Angularプロジェクトにおける「core-js」と「@angular-devkit/build-angular」のバージョン不一致によるエラー解決

Angular で発生するエラー「Error: Can't resolve 'core-js/es7/reflect' in '\node_modules@angular-devkit\build-angular\src\angular-cli-files\models'」の解決策

方法 1: core-js のバージョンをダウングレードする

1. package.json ファイルを開きます。
2. core-js のバージョンを 2.5.7 以下にダウングレードします。例：

{
  "dependencies": {
    "core-js": "^2.5.7"
  }
}

1. npm install または yarn install コマンドを実行して、依存関係を再インストールします。

方法 2: 'es' フォルダ名にバージョン番号を含めない

1. node_modules/core-js/es7 フォルダ名を node_modules/core-js/es に変更します。
2. プロジェクトを再起動します。

補足:

• 上記の方法はあくまで暫定的な解決策であり、根本的な原因は今後の Angular および core-js のバージョンアップで修正される可能性があります。

package.json

{
  "dependencies": {
    "@angular/cli": "^13.0.0",
    "core-js": "^3.0.0"
  }
}

polyfills.ts

import "core-js/es7/reflect";

app.component.ts

import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-root',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent {
  title = 'Angular App';
}

<div>
  <h1>{{ title }}</h1>
</div>

h1 {
  color: red;
}

このコードを実行すると、以下のエラーが発生します。

ERROR in ./src/polyfills.ts
Module not found: Error: Can't resolve 'core-js/es7/reflect' in '\node_modules\@angular-devkit\build-angular\src\angular-cli-files\models'

このエラーを解決するには、上記の説明にある方法 1 または方法 2 を実行する必要があります。

注:

• このコードはあくまでサンプルであり、実際のプロジェクトで使用されるコードとは異なる場合があります。
• エラーメッセージやファイル名は、プロジェクト環境によって異なる場合があります。

Angular で発生するエラー「Error: Can't resolve 'core-js/es7/reflect' in '\node_modules@angular-devkit\build-angular\src\angular-cli-files\models'」のその他の解決策

方法 3: TypeScript コンパイラーオプションを変更する

1. 以下のオプションを追加または変更します。

{
  "compilerOptions": {
    "moduleResolution": "node",
    "esModuleInterop": true,
    "target": "es6"
  }
}

方法 4: 'tslib' パッケージを使用する

1. tslib パッケージをインストールします。

npm install tslib

1. polyfills.ts ファイルの先頭に以下の行を追加します。

import 'tslib';

方法 5: 'reflect-metadata' パッケージを使用する

1. reflect-metadata パッケージをインストールします。

npm install reflect-metadata

import 'reflect-metadata';

注意事項:

• これらの方法は、すべての状況で有効とは限りません。
• 複数の方法を組み合わせると、予期しない動作を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。