Material-UI フォント変更方法
React.js と Material-UI でフォントファミリーを変更する方法
日本語説明
React.js と Material-UI を使用しているプロジェクトで、すべての Material-UI コンポーネントのフォントファミリーを変更したい場合、以下のような方法があります。
グローバルスタイルの適用
theme
オブジェクトのtypography
プロパティでフォントファミリーを指定します。@mui/material/styles
からThemeProvider
をインポートし、theme
オブジェクトを設定します。src/App.js
またはsrc/index.js
などのルートコンポーネントに、グローバルスタイルを定義します。
import React from 'react';
import { ThemeProvider, createTheme } from '@mui/material/styles';
import App from './App';
const theme = createTheme({
typography: {
fontFamily: 'Roboto Condensed, sans-serif', // 好きなフォントを指定
},
});
function AppWithTheme() {
return (
<ThemeProvider theme={theme}>
<App />
</ThemeProvider>
);
}
export default AppWithTheme;
個別コンポーネントでのスタイルオーバーライド
sx
プロパティのfontFamily
キーに希望のフォントを指定します。- 各コンポーネントで、
sx
プロパティを使用してスタイルをオーバーライドします。
import { Button } from '@mui/material';
function MyButton() {
return (
<Button variant="contained" sx={{ fontFamily: 'Arial, sans-serif' }}>
Click me
</Button>
);
}
注意点
- フォントファイルはプロジェクトに適切に配置されていることを確認してください。
- 個別コンポーネントでのスタイルオーバーライドは、そのコンポーネントのフォントファミリーのみを変更します。
- グローバルスタイルはプロジェクト全体のフォントファミリーを変更します。
- 他のフォントを使用したい場合は、プロジェクトにフォントファイルをダウンロードして配置する必要があります。
- Material-UI はデフォルトで Roboto フォントを使用しています。
Material-UI フォント変更方法のコード解説
import React from 'react';
import { ThemeProvider, createTheme } from '@mui/material/styles';
import App from './App';
const theme = createTheme({
typography: {
fontFamily: 'Roboto Condensed, sans-serif', // 好きなフォントを指定
},
});
function AppWithTheme() {
return (
<ThemeProvider theme={theme}>
<App />
</ThemeProvider>
);
}
export default AppWithTheme;
- ThemeProvider
プロジェクト全体にテーマを適用するコンポーネントです。 - fontFamily
フォントファミリーを指定します。ここではRoboto Condensed
を使用していますが、好きなフォントを指定できます。 - typography
テーマのフォントに関する設定を指定します。 - createTheme
Material-UI のテーマを作成する関数です。
import { Button } from '@mui/material';
function MyButton() {
return (
<Button variant="contained" sx={{ fontFamily: 'Arial, sans-serif' }}>
Click me
</Button>
);
}
- fontFamily
コンポーネントのフォントファミリーを指定します。ここではArial
を使用していますが、好きなフォントを指定できます。 - sx
個々のコンポーネントのスタイルをオーバーライドするためのプロパティです。
コードの解説
-
createTheme
関数を使用して、新しいテーマを作成します。typography
プロパティで、フォントファミリーをRoboto Condensed
に設定します。ThemeProvider
コンポーネントを使用して、このテーマをプロジェクト全体に適用します。
CSSのカスケードを利用
- セレクタを使用して、Material-UI コンポーネントのフォントファミリーを変更します。
@font-face
ルールを使用して、使用するフォントをインポートします。- プロジェクトの CSS ファイル(例えば
src/styles.css
)に、グローバルなスタイルルールを定義します。
@font-face {
font-family: 'MyCustomFont';
src: url('./fonts/my-custom-font.ttf') format('truetype');
}
.MuiButton-root {
font-family: 'MyCustomFont', sans-serif;
}
カスタムテーマの利用
- カスタムテーマの
palette
プロパティやoverrides
プロパティを使用して、さらに細かいフォントのカスタマイズを行います。
import { createTheme } from '@mui/material/styles';
const theme = createTheme({
typography: {
fontFamily: 'MyCustomFont, sans-serif',
},
palette: {
primary: {
main: '#ff0000',
},
},
overrides: {
MuiButton: {
root: {
fontSize: '18px',
},
},
},
});
CSS Modulesの活用
- コンポーネントのスタイルファイルで、フォントファミリーを指定します。
- CSS Modulesを使用することで、コンポーネントごとにスコープされたスタイルを定義できます。
.my-button {
font-family: 'MyCustomFont', sans-serif;
}
- CSS Modulesは、コンポーネントのスタイルをカプセル化し、衝突を防止します。
- カスタムテーマは、プロジェクト全体または特定のコンポーネントのスタイルを統一するのに便利です。
- CSSのカスケードを利用する場合、セレクタの特異度が影響します。
reactjs material-ui