Angular Base64 エンコード/デコード 解説

2024-10-05

Angular で Base64 エンコードとデコードを行う

Angularにおいて、文字列を Base64 エンコードおよびデコードする方法は、主に atob()btoa() 関数を使用します。これらの関数は、ブラウザの組み込み機能であり、JavaScript で直接使用できます。

npm パッケージのインストール (必要に応じて)

もし、より高度な機能やパフォーマンスが必要な場合は、npm パッケージを使用することもできます。例えば、crypto-js パッケージは、様々な暗号化アルゴリズムを提供します。

npm install crypto-js

Base64 エンコード

import { btoa } from 'atob-detob'; // または crypto-js を使用

const originalString = 'Hello, World!';
const encodedString = btoa(originalString);
console.log(encodedString); // 出力: SGVsbG8sIFdvcmxkIQ==
import { atob } from 'atob-detob'; // または crypto-js を使用

const encodedString = 'SGVsbG8sIFdvcmxkIQ==';
const decodedString = atob(encodedString);
console.log(decodedString); // 出力: Hello, World!

crypto-js を使用する場合

import CryptoJS from 'crypto-js';

const originalString = 'Hello, World!';
const encodedString = CryptoJS.enc.Base64.stringify(CryptoJS.enc.Utf8.parse(originalString));
console.log(encodedString); // 出力: SGVsbG8sIFdvcmxkIQ==

const decodedString = CryptoJS.enc.Utf8.stringify(CryptoJS.enc.Base64.parse(encodedString));
console.log(decodedString); // 出力: Hello, World!

注意

  • Base64 エンコードは、文字列をバイナリ形式に変換するものであり、暗号化ではありません。機密情報を保護する場合は、適切な暗号化アルゴリズムを使用してください。
  • atob()btoa() はブラウザの組み込み関数であり、Node.js では使用できません。Node.js で Base64 エンコードとデコードを行うには、crypto モジュールを使用します。



ブラウザの組み込み関数を使用する

import { btoa, atob } from 'atob-detob'; // またはブラウザの組み込み関数を使用

// エンコード
const originalString = 'Hello, World!';
const encodedString = btoa(originalString);
console.log(encodedString); // 出力: SGVsbG8sIFdvcmxkIQ==

// デコード
const decodedString = atob(encodedString);
console.log(decodedString); // 出力: Hello, World!

crypto-js パッケージを使用する

import CryptoJS from 'crypto-js';

// エンコード
const originalString = 'Hello, World!';
const encodedString = CryptoJS.enc.Base64.stringify(CryptoJS.enc.Utf8.parse(originalString));
console.log(encodedString); // 出力: SGVsbG8sIFdvcmxkIQ==

// デコード
const decodedString = CryptoJS.enc.Utf8.stringify(CryptoJS.enc.Base64.parse(encodedString));
console.log(decodedString); // 出力: Hello, World!

解説

  • 通常、URL セーフな Base64 エンコードを使用し、+ と / をそれぞれ _ と - に置き換える。
  • 文字列をバイナリ形式に変換し、そのバイナリデータを 64 個の文字 (A-Z、a-z、0-9、+、/) を使って表現する。
  • Base64 エンコードされた文字列を元のバイナリ形式に戻し、そのバイナリデータを文字列に変換する。

ブラウザの組み込み関数

  • シンプルなエンコード/デコードに適している。
  • btoa()atob() はブラウザの組み込み関数であり、直接使用できる。

crypto-js パッケージ

  • より柔軟性があり、複雑な処理が必要な場合に適している。
  • Base64 エンコード/デコードに加えて、他の暗号化アルゴリズムも使用できる。
  • より高度な暗号化機能を提供する。



window.btoa() と window.atob() を直接使用

ブラウザの組み込み関数である window.btoa()window.atob() を直接使用することができます。

const originalString = 'Hello, World!';
const encodedString = window.btoa(originalString);
console.log(encodedString); // 出力: SGVsbG8sIFdvcmxkIQ==

const decodedString = window.atob(encodedString);
console.log(decodedString); // 出力: Hello, World!

atob-detob パッケージを使用

atob-detob パッケージは、ブラウザの組み込み関数 atob()btoa() を Node.js 環境でも使用できるようにするパッケージです。

import { btoa, atob } from 'atob-detob';

// ... (上記と同じコード)

crypto-js パッケージは、様々な暗号化アルゴリズムを提供するパッケージであり、Base64 エンコード/デコードもサポートしています。

import CryptoJS from 'crypto-js';

const originalString = 'Hello, World!';
const encodedString = CryptoJS.enc.Base64.stringify(CryptoJS.enc.Utf8.parse(originalString));
console.log(encodedString); // 出力: SGVsbG8sIFdvcmxkIQ==

const decodedString = CryptoJS.enc.Utf8.stringify(CryptoJS.enc.Base64.parse(encodedString));
console.log(decodedString); // 出力: Hello, World!

angular-base64 パッケージを使用

angular-base64 パッケージは、Angular アプリケーションで Base64 エンコード/デコードを行うためのパイプとディレクティブを提供します。

import { Base64Pipe } from 'angular-base64';

// ... (パイプを使用)
<div>{{ myString | base64 }}</div>

自作関数を使用


angular typescript npm-install



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