Webフォントサービス、@font-face、システムフォント…Webサイトに非標準フォントを追加する方法を徹底解説

2024-04-05

ウェブサイトに非標準フォントを追加する方法

Webフォントサービスを使う

メリット:

  • 手軽に導入できる
  • 多くのフォントが利用可能
  • ライセンス管理が不要
  • ページの読み込み速度が遅くなる場合がある
  • 無料プランでは使えるフォントが制限されている場合がある

Webフォントサービスを使う手順:

  1. サービスサイトで好きなフォントを選ぶ
  2. コードをコピーする
  3. HTMLファイルにコードを貼り付ける

例:

<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&display=swap" rel="stylesheet">

上記は、Google Fontsから「Noto Sans JP」フォントを追加する例です。

@font-face を使う

  • より多くのフォントフォーマットに対応できる
  • フォントファイルを自サーバーで管理できる
  • コード量が多くなる

@font-face を使う手順:

  1. フォントファイルをダウンロードする
  2. フォントファイルをWebサーバーにアップロードする
  3. CSSファイルに以下のコードを記述する
@font-face {
  font-family: "MyFont";
  src: url("fonts/MyFont.woff2") format("woff2"),
       url("fonts/MyFont.woff") format("woff");
}

body {
  font-family: "MyFont", sans-serif;
}

上記は、「MyFont」というフォントを追加する例です。

システムフォントを使う

  • ページの読み込み速度が速い
  • 特別な設定が不要
  • 利用できるフォントが限られる
  • デザインの自由度が低い

システムフォントを使う例:

body {
  font-family: "游ゴシック", sans-serif;
}

ウェブサイトに非標準フォントを追加するには、いくつかの方法があります。それぞれの方法のメリットとデメリットを理解した上で、サイトの状況に合わせて最適な方法を選択してください。




Webフォントサービスを使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>サンプルコード</title>
  <link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&display=swap" rel="stylesheet">
</head>
<body>
  <h1>これは見出しです</h1>
  <p>これは本文です</p>
</body>
</html>

ポイント:

  • <head> タグ内に link 要素を追加する
  • href 属性には、フォントファイルのURLを指定する
  • family パラメータには、フォントファミリー名を指定する

@font-face を使う

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>サンプルコード</title>
  <link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
  <h1>これは見出しです</h1>
  <p>これは本文です</p>
</body>
</html>
@font-face {
  font-family: "MyFont";
  src: url("fonts/MyFont.woff2") format("woff2"),
       url("fonts/MyFont.woff") format("woff");
}

body {
  font-family: "MyFont", sans-serif;
}
  • @font-face ルールを使って、フォントファイルの情報を記述する
  • src プロパティには、フォントファイルのURLとフォーマットを指定する
  • body セレクタを使って、フォントファミリーを適用する

システムフォントを使う

例: 「游ゴシック」フォントを使用する

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>サンプルコード</title>
</head>
<body>
  <h1>これは見出しです</h1>
  <p>これは本文です</p>
</body>
</html>




ウェブサイトに非標準フォントを追加するその他の方法

Webフォントキットは、フォントファイル、CSSファイル、ライセンス情報などがまとめて提供されるパッケージです。Webフォントサービスよりも細かい設定が可能で、自サーバーでフォントファイルを管理することもできます。

自力でフォントファイルをWebフォントに変換する

WebフォントサービスやWebフォントキットを使わずに、自力でフォントファイルをWebフォントに変換することもできます。ただし、フォントファイルフォーマットの知識や変換ツールが必要になります。

画像としてフォントを使う

どうしても希望のフォントをWebフォントとして使えない場合は、画像としてフォントを使う方法もあります。ただし、画像ファイルのサイズが大きくなることや、文字検索機能が使えなくなるなどのデメリットがあります。


html css fonts


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