Angular MaterialでMatDatepickerの日付形式をDD/MM/YYYYに変更する方法（最も簡単な方法から）

2024-06-22

Angular MaterialでMatDatepickerの日付形式をDD/MM/YYYYに変更する方法

MatDatepickerの日付形式をDD/MM/YYYYに変更する最も簡単な方法は、MY_DATE_FORMATという定数を定義して、parseとdisplayプロパティを設定することです。

const MY_DATE_FORMAT = {
  parse: {
    dateInput: 'DD/MM/YYYY' // 入力から日付を解析する方法を指定します
  },
  display: {
    dateInput: 'DD/MM/YYYY', // 入力に表示される日付形式を指定します
    monthYearLabel: 'MMMM YYYY', // 月と年のラベルの形式を指定します
    dateA11yLabel: 'LL', // アクセシビリティラベルの日付形式を指定します
    monthYearA11yLabel: 'MMMM YYYY' // アクセシビリティラベルの月と年の形式を指定します
  }
};

この定数をMatDatepickerModuleをインポートするモジュールで定義し、MAT_DATE_FORMATSプロバイダに提供する必要があります。

import { MatDatepickerModule } from '@angular/material/datepicker';
import { MY_DATE_FORMAT } from './my-date-format';

@NgModule({
  imports: [
    MatDatepickerModule
  ],
  providers: [
    { provide: MAT_DATE_FORMATS, useValue: MY_DATE_FORMAT }
  ]
})
export class MyModule { }

このコードを導入すると、MatDatepickerコンポーネントで選択された日付はDD/MM/YYYY形式で表示されます。

補足:

上記のコードは、Angular Material 7以降で使用できます。古いバージョンの場合は、MAT_DATE_FORMATSプロバイダの構造が異なる場合があります。
MY_DATE_FORMAT定数をカスタマイズして、ニーズに合わせて日付形式をさらに調整することができます。

Angular MaterialでMatDatepickerの日付形式をDD/MM/YYYYに変更するサンプルコード

my-date-format.tsファイルを作成し、MY_DATE_FORMAT定数を定義します。

const MY_DATE_FORMAT = {
  parse: {
    dateInput: 'DD/MM/YYYY'
  },
  display: {
    dateInput: 'DD/MM/YYYY',
    monthYearLabel: 'MMMM YYYY',
    dateA11yLabel: 'LL',
    monthYearA11yLabel: 'MMMM YYYY'
  }
};

app.component.htmlファイルでMatDatepickerコンポーネントを使用します。

<mat-form-field>
  <mat-label>日付を選択してください</mat-label>
  <input matInput [matDatepicker]="myDatepicker" placeholder="例: 01/01/2024">
  <mat-datepicker #myDatepicker></mat-datepicker>
</mat-form-field>

app.component.tsファイルでMY_DATE_FORMAT定数をMatDatepickerModuleに提供します。

import { Component } from '@angular/core';
import { MatDatepickerModule } from '@angular/material/datepicker';
import { MY_DATE_FORMAT } from './my-date-format';

@Component({
  selector: 'app-root',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent {
  constructor() { }
}

@NgModule({
  imports: [
    MatDatepickerModule
  ],
  providers: [
    { provide: MAT_DATE_FORMATS, useValue: MY_DATE_FORMAT }
  ],
  declarations: [
    AppComponent
  ],
  bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }

このサンプルコードは、基本的な使用方法を示すものです。必要に応じて、独自の要件に合わせてカスタマイズすることができます。

Angular MaterialでMatDatepickerの日付形式を変更するその他の方法

Moment.jsライブラリを使用すると、日付を様々な形式で解析および表示することができます。MatDatepickerとMoment.jsを組み合わせることで、日付形式をより柔軟に制御することができます。

カスタムパイプを作成して、MatDatepickerに入力された日付をDD/MM/YYYY形式に変換することができます。これは、より複雑な日付形式処理が必要な場合に役立ちます。

ngx-datepickerなどのサードパーティライブラリは、MatDatepickerよりも多くの機能とオプションを提供している場合があります。これらのライブラリを使用して、日付形式をニーズに合わせてカスタマイズすることができます。

それぞれの方法の長所と短所

Moment.jsライブラリを使用する:
- 長所: 柔軟性が高い、多くの形式に対応している
- 短所: 追加のライブラリをインストールする必要がある、複雑になる可能性がある
カスタムパイプを使用する:
- 長所: コードを完全に制御できる
- 短所: 複雑になる可能性がある、テストが必要
ngx-datepickerなどのサードパーティライブラリを使用する:
- 長所: 使いやすい、多くの機能を提供している
- 短所: ライブラリのメンテナンス状況に依存する、プロジェクトのサイズが大きくなる

最善の方法の選択

使用する方法は、要件とスキルレベルによって異なります。シンプルな日付形式変更の場合は、MY_DATE_FORMAT定数を定義する方法が最良の方法です。より複雑な日付形式処理が必要な場合は、Moment.jsライブラリ、カスタムパイプ、またはサードパーティライブラリを使用することを検討してください。

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