【Angular・TypeScript・Angular CLI】Googleマップでエラー「@types/googlemaps/index.d.ts' is not a module」が発生!解決策を徹底解説

2024-10-23

Angular、TypeScript、Angular CLI で発生する "@types/googlemaps/index.d.ts' is not a module" エラーの解決方法

このエラーは、Angular、TypeScript、Angular CLI を使った Google マップ開発において、"@types/googlemaps" という型定義パッケージが正しくインストールまたは設定されていない場合に発生します。このパッケージは、TypeScript コンパイラに Google Maps API の型情報を提供し、開発者がコードを型安全に記述できるようにします。

解決方法

このエラーを解決するには、以下の手順を実行します。

@types/googlemaps パッケージをインストール

npm install @types/googlemaps --save-dev

または

yarn add @types/googlemaps --save-dev

tsconfig.app.json ファイルに "googlemaps" を追加

tsconfig.app.json ファイルを開き、types プロパティに "googlemaps" を追加します。

{
  "compilerOptions": {
    ...
  },
  "types": [
    "googlemaps"
  ]
}

プロジェクトを再起動

上記の手順を実行したら、プロジェクトを再起動して、エラーが解決していることを確認してください。

上記の手順で問題が解決しない場合は、以下の解決策も試してみてください。

  • キャッシュをクリア
npm cache clean --force
  • node_modules フォルダを削除して再インストール
rm -rf node_modules
npm install
  • 古いバージョンの @types/googlemaps パッケージを使用している場合は、最新バージョンに更新
npm install --save-dev @types/googlemaps@latest



<div class="map">
  <google-map [options]="mapOptions" [zoom]="zoom"></google-map>
</div>
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-root',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent {
  mapOptions: google.maps.MapOptions = {
    center: { lat: 37.7749, lng: -122.4194 },
    zoom: 12
  };

  zoom = 12;
}

このコードの説明

  • app.component.ts コンポーネントクラスは、mapOptions プロパティと zoom プロパティを定義します。これらのプロパティは、google-map コンポーネントに渡され、マップのオプションとズームレベルを設定するために使用されます。
  • app.component.html テンプレートは、google-map コンポーネントを使用し、mapOptions プロパティと zoom プロパティを設定して Google マップを表示します。

このコードを拡張して、以下の機能を追加できます。

  • ジオコーディング
  • 経路表示
  • 住所検索
  • マーカーの追加



Ng2Map は、Angular 2+ 向けの包括的な Google マップライブラリです。マーカー、ポリゴン、図形描画、イベントリスナーなど、さまざまな機能を提供します。

Ng2Map を使用する利点

  • 活発なコミュニティがある
  • 多くの機能を備えている
  • 使いやすい

Ng2Map の使用方法

Ng2Map を使用するには、以下の手順を実行します。

  1. Ng2Map パッケージをインストールします。
npm install ng2-maps --save
  1. Ng2Map モジュールをプロジェクトにインポートします。
import { Ng2MapModule } from 'ng2-maps';

@NgModule({
  imports: [
    Ng2MapModule
  ],
  ...
})
export class AppModule {}
  1. コンポーネントで Ng2Map コンポーネントを使用します。
<ng2-map-component [latitude]="latitude" [longitude]="longitude" [zoom]="zoom"></ng2-map-component>

Leaflet ライブラリを使用する

Leaflet は、軽量でオープンソースの JavaScript ライブラリです。モバイル デバイスでのパフォーマンスに優れています。

Leaflet を使用する利点

  • モバイル デバイスに適している
  • オープンソース
  • 軽量

Leaflet の使用方法

npm install leaflet --save
  1. Leaflet CSS ファイルと JavaScript ファイルをプロジェクトにインポートします。
<link rel="stylesheet" href="https://unpkg.com/[email protected]/dist/leaflet.css" />
<script src="https://unpkg.com/[email protected]/dist/leaflet.js"></script>
  1. コンポーネントで Leaflet コードを使用します。
<div id="map"></div>

<script>
  var map = L.map('map').setView([51.505, -0.09], 13);

  L.tileLayer('https://{s}.tile.openstreetmap.org/{z}/{x}/{y}.png', {
    attribution: '&copy; <a href="https://www.openstreetmap.org/copyright">OpenStreetMap</a> contributors'
  }).addTo(map);

  var marker = L.marker([51.505, -0.09]).addTo(map);

  marker.bindPopup('<b>Hello World!</b>').openPopup();
</script>

Google Maps Platform Premium Plan を使用する

Google Maps Platform Premium Plan では、より高度な機能を利用できます。

  • 場所の分析
  • リアルタイムの交通情報

Google Maps Platform Premium Plan を使用するには、Google Cloud Platform コンソールでプロジェクトを作成し、API キーを有効化する必要があります。

上記以外にも、Angular で Google マップを利用する方法はいくつかあります。自分に合った方法を選択してください。


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