React Router Link を HTML ボタンでラップする

2024-09-25

React Router LinkHTML ボタン を組み合わせることで、ユーザーがクリックすると特定のルートにナビゲートするボタンを作成することができます。

基本的な構造

import { Link } from 'react-router-dom';

function MyButton() {
  return (
    <button>
      <Link to="/about">About</Link>
    </button>
  );
}
  • HTML ボタン
    Link コンポーネントを HTML の <button> 要素でラップすることで、ボタンとして表示し、クリックイベントをトリガーします。
  • to プロパティ
    Link コンポーネントの to プロパティに、ナビゲートしたいルートのパスを指定します。
  • Link コンポーネント
    React Router が提供するコンポーネントで、特定のルートにナビゲートするためのリンクを作成します。

詳細な解説

  1. インポート
    react-router-dom から Link コンポーネントをインポートします。
  2. ボタンの作成
    <button> 要素を作成します。
  3. リンクの埋め込み
    <Link> コンポーネントを <button> 要素の中に埋め込みます。
  4. ルートの指定
    Link コンポーネントの to プロパティに、ナビゲートしたいルートのパス(/about の場合)を指定します。

動作

  • ボタンの外観は、通常の HTML ボタンと同じようにスタイル設定することができます。
  • ユーザーがボタンをクリックすると、Link コンポーネントの to プロパティで指定されたルート(/about)にナビゲートされます。

注意

  • Link コンポーネントは、ブラウザの履歴を管理し、ページの再読み込みを行わずにルートを切り替えることができます。
  • Link コンポーネントは、デフォルトでは <a> 要素としてレンダリングされます。これを <button> 要素でラップすることで、ボタンとしての外観と動作を実現します。



コード例

import { Link } from 'react-router-dom';

function MyButton() {
  return (
    <button>
      <Link to="/about">About</Link>
    </button>
  );
}

コード解説

注意事項




CSS でスタイルを適用

  • Link コンポーネントに直接 CSS クラスを適用して、ボタンのスタイルをカスタマイズします。
import { Link } from 'react-router-dom';

function MyButton() {
  return (
    <Link to="/about" className="my-button">
      About
    </Link>
  );
}

スタイルコンポーネントを使用

  • Styled Components や Emotion などのスタイルコンポーネントライブラリを使用して、Link コンポーネントのスタイルを定義します。
import styled from 'styled-components';
import { Link } from 'react-router-dom';

const MyButton = styled(Link)`
  // ボタンのスタイルを定義
`;

function MyButtonComponent() {
  return (
    <MyButton to="/about">
      About
    </MyButton>
  );
}

カスタムフックを使用

  • カスタムフックを作成して、Link コンポーネントのスタイルやクリックイベントの処理をカプセル化します。
import { Link } from 'react-router-dom';
import { useCallback } from 'react';

function useMyButton() {
  const handleClick = useCallback(() => {
    // クリックイベントの処理
  }, []);

  return { handleClick };
}

function MyButton() {
  const { handleClick } = useMyButton();

  return (
    <button onClick={handleClick}>
      <Link to="/about">About</Link>
    </button>
  );
}

サードパーティライブラリを使用

  • React Router のエコシステムには、ボタンのスタイルや機能を拡張するためのサードパーティライブラリが存在します。これらのライブラリを使用することで、より複雑なボタンを作成することができます。

html reactjs button



ポップアップブロック検知とJavaScript

ポップアップブロックを検知する目的ポップアップブロックはユーザーのプライバシーやセキュリティを保護するためにブラウザに組み込まれている機能です。そのため、ポップアップブロックが有効になっている場合、ポップアップを表示することができません。この状況を検知し、適切な対策を講じるために、JavaScriptを使用することができます。...


HTML5 Doctype を含む基本的な HTML テンプレート

HTML5 Doctype を使用する利点将来性 HTML5 は今後も進化し続ける最新規格です。HTML4 Doctype は時代遅れになりつつあり、将来的にサポートされなくなる可能性があります。新機能 HTML5 Doctype は、video、audio、canvas などの新しい要素と API を導入します。これらの機能により、より魅力的でインタラクティブな Web サイトを作成できます。...


テキストエリア自動サイズ調整 (Prototype.js)

Prototype. js を使用してテキストエリアのサイズを自動調整する方法について説明します。Prototype. js を読み込みます。window. onload イベントを使用して、ページの読み込み後にスクリプトを実行します。$('myTextarea') でテキストエリアの要素を取得します。...


順序付きリストのカスタマイズ方法

HTML、CSS、そしてHTML リストを使用することで、順序付きリストの番号をカスタマイズすることができます。リスト項目 <li>タグを使用して作成します。順序付きリスト <ol>タグを使用して作成します。例CSSを使用して、順序付きリストの番号をカスタマイズすることができます。...


CSS最小高さレイアウト解説

HTML、CSS、XHTMLにおける100%最小高さCSSレイアウトについて、日本語で解説します。100% 最小高さレイアウトは、要素の最小高さを親要素の100%に設定するCSSレイアウト手法です。これにより、要素が常に親要素と同じ高さになるよう確保することができます。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



Internet Explorer 7 で子要素の幅が意図せず崩れる?原因と解決策を解説

Internet Explorer 7 (IE7) では、絶対配置された親要素の子要素にパーセンテージ幅を設定すると、幅が意図せず崩れる場合があります。これは、IE7 の古いボックスモデルと CSS 2.1 の解釈に起因する問題です。原因この問題の根本的な原因は、IE7 が古いボックスモデルを使用していることです。このモデルでは、要素の幅はコンテンツ幅、パディング、ボーダーの合計で計算されます。一方、CSS 2.1 では、要素の幅はコンテンツ幅のみで計算されます。


ユーザーのタイムゾーン決定方法

HTML、ブラウザ、タイムゾーンの文脈で「ユーザーのタイムゾーンを決定する」とは、Webページのユーザーが現在いる地域の時間帯を特定することを指します。JavaScriptのIntl. DateTimeFormatオブジェクトを使用する Intl


HTML フォームの複数送信ボタン

HTML フォームでは、通常、送信ボタンは1つのみ存在します。しかし、特定のシナリオにおいて、複数の送信ボタンを使用することが有用な場合があります。より直感的なユーザーインターフェイス 複数のボタンを使用することで、ユーザーが意図するアクションを明確に選択できるようになります。


JavaScript、HTML、CSSでWebフォントを検出する方法

CSS font-family プロパティを使用するCSS font-family プロパティは、要素に適用されるフォントファミリーを指定するために使用されます。このプロパティを使用して、Webページで使用されているフォントのリストを取得できます。


オートコンプリート無効化設定

上記のコードでは、usernameという名前の入力フィールドにautocomplete="off"を設定しています。これにより、ブラウザは過去の入力履歴に基づいて自動的に値を提案しなくなります。autocomplete属性には、以下のような値を設定することもできます。