HTMLフォームのバリデーションメッセージをカスタマイズ:その他の方法

2024-04-13

HTML フォームのカスタムバリデーションメッセージ設定方法

方法

主に2つの方法があります。

title 属性を使う

各入力要素に title 属性を追加し、バリデーションエラー時のメッセージを指定します。これは最も簡単な方法ですが、視覚的に目立たないという欠点があります。

<input type="text" name="name" title="名前を入力してください" required>

カスタムエラーメッセージ要素を使う

<span><div> などの要素を、エラーメッセージを表示するために用意します。JavaScript を使って、バリデーション結果に応じてメッセージの内容を切り替え、表示します。この方法の方が、より柔軟なメッセージのカスタマイズが可能になります。

<input type="email" id="email" required>
<span id="email-error"></span>
const emailInput = document.getElementById('email');
const emailError = document.getElementById('email-error');

emailInput.addEventListener('invalid', function() {
  if (emailInput.validity.typeMismatch) {
    emailError.textContent = '有効なメールアドレスを入力してください';
  } else if (emailInput.validity.valueMissing) {
    emailError.textContent = 'メールアドレスを入力してください';
  }
});

補足

  • HTML5 では、さまざまな制約属性 (required, pattern, min, max, など) を使って、入力値を検証できます。これらの属性と組み合わせて、カスタムメッセージを設定することができます。
  • JavaScript ライブラリを使うと、より高度なバリデーションとエラー処理を行うことができます。



HTML フォームのカスタムバリデーションメッセージ設定 - サンプルコード

title 属性を使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>カスタムバリデーション</title>
</head>
<body>
  <h1>フォームバリデーション</h1>
  <form>
    <label for="name">名前:</label>
    <input type="text" id="name" name="name" title="名前を入力してください" required>

    <label for="email">メールアドレス:</label>
    <input type="email" id="email" name="email" title="有効なメールアドレスを入力してください" required>

    <label for="age">年齢:</label>
    <input type="number" id="age" name="age" title="数字を入力してください" min="18" required>

    <button type="submit">送信</button>
  </form>
</body>
</html>

カスタムエラーメッセージ要素を使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>カスタムバリデーション</title>
</head>
<body>
  <h1>フォームバリデーション</h1>
  <form>
    <label for="name">名前:</label>
    <input type="text" id="name" name="name" required>
    <span id="name-error"></span>

    <label for="email">メールアドレス:</label>
    <input type="email" id="email" name="email" required>
    <span id="email-error"></span>

    <label for="age">年齢:</label>
    <input type="number" id="age" name="age" min="18" required>
    <span id="age-error"></span>

    <button type="submit">送信</button>
  </form>

  <script>
    const nameInput = document.getElementById('name');
    const nameError = document.getElementById('name-error');

    nameInput.addEventListener('invalid', function() {
      if (nameInput.validity.valueMissing) {
        nameError.textContent = '名前を入力してください';
      }
    });

    const emailInput = document.getElementById('email');
    const emailError = document.getElementById('email-error');

    emailInput.addEventListener('invalid', function() {
      if (emailInput.validity.typeMismatch) {
        emailError.textContent = '有効なメールアドレスを入力してください';
      } else if (emailInput.validity.valueMissing) {
        emailError.textContent = 'メールアドレスを入力してください';
      }
    });

    const ageInput = document.getElementById('age');
    const ageError = document.getElementById('age-error');

    ageInput.addEventListener('invalid', function() {
      if (ageInput.validity.valueMissing) {
        ageError.textContent = '年齢を入力してください';
      } else if (ageInput.validity.tooSmall) {
        ageError.textContent = '年齢は18歳以上である必要があります';
      }
    });
  </script>
</body>
</html>

説明

  • 各入力要素に title 属性を追加し、バリデーションエラー時のメッセージを指定します。
  • この方法は、シンプルでわかりやすいですが、視覚的に目立たないという欠点があります。
  • <span><div> などの要素を、エラーメッセージを表示するために用意します。
  • JavaScript を使って、バリデーション結果に応じてメッセージの内容を切り替え、表示します。
  • この方法は、より柔軟なメッセージのカスタマイズが可能になります。

このサンプルコードを参考に、ご自身のニーズに合ったカスタムバリデーションメッセージを設定してください。




HTML フォームのカスタムバリデーションメッセージ設定 - 他の方法

CSS を使って、エラーメッセージのスタイルをカスタマイズすることができます。例えば、フォントの色やサイズを変更したり、目立たせるように強調表示したりすることができます。

#error-message {
  color: red;
  font-weight: bold;
}

これらのライブラリは、さまざまな制約条件や検証ロジックを提供しており、複雑なフォームのバリデーションを容易にすることができます。

ARIA 属性を使うと、視覚障害者向けの支援技術にバリデーションエラーを伝えることができます。

<input type="text" id="name" name="name" aria-required="true" aria-invalid="true">
<span id="name-error" role="alert"></span>

上記以外にも、さまざまな方法でHTMLフォームのカスタムバリデーションメッセージを設定することができます。最適な方法は、フォームの複雑さや要件によって異なります。


javascript html forms


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