Angularフォーム手動無効化方法

2024-09-12

Angularフォームフィールドを手動で無効にする方法 (日本語)

Angularにおいて、フォームフィールドを手動で無効にするには、FormControl#setErrorsメソッドを使用します。このメソッドは、特定のエラーキーとエラーメッセージを指定して、フォームコントロールのエラー状態を設定します。

例:

import { Component } from '@angular/core';
import { FormControl, Validators } from '@angular/forms';

@Component({
  selector: 'app-form',
  template   Url: './form.component.html',
  styleUrls: ['./form.component.css']
})
export class FormComponen   t {
  myForm = new FormControl('', [Validators.required]);

  setInvalidManually() {
    this.myForm.setErrors({ customError: 'This field is invalid' });
  }
}

解説:

  1. FormControlオブジェクトの作成
    FormControlクラスを使用して、フォームフィールドを作成します。
  2. エラー検証の設定
    Validators.requiredなどの検証ルールを指定します。
  3. setErrorsメソッドの呼び出し
    setErrorsメソッドを使用して、エラーオブジェクトを設定します。エラーオブジェクトは、キーと値のペアで構成されます。キーはエラーの識別子であり、値はエラーメッセージです。

テンプレートでのエラー表示:

<form [formGroup]="myForm">
  <input type="text" formControlName="myForm">
  <div *ngIf="myForm.hasError('customError')">
    {{ myForm.errors.customError }}
  </div>
</form>

重要ポイント:

  • エラーメッセージはテンプレートで表示することができます。
  • エラーメッセージは任意の文字列にすることができます。
  • setErrorsメソッドは、フォームコントロールのバリデーション状態を手動で変更します。



コード例の詳細な解説

先ほどのコード例をさらに詳しく見ていきましょう。

import { Component } from '@angular/core';
import { FormControl, Validators } from '@angular/forms';

@Component({
  selector: 'app-form',
  template   Url: './form.component.html',
  styleUrls: ['./form.component.css']
})
export class FormComponen   t {
  myForm = new FormControl('', [Validators.required]);

  setInvalidManually() {
    this.myForm.setErrors({ customError: 'This field is invalid' });
  }
}

FormControlの作成

  • myForm = new FormControl('', [Validators.required]);
    • FormControlクラスを使用して、名前が myForm の新しいフォームコントロールを作成します。
    • 空文字列 '' を初期値として設定しています。
    • Validators.required を指定することで、このフィールドが必須であることを示しています。

手動でエラーを設定

  • this.myForm.setErrors({ customError: 'This field is invalid' });
    • setErrors メソッドを使って、myForm にエラーオブジェクトを設定します。
    • { customError: 'This field is invalid' } というオブジェクトは、エラーのキーとして customError を、エラーメッセージとして This field is invalid を設定しています。
    • このエラーオブジェクトを設定することで、myForm は無効な状態になり、テンプレート側でこのエラーを表示できるようになります。
  • setInvalidManually() { ... }
    • このメソッドが呼ばれると、フォームコントロールを手動で無効にします。
<form [formGroup]="myForm">
  <input type="text" formControlName="myForm">
  <div *ngIf="myForm.hasError('customError')">
    {{ myForm.errors.customError }}
  </div>
</form>
  • {{ myForm.errors.customError }}:
    • customError に対応するエラーメッセージを表示します。
  • *ngIf="myForm.hasError('customError')":
    • myFormcustomError というエラーを持っている場合にのみ、div 要素を表示します。

さらに詳しく

  • バリデーションロジック
    Validators クラスには、required, email, minLength, maxLength などの組み込みのバリデータが用意されています。また、カスタムバリデータを作成することも可能です。
  • エラークリア
    clearValidators() メソッドを使うと、すべてのバリデータを取り除き、エラーをクリアすることができます。
  • 複数のエラー
    setErrors メソッドに複数のエラーオブジェクトを渡すことで、複数のエラーを同時に設定することができます。
  • カスタムエラー
    customError の部分は、任意の名前をつけることができます。これによって、さまざまな種類のエラーを区別して表示することができます。

Angularのフォームでは、setErrors メソッドを使うことで、フォームフィールドを手動で無効にすることができます。これにより、より柔軟なフォームのバリデーションを実現することができます。

  • カスタムバリデータ
    ValidatorFn インターフェースを実装することで、カスタムバリデータを作成することができます。
  • 非同期バリデーション
    HTTPリクエストなどでサーバーからデータを取得して、バリデーションを行うことも可能です。

より詳細な情報は、Angularの公式ドキュメントをご参照ください。

  • 非同期バリデーション
    非同期バリデーションの実装方法について知りたい場合は、具体的な例を交えて説明します。



FormControl#markAsTouched()とFormControl#markAsDirty()メソッド

  • markAsDirty()
    フォームフィールドをダーティ(変更された)状態にマークします。これにより、フォームの送信時にバリデーションを実行するタイミングを制御できます。
  • markAsTouched()
    フォームフィールドをタッチされた状態にマークします。これにより、エラーメッセージを表示するタイミングを制御できます。
import { Component } from '@angular/core';
import { FormControl, Validators } from '@angular/forms';

@Component({
  selector: 'app-form',
  template   Url: './form.component.html',
  styleUrls: ['./form.component.css']
})
export class FormComponen   t {
  myForm = new FormControl('', [Validators.required]);

  setInvalidManually() {
    this.myForm.setErrors({ customError: 'This field is invalid' });
    this.myForm.markAsTouched();
    this.myForm.markAsDirty();
  }
}

FormGroup#setErrors()メソッド

  • フォームグループ全体にエラーを設定します。これにより、フォームグループ内のすべてのフォームフィールドが同時に無効になります。
import { Component } from '@angular/core';
import { FormGroup, FormControl, Validators } from '@angular/forms';

@Component({
  selector: 'app-for   m',
  templateUrl: './form.component.html',
  styleUrls: ['./form.component.css']
})
export class FormComponen   t {
  myForm = new FormGroup({
    field1: new FormControl('', [Validators.required]),
    field2: new FormControl('', [Validators.required])
  });

  setInvalidManually() {
    this.myForm.setErrors({ customError: 'Form is invalid' });
  }
}

カスタムバリデータの作成

  • フォームフィールドにカスタムバリデータを作成し、そのバリデータが失敗した場合にフォームフィールドを無効にします。
import { Component } from '@angular/core';
import { FormControl, Validators, AbstractControl } from '@angular/forms';

function customValidator(control: AbstractControl): { [key: string]: any } | null {
  if (control.value === 'invalid') {
    return { customError: 'This field is invalid' };
  }
  return null;
}

@Component({
  selector: 'app-form',
  templateUrl: './form.component.html',
  styleUrls: ['./form.component.css']
})
export class FormComponent {
  myForm = new For   mControl('', [Validators.required, customValidator]);
}
  • フォーム配列内のすべてのフォームコントロールにエラーを設定します。
import { Component } from '@angular/core';
import { FormArray, FormControl, Validators } from '@angular/forms';

@Component({
  selector: 'app-form',
  templateUrl: './form.component.html',
  styleUrls: ['./form.component.css']
})
export class FormComponen   t {
  myForm = new FormArray([
    new FormControl('', [Validators.required]),
    new FormControl('', [Validators.required])
  ]);

  setInvalidManually() {
    this.myForm.setErrors({ customError: 'Form array is invalid' });
  }
}

validation angular angular2-forms



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