Angular 2 フォーム送信がキャンセルされる?原因と解決策をわかりやすく解説

2024-06-01

Angular 2: フォーム送信がキャンセルされる理由と解決策

原因: フォーム送信がキャンセルされる理由はいくつかあります。

  • preventDefault() メソッド: フォーム送信イベントの preventDefault() メソッドを呼び出すと、送信がキャンセルされます。
  • form.reset() メソッド: form.reset() メソッドを呼び出すと、フォーム内のすべての値がリセットされ、送信がキャンセルされます。
  • formControl.setValue() メソッド: formControl.setValue() メソッドを呼び出すと、FormControl の値が設定され、送信がキャンセルされます。

解決策:

  • preventDefault() メソッド: フォーム送信イベントの preventDefault() メソッドを呼び出す場合は、フォーム送信前に form.submitted プロパティを true に設定する必要があります。

例:

@Component({
  selector: 'app-root',
  template: `
    <form (ngSubmit)="onSubmit()">
      <input type="text" name="name" [(ngModel)]="name">
      <button type="submit">送信</button>
    </form>
  `
})
export class AppComponent {
  name = '';

  onSubmit() {
    if (this.name === '') {
      event.preventDefault();
      this.form.submitted = true;
      return;
    }

    // フォーム送信処理
  }
}

この例では、onSubmit() メソッド内で name フィールドが空の場合、preventDefault() メソッドを呼び出してフォーム送信をキャンセルし、form.submitted プロパティを true に設定しています。

その他の注意事項:

  • フォーム送信をキャンセルする場合は、エラーメッセージを表示したり、ユーザーに確認を求めたりする必要があります。
  • フォーム送信をキャンセルする前に、フォーム内のデータを保存する必要がある場合は、その処理を行う必要があります。

    日本語での解説




    @Component({
      selector: 'app-root',
      template: `
        <form (ngSubmit)="onSubmit()">
          <input type="text" name="name" [(ngModel)]="name">
          <button type="submit">送信</button>
        </form>
      `
    })
    export class AppComponent {
      name = '';
    
      onSubmit() {
        if (this.name === '') {
          event.preventDefault();
          this.form.submitted = true;
          return;
        }
    
        // フォーム送信処理
      }
    }
    

    説明:

    このコードは、以下の要素で構成されています。

    • @Component デコレータ: コンポーネントを定義します。
    • selector プロパティ: コンポーネントのセレクタを定義します。
    • form テンプレート: フォーム要素を定義します。
    • (ngSubmit) イベントバインディング: フォーム送信イベントを処理するメソッドを指定します。
    • onSubmit() メソッド: フォーム送信イベントを処理します。
    • name プロパティ: フォーム内の入力フィールドの値を格納します。
    • event.preventDefault() メソッド: フォーム送信をキャンセルします。
    • this.form.submitted プロパティ: フォームが送信されたかどうかをフラグします。

    サンプルコードの使い方:

    1. このコードを app.component.ts ファイルに保存します。
    2. app.module.ts ファイルで AppComponent をインポートし、declarations 配列に追加します。
    3. index.html ファイルで app-root タグを追加します。

    実行結果:

    このコードを実行すると、以下の画面が表示されます。

    <form>
      <input type="text" name="name">
      <button type="submit">送信</button>
    </form>
    

    入力フィールドに何も入力せずに送信ボタンをクリックすると、フォーム送信がキャンセルされます。入力フィールドに値を入力して送信ボタンをクリックすると、フォームが送信されます。

    このサンプルコードは、以下の方法で変更できます。

    • フォーム送信をキャンセルする条件を変更する
    • フォーム送信をキャンセルした際に表示するエラーメッセージを変更する

      このサンプルコードは、Angular 2 でフォーム送信がキャンセルされる理由と解決策を理解するのに役立ちます。サンプルコードを参考に、ご自身のアプリケーションに合ったフォームを作成してください。




      Angular 2 でフォーム送信をキャンセルするその他の方法

      ngSubmit イベントバインディングを使用せずに、フォーム送信イベントをハンドリングすることもできます。これを行うには、以下の手順を行います。

      1. フォーム要素に onsubmit 属性を追加します。
      2. onsubmit 属性の値に、フォーム送信イベントを処理する JavaScript 関数を指定します。
      <form onsubmit="return onSubmit()">
        <input type="text" name="name" [(ngModel)]="name">
        <button type="submit">送信</button>
      </form>
      
      function onSubmit() {
        if (this.name === '') {
          event.preventDefault();
          this.form.submitted = true;
          return false;
        }
      
        // フォーム送信処理
      }
      

      preventDefault() メソッドとカスタムイベントを使用して、フォーム送信をキャンセルすることもできます。これを行うには、以下の手順を行います。

      1. フォーム送信イベントで preventDefault() メソッドを呼び出します。
      2. カスタムイベントを発行します。
      3. カスタムイベントリスナーで、フォーム送信をキャンセルする処理を行います。
      <form (ngSubmit)="onSubmit()">
        <input type="text" name="name" [(ngModel)]="name">
        <button type="submit">送信</button>
      </form>
      
      @Component({
        selector: 'app-root',
        template: `
          <form (ngSubmit)="onSubmit()">
            <input type="text" name="name" [(ngModel)]="name">
            <button type="submit">送信</button>
          </form>
        `
      })
      export class AppComponent {
        name = '';
      
        onSubmit() {
          if (this.name === '') {
            event.preventDefault();
            this.form.submitted = true;
            this.formSubmitCancelledEvent.emit();
            return;
          }
      
          // フォーム送信処理
        }
      }
      
      @Component({
        selector: 'app-child',
        template: `
          <ng-container *ngIf="formSubmitCancelledEvent">
            フォーム送信がキャンセルされました。
          </ng-container>
        `
      })
      export class ChildComponent {
        constructor(private eventEmitter: EventEmitter<any>) {}
      
        ngOnInit() {
          this.eventEmitter.subscribe(() => {
            this.formSubmitCancelled = true;
          });
        }
      
        formSubmitCancelled = false;
      }
      

      Reactive Forms を使用して、フォーム送信をキャンセルすることもできます。Reactive Forms を使用するには、以下の手順を行います。

      1. FormGroupFormControl クラスを使用して、フォームモデルを作成します。
      2. formGroup ディレクティブを使用して、フォームモデルをフォーム要素にバインドします。
      3. valueChanges イベントバインディングを使用して、フォームモデルの値変更を監視します。
      @Component({
        selector: 'app-root',
        template: `
          <form [formGroup]="formGroup" (valueChanges)="onValueChanged()">
            <input type="text" formControlName="name">
            <button type="submit">送信</button>
          </form>
        `
      })
      export class AppComponent {
        formGroup = new FormGroup({
          name: new FormControl('', Validators.required),
        });
      
        onValueChanged() {
          if (this.formGroup.get('name').value === '') {
            this.formSubmitCancelled = true;
            return;
          }
      
          this.formSubmitCancelled = false;
        }
      
        formSubmitCancelled = false;
      }
      
      • シンプルなフォームの場合は、ngSubmit イベントバインディングを使用するのが最も簡単です。
      • より複雑なフォームの場合は、preventDefault() メソッドとカスタムイベントを使用したり、Reactive Forms を使用したりする方が良い場合があります。
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