Angular 4.3 HttpClient パラメータ設定
Angular 4.3におけるHttpClientのparams設定について
Angular 4.3では、HttpClientモジュールが導入され、HTTPリクエストの処理がより効率的かつ簡潔になりました。その中で、リクエストパラメータを設定する方法は、以下のように行います。
HttpParamsの使用
HttpParamsクラスは、HTTPリクエストのクエリパラメータを構築するためのクラスです。これを使い、パラメータを設定することができます。
import { HttpClient, HttpParams } from '@angular/common/http';
// ...
const params = new HttpParams()
.set('param1', 'value1')
.set('param2', 'value2');
this.http.get('https://api.example.com/data', { params })
.subscribe(data => {
// データの処理
});
- .set(paramName, paramValue): パラメータを追加します。複数のパラメータを設定する場合は、チェーンで呼び出します。
- new HttpParams(): 新しいHttpParamsインスタンスを作成します。
オプションオブジェクトの使用
HttpClientのメソッド(get
、post
、put
、delete
など)は、オプションオブジェクトを受け取ることができます。このオブジェクトにparams
プロパティを設定することで、HttpParamsインスタンスを指定できます。
import { HttpClient } from '@angular/common/http';
// ...
const params = new HttpParams()
.set('param1', 'value1')
.set('param2', 'value2');
this.http.get('https://api.example.com/data', { params })
.subscribe(data => {
// データの処理
});
複数のパラメータの追加
複数のパラメータを追加する場合は、set
メソッドをチェーンで呼び出します。
const params = new HttpParams()
.set('param1', 'value1')
.set('param2', 'value2')
.set('param3', 'value3');
パラメータのエンコード
HttpParams
は、パラメータのエンコードを自動的に処理します。そのため、パラメータの値に特殊文字が含まれていても、正しくエンコードされます。
import { HttpClient, HttpParams } from '@angular/common/http';
// ...
const params = new HttpParams()
.set('param1', 'value1')
.set('param2', 'value2');
this.http.get('https://api.example.com/data', { params })
.subscribe(data => {
// データの処理
});
- HttpClientの
get
メソッドに、オプションオブジェクトとしてparams
プロパティを設定し、HttpParamsインスタンスを渡します。 - **.set(paramName, paramValue)**メソッドで、パラメータを追加します。
import { HttpClient } from '@angular/common/http';
// ...
const params = new HttpParams()
.set('param1', 'value1')
.set('param2', 'value2');
this.http.get('https://api.example.com/data', { params })
.subscribe(data => {
// データの処理
});
- オプションオブジェクトに
params
プロパティを設定することで、HttpParamsインスタンスを指定します。 - HttpClientのメソッド(
get
、post
、put
、delete
など)は、オプションオブジェクトを受け取ることができます。
const params = new HttpParams()
.set('param1', 'value1')
.set('param2', 'value2')
.set('param3', 'value3');
set
メソッドをチェーンで呼び出すことで、複数のパラメータを追加します。
const params = new HttpParams()
.set('param1', 'value with special characters');
URLのテンプレートリテラルの使用
Angularのテンプレートリテラルを活用して、URLに直接クエリパラメータを埋め込むことができます。
const url = `https://api.example.com/data?param1=${param1}¶m2=${param2}`;
this.http.get(url)
.subscribe(data => {
// データの処理
});
RouterLinkの使用
RouterLinkディレクティブを使用して、URLにクエリパラメータを指定することもできます。
<a [routerLink]="['/data']" [queryParams]="{ param1: 'value1', param2: 'value2' }">データを取得</a>
これらの方法は、それぞれ異なる状況で使用することが適しています。
- RouterLinkは、ルーティングと合わせてクエリパラメータを指定したい場合に適しています。
- URLのテンプレートリテラルは、単純なクエリパラメータを直接URLに埋め込みたい場合に適しています。
- オプションオブジェクトは、他のオプションとともにクエリパラメータを設定したい場合に適しています。
- HttpParamsは、クエリパラメータを構造的に構築したい場合に適しています。
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