Angular Material テーブル データ更新

2024-09-22

Angular + Material - データソースの更新 (mat-table)

AngularAngular Material を組み合わせて、データを表示する mat-table を使用する場合、データソースを更新してテーブルの内容を反映させることが必要です。

データソースの定義

まず、データソースを定義します。一般的には、MatTableDataSource を使用します。

import { MatTableDataSource } from '@angular/material/table';

export class MyComponent {
  dataSource = new MatTableDataSource<MyDataType>();
}

データの更新

データソースの更新は、通常、以下のように行われます。

import { DataSource } from '@angular/cdk/table';

export class MyComponent {
  dataSource = new MatTableDataSource<MyDataType>();

  // データを更新する関数
  refreshData() {
    // 新しいデータを取得する
    const newData: MyDataType[] = this.fetchData();

    // データソースを更新する
    this.dataSource.data = newData;
  }
}

トリガー

データソースを更新するためのトリガーは、さまざまな方法で設定できます。

  • Observable
    Observable を使用して、データの変更を監視し、変更が発生したら refreshData 関数を呼び出します。
  • イベント
    特定のイベントが発生したときに、refreshData 関数を呼び出します。
  • ボタンクリック
    ボタンをクリックすると、refreshData 関数を呼び出します。

例: ボタンクリックによる更新

<button (click)="refreshData()">データ更新</button>

例: Observableによる更新

import { Observable, of } from 'rxjs';

export class MyComponent {
  dataSource = new MatTableDataSource<MyDataType>();

  data$: Observable<MyDataType[]> = of([]);

  constructor() {
    this.data$.subscribe(data => {
      this.dataSource.data = data;
    });
  }
}

注意

  • 大量のデータを更新する場合、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。適切なパフォーマンス最適化を考慮してください。
  • データソースを更新すると、テーブルが自動的に再レンダリングされます。



<button (click)="refreshData()">データ更新</button>
import { MatTableDataSource } from '@angular/material/table';

export class MyComponent {
  dataSource = new MatTableDataSource<MyDataType>();

  refreshData() {
    // 新しいデータを取得する
    const newData: MyDataType[] = this.fetchData();

    // データソースを更新する
    this.dataSource.data = newData;
  }
}
import { Observable, of } from 'rxjs';

export class MyComponent {
  dataSource = new MatTableDataSource<MyDataType>();

  data$: Observable<MyDataType[]> = of([]);

  constructor() {
    this.data$.subscribe(data => {
      this.dataSource.data = data;
    });
  }
}

Angular Material テーブル データ更新

<table mat-table [dataSource]="dataSource">
  <ng-container matColumnDef="column1">
    <th mat-header-cell *matHeaderCellDef> Column 1 </th>
    <td mat-cell *matCellDef="let element"> {{ element.column1 }} </   td>
  </ng-container>
  <tr mat-header-row *matHeaderRowDef="displayedColumns"></tr>
  <tr mat-row *matRowDef="let row; columns: displayedColumns"></tr   >
</table>
import { MatTableDataSource } from '@angular/material/table';

export class MyComponent {
  dataSource = new MatTableDataSource<MyDataType>();

  displayedColumns: string[] = ['column1', 'column2', 'column3'];

  // データを更新する関数
  refreshData() {
    // 新しいデータを取得する
    const newData: MyDataType[] = this.fetchData();

    // データソースを更新する
    this.dataSource.data = newData;
  }
}

解説

  • Angular Material テーブル
    mat-table を使用してテーブルを定義し、dataSource プロパティにデータソースをバインドします。matColumnDef を使用して列を定義し、mat-header-cellmat-cell を使用してヘッダーとセルをレンダリングします。
  • Observableによる更新
    Observable を使用して、データの変更を監視し、変更が発生したらデータソースを更新します。
  • ボタンクリックによる更新
    ボタンをクリックすると、refreshData 関数が呼び出され、新しいデータを取得してデータソースを更新します。



他の更新方法

BehaviorSubject を使用

BehaviorSubject は、最新の値を保持し、新しい値が発行されると購読者に通知する Observable の一種です。

import { BehaviorSubject, Observable } from 'rxjs';

export class MyComponent {
  private dataSourceSubject = new BehaviorSubject<MyDataType[]>([]);
  dataSource$: Observable<MyDataType[]> = this.dataSourceSubject.asObservable();

  refreshData() {
    // 新しいデータを取得する
    const newData: MyDataType[] = this.fetchData();

    // データソースを更新する
    this.dataSourceSubject.next(newData);
  }
}

Subject を使用

SubjectObservableObserver の両方の役割を果たします。

import { Subject } from 'rxjs';

export class MyComponent {
  private dataSourceSubject = new Subject<MyDataType[]>();
  dataSource$: Observable<MyDataType[]> = this.dataSourceSubject.asObservable();

  refreshData() {
    // 新しいデータを取得する
    const newData: MyDataType[] = this.fetchData();

    // データソースを更新する
    this.dataSourceSubject.next(newData);
  }
}

ReplaySubject を使用

ReplaySubject は、一定期間または一定数の過去の値をバッファリングし、新しい購読者がサブスクライブするとそれらの値を再発行します。

import { ReplaySubject } from 'rxjs';

export class MyComponent {
  private dataSourceSubject = new ReplaySubject<MyDataType[]>(1, 500); // 1つの値を500ミリ秒間バッファリング
  dataSource$: Observable<MyDataType[]> = this.dataSourceSubject.asObservable();

  refreshData() {
    // 新しいデータを取得する
    const newData: MyDataType[] = this.fetchData();

    // データソースを更新する
    this.dataSourceSubject.next(newData);
  }
}

これらの方法を使用すると、Angular Material テーブルのデータソースを更新し、テーブルの表示を更新することができます。選択する方法は、アプリケーションの要件とパフォーマンス要件に基づいて決まります。

  • Subject は、初期値を保持せず、新しい購読者がサブスクライブすると過去の値を再発行しません。

angular angular-material refresh



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