Bootstrap 4におけるグリッドシステム変更について

2024-10-22

Bootstrap 4におけるcol-xs-*が機能しない理由の日本語解説

Bootstrap 4では、col-xs-*クラスは廃止されています。これは、レスポンシブデザインの進化と、より直感的なグリッドシステムの採用によるものです。

廃止の理由と代替クラス

  • 直感的なグリッドシステム
    以前のグリッドシステムは、複数のブレークポイントを管理するのが複雑でした。Bootstrap 4では、より直感的なクラス名とブレークポイントの定義が導入されました。
  • レスポンシブデザインの進化
    Bootstrap 4は、より柔軟なレスポンシブデザインを実現するために、新しいグリッドシステムを採用しました。

代替クラスの使用

col-xs-*の代わりに、以下のクラスを使用してください:

  • col-xl-*
    エクストララージデバイス(非常に大きなモニター)以上のブレークポイントで幅を設定します。
  • col-lg-*
    ラージデバイス(デスクトップ)以上のブレークポイントで幅を設定します。
  • col-*
    すべてのブレークポイントで同じ幅を設定します。


<div class="container">
  <div class="row">
    <div class="col-md-4">Column 1</div>
    <div class="col-md-4">Column 2</div>
    <div class="col-md-4">Column 3</div>
  </   div>
</div>

このコードでは、メディアデバイス(ノートパソコン)以上のブレークポイントで、3つのコラムが均等に配置されます。

注意

  • 新しいグリッドシステムを使用することで、より柔軟で直感的なレスポンシブデザインを実現できます。
  • Bootstrap 4では、col-xs-*は完全に廃止されています。



Bootstrap 4におけるグリッドシステムの変更とcol-xs-*が機能しない理由のコード例解説

Bootstrap 4のグリッドシステム変更点

Bootstrap 4では、グリッドシステムが大幅に改善され、より柔軟かつ直感的なレイアウト作成が可能になりました。主な変更点は以下の通りです。

  • Flexboxの導入
  • ブレークポイントの変更
    • ブレークポイントの名称と値が変更されました。
    • sm, md, lg, xlという略称が使用されるようになり、それぞれスモール、ミディアム、ラージ、エクストララージデバイスに対応します。
  • col-xs-*クラスの廃止
    • Bootstrap 4では、最も小さなデバイス(スマートフォン)用のcol-xs-*クラスが廃止されました。
    • 代わりに、col-*クラスを使用することで、すべてのデバイスで同じ幅のコラムを定義できます。

コード例と解説

Bootstrap 3の例(col-xs-*を使用)

<div class="container">
  <div class="row">
    <div class="col-xs-6">左側のカラム</div>
    <div class="col-xs-6">右側のカラム</div>
  </div>
</div>

このコードでは、すべてのデバイスで画面を均等に2分割します。

<div class="container">
  <div class="row">
    <div class="col-6">左側のカラム</div>
    <div class="col-6">右側のカラム</div>
  </div>
</div>

このコードは、Bootstrap 3の例と同じレイアウトを生成します。col-xs-*の代わりにcol-*を使用することで、すべてのデバイスで同じ幅のコラムを定義しています。

ブレークポイントを指定した例

<div class="container">
  <div class="row">
    <div class="col-md-6">
      ミディアムデバイス以上で画面を2分割
    </div>
    <div class="col-md-6">
      ミディアムデバイス以上で画面を2分割
    </div>
  </div>
</div>

このコードでは、ミディアムデバイス(タブレット)以上で画面を均等に2分割します。スモールデバイス以下では、カラムは縦に並べられます。

なぜcol-xs-*が機能しないのか

col-xs-*クラスは、Bootstrap 4では廃止されたため、使用しても意図した動作になりません。これは、Bootstrap 4がよりシンプルかつ柔軟なグリッドシステムを採用したためです。

Bootstrap 4のグリッドシステムは、Flexboxの導入により、より柔軟かつ強力になりました。col-xs-*クラスの廃止など、いくつかの変更点がありますが、新しいクラスを使用することで、簡単にレスポンシブなレイアウトを作成できます。

ポイント

  • Flexboxの知識があると、より高度なレイアウトを作成できます。
  • ブレークポイントを指定することで、特定のデバイスサイズ以上でレイアウトを変更できます。
  • col-*クラスは、すべてのデバイスで同じ幅のコラムを定義します。
  • 具体的なレイアウトに合わせて、適切なクラスを選択し、組み合わせることで、様々なレイアウトを実現できます。
  • ご自身のプロジェクトに合わせて、適切なクラスを選択し、カスタマイズしてください。
  • 上記のコード例は、ごく基本的なものです。Bootstrap 4では、他にも様々なクラスや機能が提供されています。



Bootstrap 4におけるcol-xs-*の代替とグリッドシステム変更への対応方法

Bootstrap 4では、グリッドシステムが大幅に改善され、より柔軟なレイアウト設計が可能になりました。その一方で、col-xs-*クラスが廃止されるなど、従来のバージョンからの変更点もいくつか存在します。

col-xs-*の代替方法

Bootstrap 4では、col-xs-*クラスの代わりに、以下のクラスを使用することで、同様のレイアウトを実現できます。

<div class="container">
  <div class="row">
    <div class="col-md-6">
      ミディアムデバイス以上で画面を2分割
    </div>
    <div class="col-md-6">
      ミディアムデバイス以上で画面を2分割
    </div>
  </div>
</div>

グリッドシステム変更への対応

Bootstrap 4のグリッドシステムは、Flexboxを採用することで、より柔軟なレイアウトを実現できるようになりました。以下に、変更点への対応方法をいくつかご紹介します。

  • JavaScriptの活用
  • Sassの活用
  • 新しいクラスの利用
  • Flexboxの活用
    • justify-content, align-itemsなどのプロパティを使用して、アイテムの配置を細かく調整できます。
  • 他のCSSフレームワーク
    • Bulma、Foundationなど、他のCSSフレームワークを使用することも可能です。
    • 各フレームワークには、独自のグリッドシステムやコンポーネントが用意されています。
  • CSS Grid
    • CSS Gridは、Bootstrap 4のグリッドシステムとは異なるレイアウト方法を提供します。
    • より複雑なレイアウトを作成する場合に有効です。

Bootstrap 4のグリッドシステムは、col-xs-*クラスの廃止など、従来のバージョンからいくつかの変更点があります。しかし、新しいクラスやFlexboxの活用など、より柔軟なレイアウトを作成するための機能が追加されています。

  • Sass、JavaScriptなどの技術と組み合わせることで、さらにカスタマイズされたレイアウトを作成できます。
  • col-*クラスを基本として、ブレークポイントを指定することで、様々なデバイスに対応したレイアウトを作成できます。
  • より詳細な情報については、Bootstrapの公式ドキュメントを参照してください。
  • 上記の解説は、Bootstrap 4のグリッドシステムの基礎的な部分です。

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