AngularとFirebaseでシングルページアプリケーションを開発しよう!

2024-07-27

Angularにおけるルーティングとは?

ルーティングの仕組み

Angularのルーティングは、主に以下の要素で構成されています。

  • router-outlet コンポーネント
    ルーティング先のコンポーネントを表示するためのコンポーネントです。
  • router-link ディレクティブ
    テンプレート内でリンクを作成するために使用するディレクティブです。
  • RouterModule
    ルーティングの設定を定義するためのモジュールです。Routeの配列などを設定します。
  • Route
    どのURLがどのコンポーネントに対応するかを定義する情報です。パス、コンポーネントクラス、データなどを含みます。
  • Router
    ルーティングを管理するクラスです。URLの変化を監視し、対応するコンポーネントを表示します。

以下は、Angularのルーティングの例です。

const routes: Routes = [
  { path: '', component: HomeComponent },
  { path: 'about', component: AboutComponent },
  { path: 'products', component: ProductsComponent },
  { path: 'products/:id', component: ProductDetailComponent },
];

@NgModule({
  imports: [RouterModule.forRoot(routes)],
  exports: [RouterModule]
})
export class AppRoutingModule { }

この例では、以下のルートが定義されています。

  • /products/:id: ProductDetailComponent コンポーネントを表示します。:id は製品IDを表すパラメータです。
  • /products: ProductsComponent コンポーネントを表示します。

上記の例では、router-link ディレクティブを使用して、これらのルートへのリンクを作成することができます。

<a routerLink="/">Home</a>
<a routerLink="/about">About</a>
<a routerLink="/products">Products</a>

これらのリンクをクリックすると、対応するコンポーネントが router-outlet コンポーネントに表示されます。

Firebaseとの連携

Firebaseと連携することで、Angularのルーティングをさらに拡張することができます。例えば、Firebase Authenticationを使用して、ユーザー認証に基づいて特定のルートへのアクセスを制限することができます。また、Firebase Realtime Databaseを使用して、ルートデータを動的に更新することもできます。




必要なもの

  • Angular CLI
  • Firebaseアカウント
  • npm
  • Node.js

手順

  1. Firebaseプロジェクトを作成し、RealTime Databaseを有効にします。
  2. 以下のコマンドを実行して、Angularプロジェクトを作成します。
ng new angular-firebase-todo
  1. プロジェクトディレクトリに移動します。
cd angular-firebase-todo
  1. 以下のコマンドを実行して、Firebaseに接続します。
firebase use <your-firebase-project-id>
  1. 以下のコマンドを実行して、AngularFireモジュールをインストールします。
npm install @angular/fire @angular/fire/database
  1. src/app/app.module.ts ファイルを編集し、AngularFireモジュールをインポートして設定します。
import { NgModule } from '@angular/core';
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';
import { AppComponent } from './app.component';
import { environment } from './environments/environment';
import { AngularFireModule } from '@angular/fire';
import { AngularFireDatabaseModule } from '@angular/fire/database';

@NgModule({
  declarations: [
    AppComponent
  ],
  imports: [
    BrowserModule,
    AngularFireModule.initializeApp(environment.firebase),
    AngularFireDatabaseModule
  ],
  providers: [],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }
  1. src/app/app.component.ts ファイルを編集し、Firebase Realtime Databaseからデータを読み書きするコードを追加します。
import { Component } from '@angular/core';
import { AngularFireDatabase } from '@angular/fire/database';

@Component({
  selector: 'app-root',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent {
  todos: any[] = [];

  constructor(private db: AngularFireDatabase) {
    this.db.list('todos').snapshotChanges().subscribe(changes => {
      this.todos = changes.map(change => ({
        key: change.key,
        value: change.payload.val()
      }));
    });
  }

  addTodo(todo: string) {
    this.db.list('todos').push({
      text: todo,
      completed: false
    });
  }

  toggleTodo(key: string, completed: boolean) {
    this.db.object(`todos/${key}`).update({
      completed: completed
    });
  }

  deleteTodo(key: string) {
    this.db.object(`todos/${key}`).remove();
  }
}
  1. src/app/app.component.html ファイルを編集し、ToDoリストのテンプレートを追加します。
<h1>ToDoリスト</h1>

<input type="text" [(ngModel)]="newTodo" placeholder="新しいToDoを追加">
<button (click)="addTodo(newTodo)">追加</button>

<ul>
  <li *ngFor="let todo of todos">
    <input type="checkbox" [(ngModel)]="todo.completed" (change)="toggleTodo(todo.key, todo.completed)">
    {{ todo.text }}
    <button (click)="deleteTodo(todo.key)">削除</button>
  </li>
</ul>
  1. 以下のコマンドを実行して、開発サーバーを起動します。
ng serve
  1. ブラウザで http://localhost:4200 にアクセスすると、ToDoアプリが表示されます。



データベース

ストレージ

ホスティング

ファンクション

機械学習

分析

これらの機能を組み合わせることで、さまざまな種類のWebアプリケーションを作成することができます。


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