Angular-CLI パラメータ解説

2024-10-14

Angular-CLI の --base-href--deploy-url パラメータの違いを日本語で解説

--base-href パラメータ


  • --base-href=/my-app/
  • 影響
    アプリケーションのリンクやリソースのパスを構築するために使用されます。
  • 役割
    アプリケーションのベース URL を指定します。

--deploy-url パラメータ


  • --deploy-url=https://example.com/my-app/
  • 影響
    アプリケーションのビルドプロセス中に、静的アセット(HTML、CSS、JavaScript)のパスを調整します。

両パラメータの関係

  • 例外
    アプリケーションがサブディレクトリにデプロイされる場合、--deploy-url を使用して、ビルドされたアセットのパスを適切に調整します。
  • 基本
    通常は --base-href を使用します。
  • 使い分け
    通常は --base-href を使用し、サブディレクトリデプロイの場合は --deploy-url を追加する。
  • --deploy-url
    ビルドされたアセットのパスをデプロイ先の URL に合わせる。
  • --base-href
    アプリケーションのベース URL を設定する。



ng build --base-href=/my-app/

このコマンドは、アプリケーションをビルドし、my-app サブディレクトリにデプロイすることを想定して、リンクやリソースのパスを調整します。

サブディレクトリにデプロイされる場合

ng build --base-href=/my-app/ --deploy-url=https://example.com/

このコマンドは、アプリケーションをビルドし、https://example.com/my-app/ にデプロイすることを想定して、リンクやリソースのパスを調整します。

ng build --deploy-url=https://example.com/my-app/



サーバーサイドレンダリング (SSR):

  • 方法
    • Angular Universalを使用
    • アプリケーションをサーバー上で実行し、クライアントにレンダリングされたHTMLを提供
  • 利点
    • SEOの改善
    • 初期表示の高速化
    • サーバーサイドのロジックの実行
  • 原理
    アプリケーションをサーバー上でレンダリングし、HTMLをクライアントに送信します。

ビルド後のパス修正:

  • 方法
    • ビルド後のファイルのパスを検索・置換するスクリプトを作成
    • デプロイ先の環境に合わせてパスを修正
  • 利点
    • シンプルなアプローチ
    • 柔軟性
  • 原理
    ビルドされたアセットのパスを、デプロイ先の環境に合わせて手動で修正します。

環境変数:

  • 方法
    • angular.json ファイルの configurations オブジェクトを使用して環境変数を定義
    • ビルド時に環境変数を参照し、パスを調整
  • 利点
    • 複数の環境に対応しやすい
    • 自動化が可能
  • 原理
    アプリケーションの環境変数を設定し、ビルド時にパスを調整します。

ビルドシステムのプラグイン:

  • 方法
  • 利点
    • ビルドシステムの機能を活用できる
  • 原理
    ビルドシステム(Webpack、Rollupなど)のプラグインを使用して、パスを調整します。

angular angular-cli



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