【カンタン!】CSSでファイル入力欄の「ファイルを選択」を好きな文字に変更
HTMLでファイル入力欄のデフォルトテキストを変更する方法
方法はいくつかありますが、一般的には以下の2つの方法が用いられます。
value属性を使用する
最も簡単な方法は、<input>
要素のvalue
属性に、表示したいテキストを代入することです。
<input type="file" value="画像を選択">
この例では、「画像を選択」というテキストがデフォルトテキストとして表示されます。
CSSを使用する
より柔軟な方法として、CSSを使用してデフォルトテキストを変更することができます。
まず、<input>
要素に適当なIDまたはクラスを割り当てます。
<input type="file" id="file-input">
次に、以下のCSSルールを作成します。
#file-input::placeholder {
content: '画像を選択';
}
このCSSルールは、#file-input
要素のプレースホルダーテキストを「画像を選択」に変更します。
注意点
value
属性を使用する方法は、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。- CSSを使用する方法は、すべてのブラウザでサポートされていますが、古いブラウザでは正しく表示されない場合があります。
上記以外にも、JavaScriptを使用してデフォルトテキストを変更する方法もあります。しかし、初心者の方には、value
属性またはCSSを使用する方法の方が簡単でおすすめです。
HTML
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>ファイル入力欄のデフォルトテキストを変更</title>
<style>
/* CSS */
#file-input::placeholder {
content: '画像を選択';
}
</style>
</head>
<body>
<form action="#">
<label for="file-input">ファイルをアップロード:</label>
<input type="file" id="file-input" name="file">
<button type="submit">送信</button>
</form>
</body>
</html>
CSS
/* 上記のHTML内に記述 */
説明
このコードは、以下の内容を実現します。
- ユーザーがファイルをアップロードできるフォームを作成します。
<input type="file">
要素にID "file-input" を割り当てます。
このコードを参考に、ご自身のWebサイトにファイルをアップロードする機能を追加してみてください。
HTMLでファイル入力欄のデフォルトテキストを変更するその他の方法
- JavaScriptを使用する
上記のうち、value属性を使用する と CSSを使用する は、比較的簡単で初心者向けの方法です。
今回は、3番目の方法である JavaScriptを使用する 方法について説明します。
JavaScriptを使用すると、より動的にデフォルトテキストを変更することができます。
例えば、ユーザーがファイルをアップロードした際に、選択したファイル名を表示するといった処理が可能です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>ファイル入力欄のデフォルトテキストを変更</title>
<style>
/* CSS (省略) */
</style>
</head>
<body>
<form action="#">
<label for="file-input">ファイルをアップロード:</label>
<input type="file" id="file-input" name="file">
<button type="submit">送信</button>
</form>
<script>
const fileInput = document.getElementById('file-input');
const fileLabel = document.querySelector('label[for="file-input"]');
fileInput.addEventListener('change', function(event) {
const selectedFile = event.target.files[0];
const fileName = selectedFile.name;
if (fileName) {
fileLabel.textContent = `選択したファイル: ${fileName}`;
} else {
fileLabel.textContent = '画像を選択';
}
});
</script>
</body>
</html>
<input type="file">
要素と、それに対応するラベル要素を取得します。change
イベントリスナーを<input type="file">
要素に登録します。- イベントリスナー内で、選択されたファイルのファイル名を取得します。
- ファイル名が存在する場合、ラベル要素のテキストコンテンツを「選択したファイル: [ファイル名]」に変更します。
上記以外にも、ライブラリなどを利用してデフォルトテキストを変更する方法もあります。
しかし、基本的には上記の3つの方法で十分に対応できるでしょう。
最後に
HTMLでファイル入力欄のデフォルトテキストを変更する方法について、3つの方法を説明しました。
ご自身の目的に合った方法を選択して、実装してみてください。
html file input