Angular CLIでコンポーネントを作成して特定のモジュールに追加する方法

2024-04-02

Angular CLIでコンポーネントを作成して特定のモジュールに追加する方法

前提条件

  • Angular CLIがインストールされていること
  • ターミナルまたはコマンドプロンプトを使用できること

手順

  1. ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、プロジェクトディレクトリに移動します。
  2. 以下のコマンドを実行して、コンポーネントを生成します。
ng generate component <component-name> --module <module-name>
  • <component-name> はコンポーネント名に置き換えます。
  • <module-name> はコンポーネントを追加したいモジュール名に置き換えます。
ng generate component MyComponent --module AppModule

このコマンドを実行すると、以下のファイルが生成されます。

  • <component-name>.component.ts:コンポーネントの TypeScript ファイル
  1. 生成されたファイルを開き、必要に応じて編集します。
  2. アプリケーションを起動して、コンポーネントが正しく動作することを確認します。

詳細

  • --module オプションは、コンポーネントを追加するモジュールを指定します。
  • --flat オプションを指定すると、コンポーネント用のディレクトリを作成せずに、ファイルを現在のディレクトリに生成します。
  • --display-block オプションを指定すると、コンポーネントの HTML テンプレートで display: block スタイルが自動的に設定されます。

モジュールについて

Angular アプリケーションはモジュールで構成されています。モジュールは、コンポーネント、サービス、パイプなどの関連するコードをまとめるための単位です。

コンポーネントを作成する際は、どのモジュールに追加するかを指定する必要があります。一般的には、コンポーネントとその関連するコードを同じモジュールにまとめます。

補足

  • 上記の手順は、基本的なコンポーネントを作成するためのものです。より複雑なコンポーネントを作成するには、追加のオプションや設定が必要になる場合があります。
  • Angular CLI は、コンポーネントの生成以外にも、様々な機能を提供しています。詳細は Angular CLI のドキュメントを参照してください。




AppModule

import { NgModule } from '@angular/core';
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';
import { AppComponent } from './app.component';
import { MyComponent } from './my-component/my-component.component';

@NgModule({
  declarations: [
    AppComponent,
    MyComponent
  ],
  imports: [
    BrowserModule
  ],
  providers: [],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }

MyComponent

import { Component, OnInit } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'my-component',
  templateUrl: './my-component.component.html',
  styleUrls: ['./my-component.component.css']
})
export class MyComponent implements OnInit {

  constructor() { }

  ngOnInit() {
  }

}

my-component.component.html

<h1>My Component</h1>

<p>This is my component.</p>

my-component.component.css

/*
  コンポーネントのスタイルをここに記述
*/

実行

  1. 上記のコードをファイルに保存します。
ng serve
  1. ブラウザで http://localhost:4200 を開くと、アプリケーションが表示されます。

説明

  • AppModule はアプリケーションのルートモジュールです。
  • MyComponent はシンプルなコンポーネントで、<h1> タグと <p> タグのみを持っています。

このコードを参考に、独自のコンポーネントを作成してアプリケーションに追加してみてください。




Angular CLIでコンポーネントを作成して特定のモジュールに追加する他の方法

手動でファイルを作成する

  1. コンポーネント用のディレクトリを作成します。
  2. コンポーネントの TypeScript ファイル、HTML テンプレートファイル、CSS スタイルファイルを作成します。
  3. コンポーネントをモジュールの declarations 配列に追加します。
// my-component ディレクトリを作成
mkdir my-component

// my-component.component.ts ファイルを作成
// ...

// my-component.component.html ファイルを作成
// ...

// my-component.component.css ファイルを作成
// ...

// app.module.ts ファイルを編集
import { NgModule } from '@angular/core';
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';
import { AppComponent } from './app.component';
import { MyComponent } from './my-component/my-component.component';

@NgModule({
  declarations: [
    AppComponent,
    MyComponent
  ],
  imports: [
    BrowserModule
  ],
  providers: [],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }

Angular IDEを使用すると、コンポーネントを簡単に作成してモジュールに追加することができます。

例:

  • WebStorm を使用している場合は、Ctrl+Alt+N を押して新しいコンポーネントを作成できます。
  • Visual Studio Code を使用している場合は、Angular拡張機能を使用して新しいコンポーネントを作成できます。

コンポーネントジェネレータを使用する

Angular CLI: https://angular.io/cli 以外にも、コンポーネントジェネレータと呼ばれるツールを使用してコンポーネントを作成することができます。

コンポーネントジェネレータは、コンポーネントの雛形を自動的に生成してくれるので、手動でファイルを作成する必要がありません。

  • 手動でファイルを作成する方法: 最も柔軟な方法ですが、最も時間がかかります。
  • Angular IDEを使用する方法: 簡単で迅速な方法ですが、IDE が必要です。
  • コンポーネントジェネレータを使用する: 標準的なコンポーネントを簡単に作成できる方法ですが、カスタマイズ性が低くなります。

Angular CLI でコンポーネントを作成して特定のモジュールに追加するには、いくつかの方法があります。


angular typescript angular-cli


Angular 2 でコンポーネントの静的変数を HTML にバインドする 3 つの方法

静的変数を HTML にバインドするには、以下の 2 つの方法があります。インターポレーション構文を使用する最も簡単な方法は、インターポレーション構文を使用することです。インターポレーション構文を使用すると、静的変数の値を直接 HTML テンプレートに埋め込むことができます。...


【Angular・Firebase】「The pipe 'async' could not be found」エラーの解決策

Angularアプリケーションで、async パイプを使用しようとすると、「The pipe 'async' could not be found」というエラーが発生する場合があります。原因:このエラーは、以下の2つの原因が考えられます。解決策:...


【保存版】tsconfig.jsonの「target」オプション:バージョン指定で開発をスムーズに

このファイルの中で、targetオプションは、コンパイルされたJavaScriptのターゲットとなるJavaScriptのバージョンを指定します。これは、生成されるJavaScriptコードがどのブラウザや実行環境で実行可能であるかを決定します。...


Angular 6 開発で発生するエラー「Could not find module "@angular-devkit/build-angular"」の対処法

このエラーが発生する主な原因は2つあります。@angular-devkit/build-angularモジュールのインストール不足Angular 6では、@angular-devkit/build-angularモジュールが開発依存関係として新たに導入されました。このモジュールがインストールされていない場合は、このエラーが発生します。...


【保存版】TypeScriptオプション型:疑問を徹底解消! 〜サンプルコードで理解を深める〜

例:この例では、User インターフェースの age プロパティはオプション型になっています。つまり、user オブジェクトには age プロパティが存在する可能性もありますが、存在しない場合や null の値である場合もあります。オプション型の利点:...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



Angular CLIで特定のフォルダにコンポーネントを生成するその他の方法

--path オプションを使用するng generate component コマンドに --path オプションを指定することで、コンポーネントを生成するフォルダを指定できます。このコマンドは、app/components フォルダ内に my-component という名前のコンポーネントを生成します。