NVMでNode.jsのバージョン変更をマスター!初心者向けチュートリアル
NVMを使ってNode.jsのバージョンを変更する方法
NVM(Node Version Manager)は、Node.jsの複数のバージョンを簡単にインストールして切り替えることができるツールです。ここでは、NVMを使用してNode.jsのバージョンを変更する方法を、シェルコマンドを用いて説明します。
前提条件
- NVMがインストールされていること
- 変更したいNode.jsのバージョンを知っていること
手順
- 現在インストールされているNode.jsのバージョンを確認する
nvm ls
nvm install <version>
<version>
には、インストールしたいNode.jsのバージョンを指定します。例:
nvm install 16.14.2
- インストールしたバージョンに切り替える
nvm use <version>
nvm use 16.14.2
- 切り替えが完了したことを確認する
node -v
上記のコマンドを実行すると、切り替えたNode.jsのバージョンが表示されます。
補足
- デフォルトのNode.jsバージョンを設定するには、以下のコマンドを使用します。
nvm alias default <version>
- 特定のプロジェクトで使用するNode.jsのバージョンを設定するには、プロジェクトディレクトリに
.nvmrc
ファイルを作成し、以下の内容を記述します。
nvm use <version>
注意事項
- Node.jsのバージョンを変更すると、グローバルにインストールされているnpmパッケージもそのバージョンに合わせたものが使用されます。
- プロジェクトによっては、特定のNode.jsバージョンが必要となる場合があります。プロジェクトの要件に合わせてバージョンを切り替えてください。
NVMを使ったNode.jsバージョン変更のサンプルコード
以下のコードは、NVMを使ってNode.jsのバージョンを変更する例です。
# 現在インストールされているNode.jsのバージョンを確認する
nvm ls
# 16.14.2バージョンのNode.jsをインストールする
nvm install 16.14.2
# 16.14.2バージョンに切り替える
nvm use 16.14.2
# 切り替えが完了したことを確認する
node -v
このコードを実行すると、以下の結果が表示されます。
当前已安装的版本:
6.10.3
14.15.1
现在使用的是: 16.14.2
v16.14.2
1行目で、現在インストールされているNode.jsのバージョンを確認できます。2行目で、16.14.2バージョンのNode.jsをインストールします。3行目で、16.14.2バージョンに切り替えます。4行目で、切り替えが完了したことを確認します。
- このコードは、bashシェルを使用しています。他のシェルを使用している場合は、コマンド名が異なる場合があります。
nvm use <version>
このコードを参考に、NVMを使ってNode.jsのバージョン変更を自在に行ってみてください。
NVMを使わないでNode.jsのバージョンを変更する方法
NVMを使わずにNode.jsのバージョンを変更する方法もありますが、非推奨です。NVMを使うよりも複雑で、問題が発生する可能性が高くなります。
方法 1:Node.jsのバイナリファイルを直接ダウンロードしてインストールする
- ダウンロードしたバイナリファイルを適切なディレクトリに解凍します。
- 解凍したディレクトリ内の
bin
フォルダにある実行ファイルを、システムのPATH環境変数に追加します。
例:
export PATH=/path/to/node/bin:$PATH
- 変更が完了したことを確認するには、以下のコマンドを実行します。
node -v
方法 2:ソースコードからNode.jsをコンパイルしてインストールする
- ダウンロードしたソースコードを解凍します。
- 解凍したディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。
./configure
make
make install
node -v
- 上記の方法でNode.jsをインストールすると、システムにインストールされている既存のNode.jsバージョンと競合する可能性があります。
- Node.jsのソースコードをコンパイルするには、Cコンパイラなどの開発ツールが必要です。
- この方法は、上級者向けの方法です。初心者の方には、NVMを使った方法を推奨します。
Node.jsのバージョン変更は、NVMを使うことを強く推奨します。
node.js shell nvm