Angular 5 でチェックボックスを自在に操る!HTMLテンプレートとTypeScriptでブール値を制御する方法

2024-05-22

Angular 5 で HTML テンプレートと TypeScript でチェックボックスのブール値を制御する方法

ngModel ディレクティブは、フォーム要素とコンポーネントのプロパティを双方向にバインドするために使用されます。チェックボックスの場合、ngModel を使って、チェックボックスの状態をブール値のプロパティにバインドすることができます。

<input type="checkbox" [(ngModel)]="isChecked">
isChecked: boolean = false;

上記の例では、isChecked というプロパティが定義されています。このプロパティは、チェックボックスがチェックされているかどうかを表すブール値です。ngModel ディレクティブによって、チェックボックスの状態が isChecked プロパティに双方向にバインドされます。つまり、チェックボックスがチェックされると isCheckedtrue になり、チェックボックスが非チェックされると isCheckedfalse になります。

イベントを使う

チェックボックスの状態を制御するもう 1 つの方法は、イベントを使うことです。チェックボックスがクリックされたときに発生する change イベントを処理することで、チェックボックスの状態をブール値のプロパティに更新することができます。

<input type="checkbox" (change)="onChange($event)">
onChange(event) {
  this.isChecked = event.target.checked;
}

isChecked: boolean = false;

上記の例では、onChange というメソッドが定義されています。このメソッドは、チェックボックスがクリックされたときに呼び出されます。onChange メソッドの中では、event.target.checked プロパティを使って、チェックボックスの状態を取得し、isChecked プロパティに更新しています。

  • ngModel を使うと、チェックボックスの状態を簡単にバインドすることができます。
  • イベントを使うと、よりきめ細かい制御が可能になります。

一般的には、シンプルな場合は ngModel を使うのがおすすめです。一方、チェックボックスの状態に基づいて複雑な処理を行う必要がある場合は、イベントを使う方が適している場合があります。

補足

  • チェックボックスが初期状態でチェックされているようにするには、checked 属性に true を設定します。
<input type="checkbox" checked [(ngModel)]="isChecked">
  • チェックボックスが無効になっているようにするには、disabled 属性を設定します。
<input type="checkbox" disabled [(ngModel)]="isChecked">



Angular 5 で HTML テンプレートと TypeScript でチェックボックスのブール値を制御する - サンプルコード

ngModel を使う

HTML テンプレート

<input type="checkbox" [(ngModel)]="isChecked" name="myCheckbox">
<label for="myCheckbox">チェックボックス</label>

TypeScript コンポーネント

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyComponent {
  isChecked: boolean = false;
}
<input type="checkbox" (change)="onChange($event)" name="myCheckbox">
<label for="myCheckbox">チェックボックス</label>
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyComponent {
  isChecked: boolean = false;

  onChange(event) {
    this.isChecked = event.target.checked;
  }
}

説明

上記の例では、2 つのチェックボックスと、それぞれに対応するラベルが定義されています。

  • ngModel を使った例では、isChecked というプロパティが定義されています。このプロパティは、チェックボックスの状態を表すブール値です。ngModel ディレクティブによって、チェックボックスの状態が isChecked プロパティに双方向にバインドされます。
<input type="checkbox" checked [(ngModel)]="isChecked">
<input type="checkbox" disabled [(ngModel)]="isChecked">



Angular 5 で HTML テンプレートと TypeScript でチェックボックスのブール値を制御する方法 - その他の方法

Reactive Forms は、Angular に組み込まれたフォーム管理ライブラリです。Reactive Forms を使うと、チェックボックスを含むフォーム要素を簡単に管理することができます。

<form [formGroup]="myForm">
  <input type="checkbox" formControlName="myCheckbox">
</form>
import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { FormGroup, FormControl } from '@angular/forms';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyComponent implements OnInit {
  myForm: FormGroup;

  constructor() { }

  ngOnInit() {
    this.myForm = new FormGroup({
      myCheckbox: new FormControl(false)
    });
  }
}

