Visual Studio Codeの設定でTypeScriptプロジェクトのコンソールを自動的にインポート
TypeScriptでVisual Studio Codeでコンソールを自動的にインポートする方法
このチュートリアルでは、TypeScriptプロジェクトでVisual Studio Codeを使用してコンソールモジュールを自動的にインポートする方法について説明します。
手順
- Visual Studio CodeでTypeScriptプロジェクトを開きます。
tsconfig.json
ファイルを開きます。- 以下のコードを追加します。
{
"compilerOptions": {
"module": "commonjs",
"target": "es5",
"outDir": "./dist",
"esModuleInterop": true,
"forceConsistentCasingInFileNames": true,
"strict": true,
"skipLibCheck": true,
"esModuleResolution": "node",
"allowSyntheticDefaultImports": true,
"stripWhitespace": true,
"declaration": true,
"sourceMap": true,
"strictNullChecks": true,
"noImplicitAny": true,
"noImplicitReturns": true,
"noFallthroughCasesInSwitch": true,
"noUnusedLocals": true,
"noUnusedParameters": true,
"noEmptyFunctions": true,
"noImplicitThis": true,
"experimentalDecorators": true,
"emitDecoratorMetadata": true,
"lib": ["dom", "esnext"],
"target": "es6",
"moduleResolution": "node",
"allowSyntheticDefaultImports": true,
"skipLibCheck": true,
"esModuleInterop": true,
"forceConsistentCasingInFileNames": true,
"strict": true,
"stripWhitespace": true,
"declaration": true,
"sourceMap": true,
"strictNullChecks": true,
"noImplicitAny": true,
"noImplicitReturns": true,
"noFallthroughCasesInSwitch": true,
"noUnusedLocals": true,
"noUnusedParameters": true,
"noEmptyFunctions": true,
"noImplicitThis": true,
"experimentalDecorators": true,
"emitDecoratorMetadata": true,
"paths": {
"@types/node": ["../node_modules/@types/node/*"],
"@types/*": ["../node_modules/@types/*"]
}
}
}
- ファイルを保存します。
- TypeScriptファイルを保存すると、Visual Studio Codeが自動的にコンソールモジュールをインポートします。
例
// コンソールモジュールをインポートする
import * as console from "console";
// コンソールにログを出力する
console.log("Hello, world!");
説明
tsconfig.json
ファイルの paths
プロパティを使用して、Node.js モジュールのエイリアスを定義できます。この例では、@types/node
モジュールを ../node_modules/@types/node/*
ディレクトリにマップしています。これにより、Visual Studio Codeは console
モジュールを自動的にインポートできます。
- Visual Studio Code 拡張機能
TypeScript-AutoImport
を使用して、コンソールモジュールを含む他のモジュールを自動的にインポートすることもできます。 - この方法は、Node.js プロジェクトでのみ機能します。
{
"compilerOptions": {
"module": "commonjs",
"target": "es5",
"outDir": "./dist",
"esModuleInterop": true,
"forceConsistentCasingInFileNames": true,
"strict": true,
"skipLibCheck": true,
"esModuleResolution": "node",
"allowSyntheticDefaultImports": true,
"stripWhitespace": true,
"declaration": true,
"sourceMap": true,
"strictNullChecks": true,
"noImplicitAny": true,
"noImplicitReturns": true,
"noFallthroughCasesInSwitch": true,
"noUnusedLocals": true,
"noUnusedParameters": true,
"noEmptyFunctions": true,
"noImplicitThis": true,
"experimentalDecorators": true,
"emitDecoratorMetadata": true,
"lib": ["dom", "esnext"],
"target": "es6",
"moduleResolution": "node",
"allowSyntheticDefaultImports": true,
"skipLibCheck": true,
"esModuleInterop": true,
"forceConsistentCasingInFileNames": true,
"strict": true,
"stripWhitespace": true,
"declaration": true,
"sourceMap": true,
"strictNullChecks": true,
"noImplicitAny": true,
"noImplicitReturns": true,
"noFallthroughCasesInSwitch": true,
"noUnusedLocals": true,
"noUnusedParameters": true,
"noEmptyFunctions": true,
"noImplicitThis": true,
"experimentalDecorators": true,
"emitDecoratorMetadata": true,
"paths": {
"@types/node": ["../node_modules/@types/node/*"],
"@types/*": ["../node_modules/@types/*"]
}
}
}
index.ts
// コンソールモジュールを自動的にインポート
import * as console from "console";
// コンソールにログを出力
console.log("Hello, world!");
このコードの説明
index.ts
ファイルは、TypeScript コードを含むエントリポイントファイルです。この例では、console
モジュールを自動的にインポートし、console.log()
関数を使用して "Hello, world!" というメッセージをコンソールにログ出力します。tsconfig.json
ファイルは、TypeScript コンパイラの設定を指定します。この例では、module
オプションをcommonjs
に設定して、Node.js 互換の CommonJS モジュールを使用することを指定しています。また、paths
プロパティを使用して、@types/node
モジュールのエイリアスを定義しています。
このコードを実行する方法
- 上記のコードを
tsconfig.json
とindex.ts
という名前の 2 つのファイルに保存します。 - Visual Studio Code で、
index.ts
ファイルを開きます。 - コンソールに "Hello, world!" というメッセージが表示されます。
- このコードは、Node.js 環境で実行する必要があります。
Visual Studio CodeでTypeScriptプロジェクトのコンソールを自動的にインポートする方法:代替方法
@types/node パッケージをインストールする
以下のコマンドを使用して、@types/node
パッケージをインストールします。
npm install @types/node
このパッケージをインストールすると、Visual Studio Code は Node.js の組み込みモジュールに対する型定義を認識できるようになり、コンソールモジュールの自動インポートが可能になります。
Visual Studio Codeの設定を使用する
Visual Studio Codeの設定を使用して、コンソールモジュールの自動インポートを有効にすることもできます。以下の手順を実行します。
- Visual Studio Code で、
Ctrl + Shift + P
(Windows) またはCmd + Shift + P
(Mac) を押して、コマンドパレットを開きます。 editor.typescript.autoImport
と入力し、コマンドを選択します。- ドロップダウンメニューから
on
を選択します。
この設定を有効にすると、Visual Studio Code は、console
モジュールを含む未使用のモジュールの自動インポートを試みます。
TypeScript拡張機能を使用する
TypeScript拡張機能を使用して、コンソールモジュールの自動インポートを有効にすることもできます。人気の拡張機能には、以下のようなものがあります。
これらの拡張機能は、Visual Studio Code Marketplace からインストールできます。
どの方法を選択すべきか
使用する方法は、個人の好みとプロジェクトのニーズによって異なります。
- より多くのカスタマイズと制御 を求める場合は、Visual Studio Codeの設定またはTypeScript拡張機能を使用する方法がおすすめです。
- シンプルで軽量な方法 を求める場合は、
@types/node
パッケージをインストールする方法がおすすめです。
typescript visual-studio-code