Create React Appでポート番号を指定する方法
Create React Appでポート番号を指定する方法
ここでは、環境変数とenvファイルの2つの方法でポート番号を指定する方法を紹介します。
環境変数でポート番号を指定する方法
- ターミナルを開き、プロジェクトフォルダに移動します。
- 以下のコマンドを実行します。
PORT=8080 npm start
このコマンドは、PORT
環境変数に8080
を指定してnpm start
を実行します。
その他の環境変数
- HOST: ホスト名またはIPアドレスを指定します。デフォルトは
localhost
です。 - HTTPS: HTTPSで起動する場合は
true
に設定します。デフォルトはfalse
です。
例:
PORT=8080 HOST=0.0.0.0 HTTPS=true npm start
envファイルでポート番号を指定する方法
- プロジェクトフォルダに.envファイルを作成します。
.env
ファイルに以下の内容を記述します。
PORT=8080
- npm startコマンドを実行します。
.env
ファイルは、環境変数を設定するためのファイルです。.env
ファイルに設定された環境変数は、npm start
コマンド実行時に読み込まれます。
どちらの方法でも、ポート番号を指定することはできます。環境変数の方がシンプルですが、.env
ファイルの方が環境ごとに設定を変更しやすいため、複数の環境でプロジェクトを運用する場合には.env
ファイルを使用するのがおすすめです。
create-react-app
でポート番号を指定するには、環境変数またはenv
ファイルを使用できます。どちらの方法でも、プロジェクトフォルダに移動してnpm start
コマンドを実行することで、指定したポート番号でプロジェクトを起動することができます。
環境変数でポート番号を指定する例
# ターミナルで以下のコマンドを実行
PORT=8080 npm start
envファイルでポート番号を指定する例
PORT=8080
npm start
- 上記のサンプルコードは、デフォルトのポート番号3000を8080に変更する例です。
- 環境変数または
env
ファイルに設定したポート番号は、react-scripts start
コマンド実行時に読み込まれます。
他の方法
package.jsonファイル
- プロジェクトフォルダのpackage.jsonファイルを開きます。
"scripts"
オブジェクトに以下のプロパティを追加します。
"scripts": {
"start": "react-scripts start --port 8080"
}
この設定により、npm start
コマンドを実行すると、ポート8080でプロジェクトが起動されます。
直接スクリプトを実行
- プロジェクトフォルダのnode_modules/.bin/react-scriptsファイルを開きます。
./react-scripts start --port 8080
このコマンドは、react-scripts start
スクリプトを直接実行し、--port
オプションでポート番号を8080に指定します。
create-react-app
でポート番号を指定するには、以下の方法があります。
- 環境変数
- envファイル
- package.jsonファイル
- 直接スクリプトを実行
どの方法を使用するかは、開発環境やプロジェクトの要件によって異なります。
reactjs npm create-react-app