TypeScriptで日付型を表現する方法

2024-09-01

TypeScriptでは、日付型を直接表現する組み込みの型は存在しません。しかし、JavaScriptの組み込みオブジェクトであるDateオブジェクトを使用して、日付と時刻を扱うことができます。

Dateオブジェクトの使用

// Dateオブジェクトの生成
const now = new Date(); // 現在の日時を取得

// 具体的な日時を指定
const specificDate = new Date(2023, 11, 25); // 2023年12月25日

// 年、月、日、時、分、秒を取得
const year = now.getFullYear();
const month = now.getMonth(); // 0から11の値
const day = now.getDate();
const hours = now.getHours();
const minutes = now.getMinutes();
const seconds = now.getSeconds();

注意

  • Dateオブジェクトは、UTC (協定世界時) を基準に扱われます。ローカルタイムゾーンとの変換が必要な場合は、toLocaleString()などのメソッドを使用します。
  • 月は0から11で表現されるため、1月は0、2月は1となります。

Dateオブジェクトのフォーマット

toLocaleString()メソッドを使用して、Dateオブジェクトをさまざまな形式で文字列に変換できます。

const formattedDate = now.toLocaleString('ja-JP', {
  year: 'numeric',
  month: 'long',
  day: 'numeric',
  hour: 'numeric',
  minute: 'numeric',
  second: 'numeric'
});

Date型を定義する (オプション)

より型安全なコードを書くために、Date型をカスタム型として定義することもできます。

type MyDate = Date;

const myDate: MyDate = new Date();
  • カスタム型としてDate型を定義することも可能です。
  • toLocaleString()メソッドでさまざまな形式に変換できます。
  • JavaScriptのDateオブジェクトを使用して日付と時刻を操作します。
  • TypeScriptには直接的な日付型はありません。



// 現在の日時を取得
const now = new Date();

// 具体的な日時を指定
const specificDate = new Date(2023, 11, 25); // 2023年12月25日

// 年、月、日、時、分、秒を取得
const year = now.getFullYear();
const month = now.getMonth(); // 0から11の値
const day = now.getDate();
const hours = now.getHours();
const minutes = now.getMinutes();
const seconds = now.getSeconds();
const formattedDate = now.toLocaleString('ja-JP', {
  year: 'numeric',
  month: 'long',
  day: 'numeric',
  hour: 'numeric',
  minute: 'numeric',
  second: 'numeric'
});

カスタム型としてのDate

type MyDate = Date;

const myDate: MyDate = new Date();

説明

  • カスタム型
    Date型をカスタム型として定義することで、型安全性を向上させることができます。
  • toLocaleString()
    Dateオブジェクトを指定した言語とフォーマットで文字列に変換します。
  • getFullYear(), getMonth(), getDate(), getHours(), getMinutes(), getSeconds()
    Dateオブジェクトの各要素を取得します。
  • new Date(year, month, day, hour, minute, second)
    指定した年、月、日、時、分、秒で新しいDateオブジェクトを作成します。
  • new Date()
    現在の日時を取得します。



ライブラリの活用

  • Luxon
    より現代的なアプローチで日付と時刻を扱うためのライブラリです。シンプルで直感的なAPIを提供します。
  • Moment.js
    JavaScriptの日付と時刻を扱うための強力なライブラリです。日付のフォーマット、操作、計算などを簡単に実行できます。

カスタム型とインターフェース

  • インターフェース
    Date型をインターフェースとして定義し、他の型との関係や必要なプロパティを指定することができます。
  • カスタム型
    Date型をカスタム型として定義し、特定のフィールドやメソッドを追加することができます。

クラスの定義

  • クラス
    Date型を基底クラスとして、独自のクラスを定義し、日付に関する機能を提供することができます。

例: Moment.jsを使用

import moment from 'moment';

const now = moment();
const formattedDate = now.format('YYYY-MM-DD HH:mm:ss');

例: カスタム型

type MyDate = {
  year: number;
  month: number;
  day: number;
};

const myDate: MyDate = {
  year: 2023,
  month: 11,
  day: 25
};

例: インターフェース

interface DateInterface {
  year: number;
  month: number;
  day: number;
  format(): string;
}

class MyDate implements DateInterface {
  year: number;
  month: number;
  day: number;

  constructor(year: number, month: number, day: number) {
    this.year = year;
    this.month = month;
    this.day = day;
  }

  format(): st   ring {
    return `${this.year}-${this.month}-${this.day}`;
  }
}

date typescript



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