Angular Material mat-table データソースの更新:トラブルシューティングガイド

2024-04-02

Angular + Material で mat-table のデータソースを更新する方法

renderRows() メソッドを使用する

MatTableDataSource クラスには、renderRows() メソッドがあります。このメソッドを呼び出すと、テーブルのレンダリングされた行が更新されます。

// データソースの変更後
this.dataSource.renderRows();

dataSource プロパティを再設定すると、テーブルは新しいデータソースで再レンダリングされます。

// データソースの変更後
this.dataSource = new MatTableDataSource<Element>(this.elements);

connect() メソッドを使用する

MatTableDataSource クラスは Observable をサポートしています。connect() メソッドを使用して、Observable をテーブルに接続できます。Observable が新しい値を発行すると、テーブルは自動的に更新されます。

// データソースの変更後
this.dataSource.connect().subscribe(() => {
  this.dataSource.renderRows();
});

ngOnChanges ライフサイクルフックを使用して、dataSource プロパティの変更を検出できます。

ngOnChanges(changes: SimpleChanges) {
  if (changes['dataSource']) {
    this.dataSource.renderRows();
  }
}

これらの方法のいずれを使用しても、mat-table のデータソースを更新することができます。どの方法を使用するかは、状況によって異なります。

補足

  • 上記の方法は、Angular Material バージョン 8 以降で使用できます。
  • Angular Material バージョン 7 以前を使用している場合は、MdTableDataSource クラスを使用する必要があります。
  • 詳細については、Angular Material のドキュメントを参照してください。



<table mat-table [dataSource]="dataSource">
  <thead>
    <tr>
      <th>Name</th>
      <th>Age</th>
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
    <tr *ngFor="let item of dataSource">
      <td>{{item.name}}</td>
      <td>{{item.age}}</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>
import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { MatTableDataSource } from '@angular/material/table';

@Component({
  selector: 'my-app',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent implements OnInit {

  dataSource: MatTableDataSource<any>;

  constructor() { }

  ngOnInit() {
    this.dataSource = new MatTableDataSource<any>([
      { name: 'John', age: 30 },
      { name: 'Mary', age: 25 }
    ]);
  }

  addData() {
    this.dataSource.data.push({ name: 'Peter', age: 40 });
    // データソースを更新する方法 1
    this.dataSource.renderRows();

    // データソースを更新する方法 2
    // this.dataSource = new MatTableDataSource<any>(this.dataSource.data);
  }
}

このコードを実行すると、テーブルに 2 行のデータが表示されます。"Add Data" ボタンをクリックすると、テーブルに新しい行が追加されます。

このコードは、renderRows() メソッドを使用してデータソースを更新する方法を示しています。dataSource プロパティを再設定してデータソースを更新する方法も示しています。

上記のコード以外にも、connect() メソッドや ngOnChanges ライフサイクルフックを使用してデータソースを更新することができます。

詳細は、上記の解説を参照してください。




データソースを更新するその他の方法

connect() メソッドを使用する

// データソースの変更後
this.dataSource.connect().subscribe(() => {
  this.dataSource.renderRows();
});

この方法は、データソースが頻繁に変更される場合に便利です。

ngOnChanges(changes: SimpleChanges) {
  if (changes['dataSource']) {
    this.dataSource.renderRows();
  }
}
  • データソースが頻繁に変更される場合は、connect() メソッドを使用するのがおすすめです。
  • シンプルな方法でデータソースを更新したい場合は、renderRows() メソッドまたは dataSource プロパティの再設定を使用するのがおすすめです。

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