Angular2 チュートリアル:バインディングエラー撲滅!「DIRECTIVE」プロパティの正体と置き換え方法

2024-05-06

Angular2 における "Angular2 Can't bind to DIRECTIVE since it isn't a known property of element" エラーの解説

このエラーは、Angular2 テンプレートで DIRECTIVE というプロパティにバインディングを試みた際に発生します。しかし、DIRECTIVE は Angular2 で認識されていないプロパティであるため、エラーが発生します。

このエラーを解決するには、以下の2つの方法があります。

DIRECTIVE プロパティを削除する

最も簡単な解決方法は、DIRECTIVE プロパティをテンプレートから削除することです。不要なプロパティを保持していると、エラーが発生したり、コードが冗長になる可能性があります。

DIRECTIVE プロパティを適切なプロパティに置き換える

DIRECTIVE プロパティにバインディングする必要がある場合は、適切なプロパティに置き換える必要があります。バインディングするプロパティは、コンポーネントのクラスプロパティ、入力プロパティ、出力プロパティなど、Angular2 で認識されているものでなければなりません。

具体的な解決方法は、バインディングしようとしている内容によって異なります。例えば、コンポーネントのクラスプロパティにバインディングしたい場合は、以下のコードのように bind ディレクティブを使用できます。

<div [bind]="myProperty"></div>

myProperty は、コンポーネントのクラスプロパティの名前です。

また、入力プロパティにバインディングしたい場合は、以下のコードのように @Input() デコレータを使用できます。

export class MyComponent {
  @Input() myInputProperty: string;
}

テンプレートでは、以下のコードのように @Input() プロパティにバインディングできます。

<my-component [myInputProperty]="myValue"></my-component>

myValue は、バインディングする値です。

export class MyComponent {
  @Output() myOutputEvent = new EventEmitter<string>();

  onClick() {
    this.myOutputEvent.emit('clicked');
  }
}
<my-component (myOutputEvent)="onEvent($event)"></my-component>

onEvent は、イベントハンドラー関数の名前です。

これらの方法で、DIRECTIVE プロパティを適切なプロパティに置き換えることで、エラーを解決することができます。

その他の注意事項

  • 上記の解決策以外にも、エラーの原因によっては別の解決策が必要になる場合があります。
  • エラーメッセージをよく読み、問題箇所を特定することが重要です。
  • 必要に応じて、Angular2 のドキュメントやチュートリアルを参照してください。



Angular2における「Angular2 Can't bind to DIRECTIVE since it isn't a known property of element」エラーの解決例:サンプルコード

このサンプルコードでは、DIRECTIVE プロパティを削除する方法と、myProperty という適切なプロパティに置き換える方法を示します。

DIRECTIVE プロパティを削除する

HTMLファイル:

<div DIRECTIVE="myValue"></div>

修正後:

<div></div>

この例では、DIRECTIVE プロパティをテンプレートから削除することで、エラーを解決しています。

DIRECTIVE プロパティを myProperty に置き換える

<div DIRECTIVE="myValue"></div>

TypeScriptファイル:

export class MyComponent {
  // プロパティがないため、エラーが発生する
  DIRECTIVE: string;
}
<div [myProperty]="myValue"></div>
export class MyComponent {
  // myPropertyというプロパティを追加
  myProperty: string;
}



Angular2における「Angular2 Can't bind to DIRECTIVE since it isn't a known property of element」エラーの解決方法:その他

上記で紹介した方法に加えて、以下の方法でもエラーを解決することができます。

カスタムディレクティブを使用する

DIRECTIVE という名前の属性にバインディングする必要がある場合は、カスタムディレクティブを作成することができます。カスタムディレクティブは、独自のロジックと機能を定義できる再利用可能なコンポーネントです。

カスタムディレクティブを作成するには、以下の手順が必要です。

  1. ディレクティブクラスを作成する
  2. @Directive() デコレータでディレクティブを定義する
  3. @Input() プロパティを使用して、バインディングする値を定義する
  4. テンプレートでディレクティブを使用する

以下のコードは、DIRECTIVE という名前のカスタムディレクティブの例です。

import { Directive, Input } from '@angular/core';

@Directive({
  selector: '[directive]',
})
export class DirectiveDirective {
  @Input() directive: string;

  constructor() {}
}
<div directive="myValue"></div>

この例では、DirectiveDirective というカスタムディレクティブを作成し、directive という @Input() プロパティを定義しています。テンプレートでは、directive 属性を使用して myValue という値をディレクティブにバインディングしています。

アリアスを使用する

DIRECTIVE という名前の属性にバインディングする必要がある場合は、エイリアスを使用して、別の名前でバインディングすることができます。

エイリアスを使用するには、以下の手順が必要です。

  1. as オプションを使用して、エイリアスを定義する
  2. テンプレートでエイリアスを使用してバインディングする

以下のコードは、DIRECTIVE という名前の属性のエイリアスとして myDirective を定義する例です。

import { Directive, Input } from '@angular/core';

@Directive({
  selector: '[directive]',
  as: 'myDirective',
})
export class DirectiveDirective {
  @Input() directive: string;

  constructor() {}
}
<div myDirective="myValue"></div>

バインディング構文を使用する

バインディング構文には、以下の種類があります。

  • 角括弧構文 ([])
  • 参照構文 (#)

以下のコードは、角括弧構文を使用して DIRECTIVE という名前の属性にバインディングする例です。

<div [directive]="myValue"></div>

この例では、角括弧構文を使用して myValue という値を DIRECTIVE 属性にバインディングしています。

また、丸括弧構文を使用してイベントにバインディングしたり、参照構文を使用してテンプレート要素を参照したりすることもできます。


angular typescript directive


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