HTML、CSS、および background を使用して背景画像を伸縮させる方法
background-size プロパティを使用する
background-size
プロパティは、要素内の背景画像のサイズを制御するために最も一般的に使用されるプロパティです。このプロパティには、さまざまな値を指定できます。
- contain: 画像のアスペクト比を維持しながら、要素内に収まる最大サイズに画像を拡大縮小します。
- <width> <height>: 画像の幅と高さをピクセル単位で指定します。
- <percentage>: 要素の幅または高さのパーセンテージとして画像のサイズを指定します。
例:
body {
background-image: url('image.jpg');
background-size: cover;
}
この例では、image.jpg
画像が要素全体を覆うように拡大縮小されます。画像のアスペクト比は維持されます。
background-position
プロパティは、要素内での背景画像の位置を制御するために使用されます。このプロパティを使用して、画像を要素の端または中央に配置したり、特定のオフセットで配置したりできます。
body {
background-image: url('image.jpg');
background-size: cover;
background-position: center;
}
この例では、image.jpg
画像が要素の中央に配置されます。
media クエリを使用する
media query
を使用すると、画面サイズに応じて背景画像のサイズと位置を変更できます。これは、特にレスポンシブな Web デザインを作成する場合に役立ちます。
/* デスクトップ */
@media (min-width: 768px) {
body {
background-image: url('image-large.jpg');
background-size: cover;
}
}
/* モバイル */
@media (max-width: 767px) {
body {
background-image: url('image-small.jpg');
background-size: contain;
}
}
この例では、画面幅が 768 ピクセル以上の場合は image-large.jpg
画像が要素全体を覆うように拡大縮小され、画面幅が 767 ピクセル以下の場合は image-small.jpg
画像が要素内に収まる最大サイズに拡大縮小されます。
- 画像がぼやけないように、高品質な画像を使用してください。
- 背景画像がコンテンツと干渉しないように、適切なコントラストを使用してください。
- テキストの上に背景画像を使用する場合は、読みやすさを確保するために十分なコントラストがあることを確認してください。
- 背景画像がページの読み込み速度に影響を与えないように、ファイルサイズを小さくしてください。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>背景画像の伸縮</title>
<link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
<div class="container">
<h1>背景画像の伸縮</h1>
<p>このページでは、HTML、CSS、および background プロパティを使用して背景画像を伸縮させる方法を説明します。</p>
</div>
</body>
</html>
CSS
body {
background-image: url('image.jpg');
background-size: cover;
background-position: center;
}
.container {
width: 80%;
margin: 0 auto;
padding: 20px;
background-color: #fff;
}
このコードは次のようになります。
image.jpg
画像が要素全体を覆うように拡大縮小され、中央に配置されます。.container
クラスは、ページのコンテンツを中央揃えし、白い背景色を追加します。
デモ
このコードをブラウザで開くと、次のようになります。
[画像 of 背景全体に広がる画像]
この例は、基本的なテクニックを示すものです。ニーズに合わせてコードをカスタマイズして、さまざまな効果を作成できます。
以下のコード例は、さまざまな方法で背景画像を伸縮させる方法を示しています。
- 画像を要素内に収まる最大サイズに拡大縮小する
body {
background-image: url('image.jpg');
background-size: contain;
}
- 画像を特定の幅と高さに設定する
body {
background-image: url('image.jpg');
background-size: 500px 300px;
}
- 画像を要素の幅の 50% に設定する
body {
background-image: url('image.jpg');
background-size: 50%;
}
- デスクトップとモバイルデバイスで異なる画像を使用する
/* デスクトップ */
@media (min-width: 768px) {
body {
background-image: url('image-large.jpg');
background-size: cover;
}
}
/* モバイル */
@media (max-width: 767px) {
body {
background-image: url('image-small.jpg');
background-size: contain;
}
}
SVG 画像はベクター画像であるため、サイズを変更しても画質が劣化しません。これにより、さまざまなデバイスで背景画像を美しく表示することができます。
SVG 画像を使用して背景画像を設定するには、次の手順に従います。
- SVG 画像を作成またはダウンロードします。
- 次の CSS コードを使用して、SVG 画像を背景画像として設定します。
body {
background-image: url('image.svg');
background-size: cover;
}
CSS グラデーションを使用する
CSS グラデーションを使用して、滑らかな背景を作成できます。これにより、画像を使用せずに、さまざまな色や効果を作成することができます。
CSS グラデーションを使用して背景を設定するには、次の手順に従います。
- 次の CSS コードを使用して、CSS グラデーションを作成します。
body {
background-image: linear-gradient(to right, #f00, #00f);
}
この例では、左から右へ、赤から青へのグラデーションが作成されます。
background-attachment
プロパティを使用して、背景画像がスクロール時にどのように動作するかを制御できます。
body {
background-image: url('image.jpg');
background-size: cover;
background-attachment: fixed;
}
この例では、image.jpg
画像がスクロールしても画面に固定されます。
background-clip
プロパティを使用して、背景画像が要素内のどの部分にクリップされるかを制御できます。
body {
background-image: url('image.jpg');
background-size: cover;
background-clip: border-box;
}
html css background