上記の例では、Reactive Forms を使って、myCheckbox という名前のチェックボックスを含むフォームを作成しています。FormControl クラスを使って、チェックボックスの状態を表す myCheckbox という名前のコントロールを作成しています。

Template-driven forms は、Angular に組み込まれたもう 1 つのフォーム管理ライブラリです。Template-driven forms は、Reactive Forms よりもシンプルですが、機能も限定されています。

<form (ngSubmit)="onSubmit()">
  <input type="checkbox" [(ngModel)]="myCheckbox" name="myCheckbox">
  <button type="submit">送信</button>
</form>
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyComponent {
  myCheckbox: boolean = false;

  onSubmit() {
    console.log(this.myCheckbox);
  }
}

カスタムディレクティブを使って、チェックボックスのブール値を制御することもできます。

<input type="checkbox" appMyCheckbox [(ngModel)]="isChecked">
import { Directive, Input, Output, EventEmitter } from '@angular/core';

@Directive({
  selector: '[appMyCheckbox]',
  exportAs: 'appMyCheckbox'
})
export class MyCheckboxDirective {
  @Input() isChecked: boolean;
  @Output() change = new EventEmitter<boolean>();

  onChange(event) {
    this.isChecked = event.target.checked;
    this.change.emit(this.isChecked);
  }
}

上記の例では、MyCheckboxDirective という名前のカスタムディレクティブを作成しています。このディレクティブは、isChecked というプロパティと change というイベントを出力します。isChecked プロパティは、チェックボックスの状態を表すブール値です。change イベントは、チェックボックスの状態が変更されたときに発生します。

  • シンプルで使いやすい方法が必要な場合は、ngModel を使うのがおすすめです。
  • よりきめ細かい制御が必要な場合は、イベントを使うか、Reactive Forms を使うのがおすすめです。
  • 高度なカスタマイズが必要な場合は、カスタムディレクティブを使うのがおすすめです。

html angular typescript


HTML/CSS/XHTML で 100% 最小高さ CSS レイアウトを構築!レスポンシブ Web デザインにも最適!

100% 最小高さ CSS レイアウトは、HTML、CSS、および XHTML を使用して、コンテンツの高さを常に 100% に保つレイアウト手法です。これは、画面サイズやブラウザのウィンドウサイズに関わらず、コンテンツが常に画面全体を覆うように表示されるようにするのに役立ちます。...


Angular 2 で @ViewChild アノテーションが undefined を返す原因と解決策

Angular 2 の @ViewChild アノテーションを使用すると、コンポーネント内のテンプレート要素への参照を取得できます。しかし、場合によっては、アノテーションが undefined を返すことがあります。原因この問題は、以下のいずれかの原因によって発生する可能性があります。...


【超便利】TypeScript for ... ofループ:インデックス/キーを活用してコードをスッキリさせよう!

TypeScriptでは、for . .. ofループを使用して、イテレータブルなオブジェクト(配列、文字列、Mapなど)の要素を反復処理できます。このループには、要素のインデックスやキーを取得できるオプションがあります。構文例配列Mapインデックス/キーの型...


TypeScript で型システムを強化するスマートな方法: 相互排他的型で実現する堅牢なコード

この機能は、型システムの厳格性を高め、コードの明確性と信頼性を向上させるために役立ちます。相互排他的型の構文は以下の通りです。ここで、Type1, Type2, ..., TypeN は、相互排他的型を構成する型候補を表します。以下に、相互排他的型の具体的な例を示します。...


Angular アプリのデバッグ:VSCode 以外に使える方法

VSCode で Angular アプリをデバッグするには、以下の準備が必要です。Angular CLI のインストール: npm install -g @angular/cliAngular CLI のインストール:VSCode の拡張機能のインストール: Angular Language Service: Angular アプリのコード補完やシンタックスハイライトを提供します。 Debugger for Chrome: Chrome デバッガーとの統合を提供します。...