Snackbar背景色変更方法

2024-10-30

Angular 5でMaterial Designを使用している場合、SnackBarコンポーネントの背景色を変更するには、以下の方法が一般的です。

panelClassプロパティの使用

  • CSSファイルで、指定したクラスの背景色を定義します。

    .my-custom-class {
      background-color: #ff0000; /* 赤色に変更 */
    }
    
  • SnackBarを開く際に、panelClassプロパティを使用してカスタムクラスを指定します。

    this.snackBar.open('メッセージ', 'アクション', {
      duration: 2000,
      panelClass: ['my-custom-class']
    });
    

グローバルスタイルシートでの変更

  • グローバルスタイルシート(通常はstyles.css)で、SnackBarコンポーネントのクラスセレクタを直接指定してスタイルを上書きします。
    .mat-snackbar-container {
      background-color: #00ff00; /* 緑色に変更 */
    }
    

注意

  • グローバルスタイルシートでの変更は、アプリケーション全体に影響を与えるため、慎重に使用する必要があります。 特定のSnackBarコンポーネントに対してのみスタイルを変更したい場合は、panelClassプロパティの使用が適切です。
  • Angular Materialのバージョンによっては、スタイルの適用方法が異なる場合があります。 最新のドキュメントやガイドを参照してください。

例:

import { Component } from '@angular/core';
import { MatSnackBar } from '@angular/material/snack-bar';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyComponent {

  constructor(private snackBar: MatSnackBar) {}

  openSnackBar() {
    this.snackBar.open('メッセージ', 'アクション', {
      duration: 2000,
      panelClass: ['my-custom-class']
    });
  }
}
.my-custom-class {
  background-color: #ff0000;
  color: #fff;
}



import { Component } from '@angular/core';
import { MatSnackBar } from '@angular/material/snack-bar';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyComponent {

  constructor(private snackBar: MatSnackBar) {}

  openSnackBar() {
    this.snackBar.open('メッセージ', 'アクション', {
      duration: 2000,
      panelClass: ['my-custom-class']
    });
  }
}

コード解説

  1. インポート

    • Component: Angularのコンポーネントを定義するためのデコレータです。
    • MatSnackBar: Angular MaterialのSnackBarコンポーネントをインポートします。
  2. コンポーネント定義

  3. コンストラクタ

  4. openSnackBar()メソッド

スタイルシート (my-component.css)

.my-custom-class {
  background-color: #ff0000;
  color: #fff;
}

スタイルシート解説

  • .my-custom-class: panelClassで指定したカスタムクラスセレクタです。
    • background-color: 背景色を赤色に設定します。
    • color: 文字色を白に設定します。

動作

  1. openSnackBar()メソッドが呼び出されると、SnackBarが開きます。
  2. panelClassオプションで指定したmy-custom-classがSnackBarの要素に適用されます。
  3. スタイルシートで定義されたスタイルが適用され、SnackBarの背景色が赤色、文字色が白になります。



テーマのカスタマイズ

  • テーマファイル(通常はtheme.scss)で、SnackBarコンポーネントのスタイルをオーバーライドします。
  • Angular Materialのテーマ機能を利用して、グローバルなスタイルを変更します。
@import '~@angular/material/theming';

// Create a custom primary palette
$primary: mat-palette($mat-red);

// Create a custom theme
$my-app-theme: mat-dark-theme((
  color: (
    primary: $primary,
    accent: $mat-accent,
    warn: $mat-warn,
  )
));

// Include the theme in your application's styles
@include angular-material-theme($my-app-theme);

ディレクティブの使用

  • ディレクティブ内で、SnackBarの要素に直接スタイルを適用します。
  • カスタムディレクティブを作成し、SnackBarコンポーネントに適用します。
@Directive({
  selector: '[appSnackBarStyle]'
})
export class SnackBarStyleDirective {

  @HostBinding('style.background-color') backgroundColor = 'blue';

  constructor() { }
}
<mat-snack-bar appSnackBarStyle>
  メッセージ
</mat-snack-bar>
  • ディレクティブの使用は、特定のSnackBarコンポーネントにのみスタイルを適用したい場合に便利です。 しかし、複雑なスタイルを適用する場合、ディレクティブのコードが煩雑になる可能性があります。
  • テーマのカスタマイズは、アプリケーション全体のスタイルに影響を与える可能性があります。慎重に使用してください。

最適な方法の選択

  • より柔軟なスタイルのカスタマイズが必要な場合は、ディレクティブの使用を検討してください。
  • アプリケーション全体のSnackBarスタイルを変更したい場合は、テーマのカスタマイズが適しています。
  • 特定のSnackBarコンポーネントのスタイルのみを変更したい場合は、panelClassプロパティの使用が最もシンプルです。

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