TypeScript初心者でも安心!Visual Studio Codeで「File is a CommonJS module」エラーを簡単に非表示にする
Visual Studio Code で「File is a CommonJS module; it may be converted to an ES6 module」エラーを非表示にする方法
[js] File is a CommonJS module; it may be converted to an ES6 module.
これは、CommonJS モジュールを ES6 モジュールに変換することを提案するエラーメッセージです。
このエラーメッセージは、Visual Studio Code の Suggest Code Actions 機能によって表示されます。この機能は、コードを改善するためのヒントや提案を提供します。
このエラーメッセージを非表示にするには、以下の方法があります。
方法 1: Suggest Code Actions を無効にする
- Visual Studio Code のメニューバーから Code > Preferences を選択します。
- Settings エディターが開きます。
- 左側の検索バーに
typescript.suggestCodeActions
と入力します。 - TypeScript > Suggest Code Actions 設定が表示されます。
- Convert to ES6 module チェックボックスをオフにします。
方法 2: ファイルを ES6 モジュールとして保存する
- ファイルを .mjs 拡張子で保存します。
- ファイルの先頭に
import
またはexport
キーワードを追加します。
方法 3: Babel を使用する
Babel は、JavaScript コードを別のバージョンに変換できるツールです。Babel を使用して、CommonJS モジュールを ES6 モジュールに変換することができます。
詳細については、以下のリソースを参照してください。
補足
- CommonJS モジュールは、Node.js でよく使用されるモジュール形式です。
- ES6 モジュールは、JavaScript の最新バージョンで導入された新しいモジュール形式です。
- ES6 モジュールは、CommonJS モジュールよりも多くの機能を備えています。
元コード (CommonJS モジュール)
const greet = require('./greet');
module.exports = function(name) {
return greet(name) + '!';
};
変換後コード (ES6 モジュール)
import greet from './greet';
export default function(name) {
return greet(name) + '!';
}
変換方法
説明
- 元コードでは、
require()
関数を使用してgreet
モジュールをインポートしています。 - 元コードでは、
module.exports
プロパティを使用してモジュールをエクスポートしています。
- 上記のコードはあくまで一例です。実際のコードは、プロジェクトによって異なる場合があります。
- CommonJS モジュールを ES6 モジュールに変換する際には、すべての依存関係を適切に処理する必要があります。
Visual Studio Code で「File is a CommonJS module; it may be converted to an ES6 module」エラーを非表示にするその他の方法
方法 1: 特定のファイルまたはフォルダーに対してエラーを非表示にする
- Visual Studio Code で、エラーが表示されているファイルまたはフォルダーを右クリックします。
- コンテキストメニューから 設定 > ワークスペース設定 を選択します。
- 対象 ドロップダウンリストから ワークスペース または フォルダー を選択します。
方法 2: ESLint 拡張機能を使用する
ESLint は、JavaScript コードの静的解析ツールです。ESLint 拡張機能を使用して、特定の規則を無効にすることができます。
以下の手順で、no-convert-to-es6-module
規則を無効にすることができます。
- Visual Studio Code で、ESLint 拡張機能をインストールします。
- プロジェクトフォルダーに
.eslintrc.json
ファイルを作成します。
{
"extends": ["eslint:recommended"],
"rules": {
"no-convert-to-es6-module": "off"
}
}
方法 3: TypeScript コンパイラーオプションを使用する
TypeScript コンパイラーオプションを使用して、esModuleInterop
オプションを有効にすることができます。このオプションを有効にすると、TypeScript コンパイラーは、CommonJS モジュールと ES6 モジュールを相互運用できるようにします。
以下の手順で、esModuleInterop
オプションを有効にすることができます。
{
"compilerOptions": {
"esModuleInterop": true
}
}
注意事項
- 上記の方法を使用する前に、それぞれの方法の利点と欠点を理解することが重要です。
- 特定のファイルまたはフォルダーに対してエラーを非表示にする方法は、プロジェクト全体にエラーが表示されるのを防ぐのに役立ちますが、他の開発者がコードを理解しにくくする可能性があります。
- ESLint 拡張機能を使用する方法は、特定の規則を無効にするのに役立ちますが、ESLint の設定が複雑になる可能性があります。
- TypeScript コンパイラーオプションを使用する方法は、プロジェクト全体でエラーを非表示にするのに役立ちますが、TypeScript コンパイラーの設定が複雑になる可能性があります。
Visual Studio Code で「File is a CommonJS module; it may be converted to an ES6 module」エラーを非表示にする方法はいくつかあります。それぞれの方法の利点と欠点を理解した上で、プロジェクトに合った方法を選択することが重要です。
typescript visual-studio-code