JSXエラー解決ガイド

2024-09-15

「--jsx」フラグを指定しないとJSXを使用できません:React.js、TypeScript、JSXでのプログラミングに関するエラー

エラーメッセージの意味

このエラーメッセージは、React.jsやTypeScriptの環境でJSXを使用しようとしたときに、--jsxフラグが指定されていないため、JSXの構文が認識できないことを示しています。

JSXとは

JSXは、JavaScriptの拡張構文で、HTMLに似た構文を使用してReactコンポーネントを記述することができます。これは、コードの可読性とメンテナンス性を向上させるために使用されます。

--jsxフラグの役割

--jsxフラグは、コンパイラやビルドツールに、JSX構文を認識し、JavaScriptコードに変換するよう指示します。

解決方法

このエラーを解決するには、以下のいずれかの方法を使用してください。

  1. コンパイラオプションの変更
    • TypeScript
      tsconfig.jsonファイルの compilerOptions セクションに jsx プロパティを追加し、react または react-jsx のいずれかの値を設定します。
    {
      "compilerOptions": {
        "jsx": "react"
      }
    }
    
  2. ビルドツールの設定
    • Webpack
      webpack.config.js ファイルの module.rules セクションに JSX ローダーを追加します。
    module.exports = {
      module: {
        rules: [
          {
            test: /\.(js|jsx)$/,
            exclude: /node_modules/,
            use: {
              loader: 'babel-loader',
              options: {
                presets: ['@babel/preset-react']
              }
            }
          }
        ]
      }
    };
    



「--jsx」フラグを指定しないとJSXを使用できません:エラー解決ガイドとコード例

エラー解決ガイドとコード例

TypeScriptの設定:

tsconfig.json

{
  "compilerOptions": {
    "jsx": "react" // または "react-jsx"
  }
}

この設定により、TypeScriptコンパイラはJSX構文を認識し、JavaScriptコードに変換します。

Webpackの設定:

webpack.config.js

module.exports = {
  module: {
    rules: [
      {
        test: /\.(js|jsx)$/,
        exclude: /node_modules/,
        use: {
          loader: 'babel-loader',
          options: {
            presets: ['@babel/preset-react']
          }
        }
      }
    ]
  }
};

この設定により、WebpackはJSXローダーを使用してJSX構文を処理し、JavaScriptコードに変換します。  

JSXのコード例:

import React from 'react';

function Greeting(props) {
  return (
    <div>
      <h1>Hello, {props.name}!</h1>
    </div>
  );
}

export default Greeting;

このコードでは、JSX構文を使用してReactコンポーネントを定義しています。コンポーネントは、HTMLに似た構文で記述され、JavaScriptの式を埋め込むことができます。




Babelの利用:

Babelは、JavaScriptのトランスパイラで、JSXを含むさまざまな言語機能をサポートしています。Babelを使用することで、--jsxフラグを指定せずにJSXを使用することができます。

module.exports = {
  module: {
    rules: [
      {
        test: /\.(js|jsx)$/,
        exclude: /node_modules/,
        use: {
          loader: 'babel-loader',
          options: {
            presets: ['@babel/preset-react']
          }
        }
      }
    ]
  }
};

Create React Appの使用:

Create React Appは、Reactアプリケーションの開発を簡素化するためのツールキットです。Create React Appを使用すると、JSXの設定が自動的に行われるため、--jsxフラグを指定する必要はありません。

コマンド

npx create-react-app my-app

このコマンドを実行すると、新しいReactアプリケーションが作成され、JSXを使用するための環境が設定されます。

TypeScriptのJSXサポート:

TypeScriptは、JSXをサポートしており、--jsxフラグを指定せずにJSXを使用することができます。

{
  "compilerOptions": {
    "jsx": "react" // または "react-jsx"
  }
}

reactjs typescript jsx



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