React Router v4 履歴操作ガイド

2024-10-14

React Router v4 での履歴取得について (Japanese)

React Router v4 では、アプリケーション内のルーティングを管理するための様々な機能を提供しています。その中で、履歴 (history) を取得する方法について解説します。

withRouter HOC を使う

最も一般的な方法は、withRouter 高階コンポーネント (HOC) を使って、コンポーネントに history オブジェクトを注入することです。

import { withRouter } from 'react-router-dom';

function MyComponent(props) {
  const { history } = props;

  // 履歴の操作
  history.push('/new-path'); // 新しいパスに移動
  history.goBack(); // 前のページに戻る
  history.go(-2); // 2 ページ前のページに戻る
  history.replace('/replace-path'); // 現在のページを置き換える

  return (
    <div>
      {/* 履歴を使ってレンダリング */}
    </div>
  );
}

export default withRouter(MyComponent);

useHistory Hook を使う

React Hooks を利用している場合は、useHistory Hook を使って history オブジェクトを取得できます。

import { useHistory } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const history = useHistory();

  // 履歴の操作
  history.push('/new-path');
  history.goBack();
  // ...

  return (
    <div>
      {/* 履歴を使ってレンダリング */}
    </div>
  );
}

BrowserRouter プロバイダから直接アクセス

アプリケーションのルートレベルで BrowserRouter を使用している場合、そのプロバイダから直接 history オブジェクトにアクセスできます。

import { BrowserRouter, Route, Switch } from 'react-router-dom';

function App() {
  const history = useHistory(); // または history.listen()

  return (
    <BrowserRouter>
      <Switch>
        <Route path="/" component={MyComponent} />
        {/* ... */}
      </Switch>
    </BrowserRouter>
  );
}

履歴のリスナーを追加する

history.listen メソッドを使って、履歴が変更されたときにコールバック関数を実行することができます。

history.listen((location) => {
  console.log('Location changed:', location);
});



import { withRouter } from 'react-router-dom';

function MyComponent(props) {
  const { history } = props;

  // 履歴の操作
  history.push('/new-path'); // 新しいパスに移動
  history.goBack(); // 前のページに戻る
  history.go(-2); // 2 ページ前のページに戻る
  history.replace('/replace-path'); // 現在のページを置き換える

  return (
    <div>
      {/* 履歴を使ってレンダリング */}
    </div>
  );
}

export default withRouter(MyComponent);
  • history オブジェクトのメソッドを使って、履歴を操作します。
  • withRouter HOC を使って、コンポーネントに history オブジェクトを注入します。
import { useHistory } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const history = useHistory();

  // 履歴の操作
  history.push('/new-path');
  history.goBack();
  // ...

  return (
    <div>
      {/* 履歴を使ってレンダリング */}
    </div>
  );
}
  • 履歴の操作は、withRouter HOC を使った場合と同じです。
  • useHistory Hook を使って、history オブジェクトを取得します。
import { BrowserRouter, Route, Switch } from 'react-router-dom';

function App() {
  const history = useHistory(); // または history.listen()

  return (
    <BrowserRouter>
      <Switch>
        <Route path="/" component={MyComponent} />
        {/* ... */}
      </Switch>
    </BrowserRouter>
  );
}
  • BrowserRouter プロバイダから直接 history オブジェクトにアクセスします。
history.listen((location) => {
  console.log('Location changed:', location);
});



import { withRouter } from 'react-router-dom';

function MyComponent(props) {
  const { history } = props;

  // 履歴の操作
  history.push('/new-path'); // 新しいパスに移動
  history.goBack(); // 前のページに戻る
  history.go(-2); // 2 ページ前のページに戻る
  history.replace('/replace-path'); // 現在のページを置き換える

  return (
    <div>
      {/* 履歴を使ってレンダリング */}
    </div>
  );
}

export default withRouter(MyComponent);
import { useHistory } from 'react-router-dom';

function MyComponent() {
  const history = useHistory();

  // 履歴の操作
  history.push('/new-path');
  history.goBack();
  // ...

  return (
    <div>
      {/* 履歴を使ってレンダリング */}
    </div>
  );
}
import { BrowserRouter, Route, Switch } from 'react-router-dom';

function App() {
  const history = useHistory(); // または history.listen()

  return (
    <BrowserRouter>
      <Switch>
        <Route path="/" component={MyComponent} />
        {/* ... */}
      </Switch>
    </BrowserRouter>
  );
}
history.listen((location) => {
  console.log('Location changed:', location);
});

reactjs react-router



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