalNumber | number:'1.2-2':'fr' }}</p>
  `,
})
export class DecimalPipeComponent {
  originalNumber = 123.456;
}

この例では、'fr'というロケールを指定して、フランス語のフォーマットを使用しています。

通貨フォーマット

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-decimal-pipe',
  template: `
    <p>Original number: {{ originalNumber }}</p>
    <p>Formatted currency: {{ originalNumber | currency:'USD':'symbol':'1.2-2' }}</p>
  `,
})
export class DecimalPipeComponent {
  originalNumber = 123.456;
}

この例では、currencyパイプを使用して、数値を通貨形式にフォーマットしています。USDは通貨コード、symbolは通貨記号を表示するかどうか、1.2-2はフォーマットを指定しています。




カスタムパイプの作成

最も柔軟な方法は、カスタムパイプを作成することです。カスタムパイプを作成することで、任意のフォーマットロジックを実装できます。

import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';

@Pipe({
  name: 'myCustomFormat'
})
export class MyCustomFormatPipe implements PipeTransform {
  transform(value: number, args?: any[]): string {
    // カスタムフォーマットロジックを実装
    return value.toFixed(2); // 例: 小数点以下2桁に丸める
  }
}

テンプレート式

単純なフォーマットの場合、テンプレート式を使用することもできます。

<p>Formatted number: {{ originalNumber.toFixed(2) }}</p>

JavaScriptの組み込み関数

JavaScriptの組み込み関数を使用して、数値をフォーマットすることもできます。

<p>Formatted number: {{ originalNumber.toLocaleString('en-US', { minimumFractionDigits: 2 }) }}</p>

サードパーティライブラリ

より高度なフォーマットが必要な場合は、サードパーティライブラリを使用することもできます。例えば、ngx-number-formatライブラリは、さまざまな数値フォーマットを提供します。


angular pipe decimal



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