プロジェクトに合ったフォルダ構成を選択

2024-04-02

Node.js プロジェクトのフォルダ構成

├── app
│   ├── controllers
│   ├── models
│   ├── routes
│   └── views
├── bin
│   └── www
├── config
│   └── default.json
├── node_modules
├── package.json
└── README.md

各ディレクトリ詳細

app

  • アプリケーションのメインコードを格納します。
  • サブディレクトリは以下の通りです。
    • controllers: コントローラーファイルを格納します。
    • models: モデルファイルを格納します。
    • routes: ルーティングファイルを格納します。

bin

  • 実行可能なファイルを格納します。
  • 一般的には、www という名前のファイルがあり、これがアプリケーションの起動スクリプトとなります。

config

  • 一般的には、default.json という名前のファイルがあり、データベース接続情報やポート番号などが設定されます。

node_modules

  • プロジェクトで使用している Node.js モジュールを格納します。
  • npm install コマンドでインストールされます。

package.json

  • プロジェクトに関するメタ情報を格納します。
  • プロジェクト名、バージョン、依存関係モジュールなどが記述されます。

README.md

  • プロジェクトの概要、インストール方法、使用方法などが記述されます。

その他のフォルダ構成

上記以外にも、プロジェクトの規模や複雑性に応じて、以下のディレクトリを追加することもあります。

  • public: 静的ファイルを格納します。
  • tests: テストコードを格納します。
  • docs: ドキュメントを格納します。

Node.js プロジェクトのフォルダ構成は、プロジェクトの規模や複雑性によって異なります。しかし、上記のディレクトリ構成を参考に、プロジェクトに合ったフォルダ構成を設計することが重要です。




app/controllers/index.js

const express = require('express');
const router = express.Router();

router.get('/', (req, res) => {
  res.send('Hello, World!');
});

module.exports = router;

app/routes/index.js

const express = require('express');
const router = express.Router();

const indexController = require('../controllers/index');

router.use('/', indexController);

module.exports = router;

bin/www

#!/usr/bin/env node

const app = require('../app');

app.listen(3000, () => {
  console.log('App listening on port 3000!');
});

package.json

{
  "name": "my-app",
  "version": "1.0.0",
  "description": "A simple Node.js application",
  "main": "bin/www",
  "dependencies": {
    "express": "^4.17.1"
  }
}

このコードを実行すると、http://localhost:3000 にアクセスすると "Hello, World!" という文字が表示されます。

上記はあくまでサンプルコードであり、プロジェクトの要件に合わせてコードを変更する必要があります。

また、Node.js プロジェクトの開発には、さまざまなフレームワークやライブラリを使用することができます。これらのフレームワークやライブラリを使用すると、より効率的に開発を進めることができます。




Node.js プロジェクトのフォルダ構成:他の方法

MVC パターンは、Model-View-Controller の略で、ソフトウェア設計のパターンの一つです。このパターンを適用すると、以下の 3 つのディレクトリにコードを分割することができます。

この方法は、比較的シンプルなプロジェクトに適しています。

ドメイン駆動設計は、ドメインと呼ばれるビジネスロジックを単位にコードを分割する設計手法です。この手法を適用すると、以下のディレクトリ構成になります。

  • domain: ドメインロジックを格納します。
  • application: アプリケーションロジックを格納します。
  • infrastructure: インフラストラクチャコードを格納します。

ネストされたディレクトリ

プロジェクトが大きくなってきた場合は、ディレクトリをさらにネストさせて整理することができます。

例えば、app ディレクトリを以下のようにネストさせることができます。

├── app
│   ├── api
│   │   └── v1
│   │       └── controllers
│   │       └── models
│   └── web
│       └── views

この方法により、コードをより細かく分類することができます。

フレームワーク固有のディレクトリ構成

Express などのフレームワークには、独自のディレクトリ構成が推奨されている場合があります。

例えば、Express の場合は以下のディレクトリ構成が推奨されています。

├── app
│   └── routes
│       └── index.js
├── bin
│   └── www
├── config
│   └── default.json
├── node_modules
├── package.json
└── public
    └── index.html

フレームワークを使用する場合は、フレームワークの推奨するディレクトリ構成に従うことをおすすめします。

Node.js プロジェクトのフォルダ構成は、プロジェクトの規模や複雑性、使用しているフレームワークによって異なります。

上記に紹介した方法は、あくまでも例です。プロジェクトの要件に合わせて、最適なフォルダ構成を選択してください。


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