【初心者向け】Node.js、Mongooseでサクッとデータを取得!日付順ソートもマスターしよう!

2024-07-27

Node.js、Mongoose で日付順にソートする方法

以下のコードは、createdAt フィールドで昇順にソートされた posts コレクションのすべてのドキュメントを取得します。

const mongoose = require('mongoose');

mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/test');

const Post = mongoose.model('Post', {
  title: String,
  content: String,
  createdAt: Date
});

Post.find({}).sort('createdAt').exec((err, posts) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  console.log(posts);
});

解説

  1. mongoose.sort() メソッドを使って、ソート条件を指定します。
  2. 引数として、ソートするフィールド名と、昇順(1)または降順(-1)を指定します。
  3. 複数のフィールドでソートする場合は、オブジェクトを使用して指定できます。
Post.find({}).sort({ createdAt: 1, title: 1 }).exec((err, posts) => {
  // ...
});
  • mongoose.find() メソッドは、クエリ条件を指定してドキュメントを検索できます。
  • mongoose.exec() メソッドは、クエリを実行して結果を取得します。
  • エラー処理を忘れずに実装してください。



  • app.js - メインスクリプト
  • models/post.js - Post スキーマ定義

models/post.js

このファイルは、Post スキーマを定義します。

const mongoose = require('mongoose');

const postSchema = new mongoose.Schema({
  title: String,
  content: String,
  createdAt: Date
});

module.exports = mongoose.model('Post', postSchema);

app.js

このファイルは、MongoDB に接続し、ドキュメントをソートして取得します。

const mongoose = require('mongoose');
const Post = require('./models/post');

mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/test');

// サンプルデータ作成
const post1 = new Post({
  title: 'My First Post',
  content: 'This is my first post.',
  createdAt: new Date('2024-05-17T00:00:00Z')
});
const post2 = new Post({
  title: 'My Second Post',
  content: 'This is my second post.',
  createdAt: new Date('2024-05-18T00:00:00Z')
});

post1.save((err) => {
  if (err) {
    console.error(err);
    return;
  }

  post2.save((err) => {
    if (err) {
      console.error(err);
      return;
    }

    // ドキュメントを日付順にソートして取得
    Post.find({}).sort('createdAt').exec((err, posts) => {
      if (err) {
        console.error(err);
        return;
      }

      console.log(posts);
    });
  });
});

実行方法

  1. models/post.jsapp.js ファイルを保存します。
  2. ターミナルで以下のコマンドを実行します。
node app.js

出力

[
  { _id: 6282905194e3497169436567, title: 'My First Post', content: 'This is my first post.', createdAt: 2024-05-17T00:00:00.000Z },
  { _id: 6282905294e3497169436568, title: 'My Second Post', content: 'This is my second post.', createdAt: 2024-05-18T00:00:00.000Z }
]

説明

  1. app.js ファイルは、MongoDB に接続し、Post コレクションに 2 つのドキュメントを作成します。
  2. ドキュメントは createdAt フィールドで昇順にソートされます。
  3. ソートされたドキュメントはコンソールに出力されます。
  • 実際のアプリケーションでは、より複雑なクエリやソート条件を使用する必要がある場合があります。



Post.find({}).sort({ createdAt: 1 }).exec((err, posts) => {
  // ...
});

aggregate() メソッド

mongoose.aggregate() メソッドを使って、より複雑なクエリとソートを実行できます。

Post.aggregate([
  { $sort: { createdAt: 1, title: 1 } }
]).exec((err, posts) => {
  // ...
});

$match オペレータ

$match オペレータを使って、条件に一致するドキュメントのみを検索できます。

以下のコードは、createdAt フィールドが特定の日付以降のドキュメントを取得します。

const startDate = new Date('2024-05-18T00:00:00Z');

Post.find({ createdAt: { $gte: startDate } }).sort('createdAt').exec((err, posts) => {
  // ...
});

$project オペレータ

$project オペレータを使って、取得するフィールドを指定できます。

以下のコードは、title フィールドと createdAt フィールドのみを含むドキュメントを取得します。

Post.find({}).sort('createdAt').project({ title: 1, createdAt: 1 }).exec((err, posts) => {
  // ...
});

それぞれの方法の利点と欠点

  • mongoose.sort() メソッド: シンプルで使いやすい。
  • $sort オペレータ: mongoose.find() メソッドと一緒に使用できる。
  • aggregate() メソッド: より複雑なクエリとソートを実行できる。

node.js mongodb mongoose



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